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セッションとPVの違いとは?セッション数やPV数を増やす方法やメリットも解説

セッションとPVの違いとは?セッション数やPV数を増やす方法やメリットも解説
DeepEditor

「セッションとPVの違いはなんだろう」Web担当者の方で、そのようなお悩みを抱えていませんか?セッションはユーザーがサイトを訪れてから退出するまでの流れ、PVはページの閲覧数を表します。本記事では、セッションとPVの違いを具体例も交えて解説しました。さらにGoogleアナリティクスで調べる方法や、PVやセッション数を増やす方法やメリットも解説しています。Web担当者の方は、ぜひ参考にしてください。

セッションとPVの違いを解説の前に

セッションとPVの違いを解説の前に「セッション」「PV」を解説します。

セッションとは

セッションとは、特定のユーザーがWebサイトにアクセスしてから、そのユーザーがウェブサイトを閉じるまでの時間のことを指します。

例えば、あるユーザーがウェブサイトにアクセスし、商品ページを閲覧してから、カートに商品を追加し、購入手続きを完了した場合、これらのアクションは一つのセッション内で行われたと考えられます。

ただし、セッションには時間制限があります。ユーザーがWebサイトにアクセスしてから30分以上経過すると、新しいセッションとしてカウントされます。

セッションの理解は、Webサイトのトラフィックやユーザーの行動を把握する上で非常に重要です。マーケティング担当者は、セッション数やセッションあたりのPV(ページビュー)数、平均セッション時間などを分析して、Webサイトの改善点やユーザーのニーズを把握し、効果的なマーケティング戦略を立てるようにしましょう。

PVとは

PV数(ページビュー数)とは、Webサイトの特定のページが表示された回数を数える指標です。

あるユーザーがWebサイトにアクセスし、トップページを閲覧した場合、1つのPV数がカウントされます。同じユーザーが、その後商品ページやお問い合わせページを閲覧した場合にも、それぞれのPV数がカウントされます。また、同じユーザーが何度も同じページを閲覧した場合でも、それぞれ別々のPV数としてカウントされます。

Webマーケティングにおいて、PV数はWebサイトのトラフィック状況を把握するために重要な指標です。例えば、あるページのPV数が多い場合は、そのページに関心があるユーザーが多いことが考えられるでしょう。また、ページビュー数が少ない場合は、そのページに問題がある可能性があるため、改善のための施策を考えなければなりません。

セッションとPVの違いを具体的に解説

ここでは、セッションとPVの違いを具体的に解説します。

セッション数はユーザーの一連のアクションをまとめた指標

セッション数はユーザーの一連のアクションをまとめた指標です。下記にセッション数の具体例を紹介します。

  1. あるユーザーがウェブサイトを訪問し、ホームページを閲覧する。
  2. ユーザーがブログ記事を開き、5分間閲覧する。
  3. ユーザーがカテゴリーページを訪問し、商品を閲覧する。
  4. ユーザーが商品ページに進み、商品をカートに入れる。
  5. ユーザーが決済ページに進み、商品を購入する。
  6. ユーザーがウェブサイトを閉じる。

この場合、ユーザーの行動は複数のページやアクションを含んでいますが、すべてを一つのセッションとしてカウントされます。このセッション数は、ユーザーの一連のアクションをトラッキングし、ウェブサイトの改善点を見つけるための重要な指標となります。

PV数はWebサイトの特定のページの人気を測定する指標

下記にPV数の具体例を紹介します。

  1. Webサイトのホームページが、一定期間内に1000回閲覧された。
  2. あるブログ記事が、一定期間内に500回閲覧された。
  3. 商品ページAが、一定期間内に200回閲覧された。
  4. 商品ページBが、一定期間内に100回閲覧された。

このように、PV数はWebサイトの特定のページがどの程度の頻度で閲覧されているかを測定するために使用されます。例えば、閲覧数が少ないページは改善が必要であることを示唆しており、閲覧数の多いページは注目を集めているコンテンツであることがわかるでしょう。PV数によってWebサイトの改善や戦略の立て方に役立ちます。

セッションやPVの目安はWebサイトのジャンルによって異なる

セッション数やPV数の目安が、Webサイトのジャンルによって異なる理由は、Webサイトの目的やコンテンツの種類、訴求するターゲット層などによって、ユーザーの行動パターンが異なるからです。

例えば、ニュースサイトの場合、記事を読んだ後に次の記事に移動するためセッション数が高く、一方でECサイトでは商品を閲覧する時間が長くなるためセッション数が低く、PV数が高くなる傾向があります。

ジャンルによって異なる指標の傾向を理解することで、Webサイトのパフォーマンスをより正確に評価し、改善の方向性を見出すことにつながるでしょう。

セッションとPVと間違えやすい指標

ここでは、セッションとPVと間違えやすい指標の「UU数」「インプレッション数」を解説します。

UU数とは

UU数とは、同じユーザーが複数回アクセスしても、1つのユーザーとしてカウントされることを意味します。例えば、あるユーザーが1日に2回Webサイトを訪れた場合でも、UU数は1人分となります。

UU数は、Webサイトを訪れたユーザーの数をカウントすることで、Webサイトの訪問者数を把握するために使用されます。UU数は、PV数やセッション数と同様に、Webサイトのパフォーマンスを測定するための重要な指標の1つです。

インプレッション数とは

インプレッション数とは、広告やコンテンツが表示された回数を表す指標です。具体的には、WebページやSNSなどのデジタルメディアで、広告やコンテンツが表示された際にカウントされます。例えば、ある広告が1,000回表示された場合、その広告のインプレッション数は1,000となります。

インプレッション数は、Webマーケティングにおいては、広告キャンペーンの成果を測定する際に重要な指標です。また、インプレッション数は、コンテンツの露出量を測定することにより、広告やコンテンツの改善に役立ちます。

PVやセッション数をGoogleアナリティクスで調べる方法

PVやセッション数は、Googleアナリティクスなどのウェブ解析ツールを使って測定することができます。

GoogleアナリティクスでPV数を確認する方法です。

  1. Googleアナリティクスにログインする
  2. GA4の左メニューバーから「レポート」を選択
  3. エンゲージメントからイベントと進む
  4. 「Page View」の項目を選択

「Page View」の項目を選択することで、サイト全体のPV数を確認することができます。

Googleアナリティクスでセクション数を確認する方法です。

  1. Googleアナリティクスにログインする
  2. GA4の左メニューバーから「レポート」を選択
  3. 集客からトラフィックを選択

「集客からユーザー獲得」「エンゲージメントからエンゲージメントの概要」などでもセッション数を確認ができます。

PVやセッション数を増やすメリット

PVやセッション数を増やすメリットは下記の2つです。

  • コンバージョンにつながりやすくなる
  • 検索エンジンからの評価が得られやすい

コンバージョンにつながりやすくなる

PVやセッション数を増やすことで、潜在的な顧客層にリーチできるため、コンバージョンにつながりやすい傾向が強いです。具体的には、多くのアクセスがあると、商品やサービスに興味を持っている人の割合も高くなります。また、サイト内での滞在時間やページビュー数も増えるため、商品やサービスに対する理解度が高まり、購入につながるかもしれません。

検索エンジンからの評価が得られやすい

PVやセッション数が増えると、検索エンジンの評価が上昇する傾向があります。それは、検索エンジンがユーザーに最適な検索結果を提供するために、人気のあるサイトを高く評価するからです。つまり、PVやセッション数が多いサイトは、ユーザーにとって価値が高いとみなされ、検索エンジンの評価が高まることがあります。

また、PVやセッション数が多いサイトは、検索エンジンのクローラーが頻繁に訪問することが多く、クローラーがサイトの更新状況を素早く把握することができるため、検索エンジンのインデックスに早く反映される可能性も期待できるでしょう。

PVやセッション数を増やす方法

PVやセッション数を増やす方法は下記の5つです。

  • SEO対策で検索順位を上げる
  • SNSの活用
  • コンテンツマーケティングの実施
  • 適切な内部リンクで回遊率を上げる
  • ユーザー体験の向上

それぞれ詳しく解説していきます。

SEO対策で検索順位を上げる

PVやセッション数を増やすためには、検索エンジン最適化(SEO)対策が有効です。検索エンジンは、ユーザーが求める情報をできるだけ正確に提供するため、検索エンジンの評価基準に沿ったSEO対策を行うことで、サイトの評価を上げ、検索順位を上げることができます。

検索順位が上がると、多くのユーザーにアクセスしてもらえるため、PVやセッション数が増える可能性が高くなります。また、検索エンジンからのアクセスは、潜在的な顧客につながる可能性が高く、コンバージョン率を高めることにもつながるでしょう。

SEO対策は専門的な知識が必要なことが多いために、自社にリソースがない場合は、外注を検討してみましょう。

SNSの活用

SNSは、多くの人が利用しているプラットフォームであり、ユーザーの興味や嗜好に合わせた情報を提供することができるため、PVやセッション数を増やす効果が期待できます。

また、SNS上でのシェアや拡散が生まれやすく、リンクを貼ることでサイトへの流入数が見込めるでしょう。しかし、SNSは適切な戦略を持って活用しなければ効果的にPVやセッション数を増やすことはできません。

SNSを活用することで、ユーザーとの関係構築やサイトへのアクセス数増加など、さまざまなメリットがあります。

コンテンツマーケティングの実施

PVやセッション数を増やす方法として、コンテンツマーケティングを実施することが有効です。コンテンツマーケティングとは、企業が提供するコンテンツを通じて、顧客との関係構築や商品・サービスの認知度向上を目的としたマーケティング方法です。

コンテンツマーケティングは、有益で魅力的なコンテンツを提供することで、ユーザーの検索意図にマッチしたコンテンツを提供することができ、SEO対策の一環としても活用できます。

また、ユーザーにとって魅力的なコンテンツは、口コミやシェアの形で情報が広がるため、PVやセッション数を増やす効果が期待できるでしょう。

ただし、コンテンツマーケティングは、多くのリソースと知識、時間がかかるために中長期的な戦略を立てなければいけません。

適切な内部リンクで回遊率を上げる

PVやセッション数を増やす方法として、適切な内部リンクで回遊率を上げることが有効です。内部リンクとは、同じサイト内で別のページにリンクを貼ることで、ユーザーがサイト内を回遊することを促すものです。

適切な内部リンクを設定することで、ユーザーがサイト内を巡回する機会が増え、PV数やセッション数の増加に繋がります。また、ページを離脱する前に別のページに誘導することで、離脱率が下がり、セッション時間の延長にもつながります。

ただし、内部リンクの設定が乱雑で無意味な場合は、逆にユーザーに混乱を与えかねません。

適切な内部リンクを設定することで、PVやセッション数の増加、離脱率の低下、セッション時間の延長、SEO対策の効果など、さまざまなメリットがあります。

ユーザー体験の向上

ユーザー体験が良好なサイトは、ユーザーが長く滞在したり、再訪したりする可能性が高くなり、PVやセッション数の増加につながります。

例えば、ページの読み込み速度が遅かったり、ナビゲーションがわかりにくかったりすると、ユーザーはストレスを感じる可能性が高く、離脱してしまうことがあります。

ユーザー体験の向上は、サイトの訪問者にとって有益なことであり、それに伴ってサイトのPVやセッション数も増加するため、自社にとっても大きなメリットがあります。

セッションとPVの違い|まとめ

今回は、セッションとPVの違いについて解説しました。

セッションとPVは、Webサイトのトラフィックを分析する上で重要な指標です。セッション数は、ユーザーがサイトをどれだけ利用しているかを示し、PV数はサイトのページの閲覧数を示すため、Webサイトの改善点を特定し、コンバージョン率を向上させるために重要な役割を果たします。

セッションとPVの違いをしっかりと把握し、効果的なサイト運営を行っていきましょう。

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