2021年10月27日 -

「成果報酬型 SEO」とは?概要や特徴、メリット・デメリット、リスクなども解説!

自社でWebサイトを運営する際、Webマーケティング施策の1つとしてSEOがあります。
SEOとは「Search Engine Optimization」の略で、ユーザーがある特定のキーワードを検索した際、自社で運用するWebサイトが検索上位に表示されるようにする対策のことです。

今回は「成果報酬型 SEO」に焦点を当て、その概要や特徴、メリット・デメリット、リスクなどをご紹介します。気になるポイントを一挙確認してしまいましょう。

「成果報酬型SEO」とは?

「成果報酬型 SEO」とは、SEOを業者に頼んだ際、対策キーワード(クエリ)が、目標検索順位に到達した場合に報酬を支払うサービス形態の一種です。

多くの場合、依頼したキーワードが10位以内にランクインした日から、その順位をキープし続けた日数で費用を算出します。

例えば、1位〜5位は費用設定が6位〜10位までに比べて高くなりがちです。
また1位に特に高い料金を設定する業者も多く、SEO業者によって料金発生時のコスト体系は異なります。

さらに、成果報酬以外にもコンテンツを制作する際の初期費用が必要な場合や最低契約期間を設定し、その期間内は継続的な費用が発生する場合もあります。

「成果報酬型SEO」の特徴・メリット

ここでは、「成果報酬型SEO」の特徴・メリットについて解説します。

無駄な費用が発生しない

「成果報酬型SEO」は、基本的にSEOの結果が出るまで費用が発生しません。

SEOは、対策後、すぐに結果が出るわけではありません。
対策キーワード(クエリ)の難易度にもよりますが、約2,3ヶ月、時間がかかる場合は約1年程度の日数がかかります。

この場合の結果とは、業者によって異なりますが、SEOを実施した結果、対策キーワード(クエリ)が目標検索順位にならなければ費用がかかりません。
そのため、無駄な費用が発生しづらいというメリットがあります。

被リンク施策が多い

「成果報酬型SEO」を売りにする業者は、基本的に被リンク施策を売りにする業者が多いです。

SEOには、主に内部対策と外部対策があります。

  内部対策 外部対策
概要 自社のWebサイト内部に施すSEO対策 自社のWebサイト以外に施すSEO対策
具体的な対策 ・クローラー対策
・インデックス対策
・ランキング対策
・被リンクの獲得
・SNS運用

内部対策の目的は、Googleに評価されやすいWebコンテンツに仕上げることです。
しかし、内部対策は効果が出るまで時間がかかるため、「成果報酬型SEO」ではあまり重視されません。

そのため、「成果報酬型SEO」では効果が現れやすい外部対策が重視されます。
主な施策は、対象のWebサイトに外部から多くの被リンクを集めることです。

外部から多くの被リンクを集める理由は、ユーザーが誰かに紹介したいと感じるリンクは、Googleから信頼性が高いと評価されやすい仕組みになっているからです。

「成果報酬型SEO」のリスク・デメリット

ここでは、「成果報酬型SEO」のリスク・デメリットについて解説します。

初期費用が高額の場合がある

「成果報酬型SEO」を売りにする業者は、初期費用が高額の場合があります。

SEO自体の費用はリーズナブルなことが多いですが、Webサイト設計を見直すための初期費用が高額になりがちです。

たとえば、SEOの成果報酬は1日数百円からにも関わらず、初期費用が数十万円と高額になることもあります。

業者によって料金設定は異なるため、SEOを業者に頼む場合は注意しましょう。

契約終了後に検索順位が急落する可能性

先ほど解説したように、「成果報酬型SEO」を売りにする業者は、外部対策をメインに行う傾向があります。
そのため、契約期間が終了すると、その外部リンクは外され、検索順位が急落する可能性が高い点に注意しましょう。

被リンク対策によるペナルティリスク

「成果報酬型SEO」は、被リンク施策によるペナルティリスクがあります。

通常、外部から品質の高い被リンクを集めることは、簡単ではありません。
そのため、「成果報酬型SEO」を売りにする業者は、作為的な被リンクを自分たちで作成します。

自作で被リンクを大量に作成すれば、自然に被リンクが発生するまでの時間を気にせず、意図的に外部対策を行うことができます。

しかし、自作の被リンク施策には大きなリスクがあります。
それは、やりすぎた被リンク施策がGoogleからペナルティ対象になることです。

ペナルティ対象になると、せっかくWebサイトが検索順位上位に表示されても、順位を急落させられたり、最悪の場合、検索結果から外されてしまう場合もあるため注意しましょう。

【低品質な被リンクの例】

・自作サイトによるリンク操作
・海外サイトからのスパムリンク
・相互リンクだけを目的とした外部Webページからのリンク
・ブログなどのコメント欄からの最適化されたリンク
・特定のキーワードを過剰に詰め込んだリンク
・共通コンテンツからの大量リンク

【参照|Googleウェブマスター向けガイドライン

内部対策の軽視

内部対策は、先ほども解説しましたが、手間がかかる上に、SEO効果を発揮しづらいです。

内部対策は、HTMLによるコンテンツ調整やCSSでのUI設計、画像のファイルサイズ、リンクの設置など、対処するべき観点が多く、SEO業者にとって作業負担が多いのも事実です。

そのため、「成果報酬型SEO」を売りにする業者は、外部対策を中心に実施し、内部対策の軽視する傾向があります。

コンテンツSEOの軽視

「成果報酬型SEO」を売りにする業者は、コンテンツSEOを軽視しがちです。

コンテンツSEOとは、ユーザーが必要とする情報を掲載したコンテンツを提供することで、Googleから高い評価を受け、検索順位を上昇させる施策です。

検索意図に沿ったキーワードの利用によるサイト訪問者の増加や自然発生の被リンクであるナチュラルリンクの獲得などは、検索順位アップに大きな影響を及ぼします。

しかし、コンテンツSEOは、多くの準備時間や作業時間を要します。

そのため、内部対策の軽視同様、「成果報酬型SEO」を売りにする業者は、コンテンツSEOを軽視しがちです。

「成果報酬型SEO」と「月額固定型SEO」の違い

「成果報酬型SEO」とよく似たシステムに月額固定型SEOがあります。

月額固定型SEOとは、SEOを業者に頼んだ際、毎月決まった固定金額を業者へ支払うサービス形態です。

  成果報酬型SEO 月額固定型SEO
概要 SEOを業者に頼んだ際、対策キーワード(クエリ)が、目標検索順位に到達した場合に報酬を支払うサービス形態 SEOを業者に頼んだ際、毎月決まった固定金額を業者へ支払うサービス形態

月額固定型SEOは、「成果報酬型SEO」と比べると初期費用が抑えられるメリットがありますが、検索順位が上位表示されない場合でも継続的に費用が発生し続けるというデメリットがあります。

対策するWebサイトにもよりますが、ユーザーからの検索ボリュームが多いキーワードほど、SEOの難易度は高く、検索順位が上位になるまでの期間は長いです。

そのため、予算面の観点から、SEOを業者に頼む場合は、入念な業者選びを怠らないようにしましょう。

「成果報酬型SEO」は業者選びが非常に重要!

このページでは、「成果報酬型SEO」に焦点を当て、その概要や特徴、メリット・デメリット、リスクなどについて解説しました。

「成果報酬型SEO」は結果が全てのサービス形態です。
しかし、全ての「成果報酬型SEO」業者が結果を出せるような質の高いサービスを提供しているわけではありません。

過度な被リンク施策で、自社のWebサイトがペナルティを受けるリスクも考慮する必要があります。

また、SEOはWebサイトに限らず、自社の商品やサービスの売上にも関わる重要な施策です。
「成果報酬型SEO」を実施する際は、業者選びを慎重に行うようにしましょう。