SEOのキーワード選定とは?入れ方や選び方、初心者向けツールの対策など解説!
SEOにおけるキーワードの選び方から押さえておくべき基礎知識、注意点まで詳しくご紹介します。さらに、KW選びやSEO対策に便利なツールも厳選してお届けしますので、コンテンツ制作を考える方はぜひご活用ください。
SEOキーワードとは
SEOキーワードとは、Google、Yahoo!などの検索エンジンで、ユーザーが検索するキーワードのことです。検索からの、サイト流入数を増やすためには、SEO対策が必須です。
そして、SEO対策は、SEOキーワードの設定から始まります。SEOキーワードの選定では、自社商品やサービスのニーズがあるユーザーが、検索しそうなキーワードを想定して、選定することが重要です。
SEOにおいてキーワード選定が重要な理由
キーワード選定をすることで、SEO対策の効率を高めやすくなります。競合の多い分野では相応のリソースの投下が必要なこと、検索数が少ない場合は上位表示が効果的でないことが事前に分かります。
さらに、キーワードを選定することで事前に想定できることが多く、ユーザーの検索ニーズを満たす明快なコンテンツを作成可能です。適切なキーワード選定によって、効果的な戦略を立てることができ、リソースを効率的に活用できます。
キーワード選定はSEOの成功に向けて重要な一歩と言えるでしょう。
キーワード選定の前に確認すべきSEOで重要な3つのポイント
キーワードを選ぶ前に、確認を済ませておきたい項目が以下です。
・キーワード層の確定
・成果となるCVの内容
・目標値の設定
キーワード候補や対策キーワードの決定がスムーズになるため、あらかじめチェックしておくことをおすすめします。
ターゲット・ペルソナの確定
自社サイトに訪れるユーザーがどのような人物を想定しているのか、しっかり確認しておきましょう。以前は、大まかにターゲットを定めてから施策を行うのが一般的でした。しかし近年では、ニーズの多様化やツールの発展などにより、ペルソナを設定し施策を行うことが多くなりました。ターゲットやペルソナが定まっていないサイトでは、ユーザーが求める情報を最適な表現方法で伝えるのは困難です。そのため、「どんなユーザーがコンテンツを見るのか」「どんなユーザーにコンテンツを見てほしいのか」は最低限、明確にしておきましょう。
【知っておきたいワンポイント!ペルソナとは?】 |
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「ペルソナ」とは、ラテン語で「仮面」を意味する「persona」に由来するマーケティング用語です。以前は心理学で使用されていましたが、現在はビジネスシーンでよく使用されています。マーケティングにおいてサービス・商品の最も典型的な架空のユーザー像を意味し、実在の人物であるかのように、年齢、性別、居住地、職業から、趣味、価値観、休日の過ごし方まで詳細に設定されることが特徴です。 |
成果となるCVの内容
SEO対策のゴールを決めることは最重要項目です。まず自社サイトが目指すCVの内容を定めましょう。「自社サービスを利用してもらう」「商品を購入してもらう」など、サイトによってCVのポイントは変わってきます。ゴールを確定させたら、今度はそこにつながりそうなKWを逆算して考えていきましょう。
【知っておきたいワンポイント!CVとは?】 |
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CVは「コンバージョン」と呼び、施策に費やした費用がどれくらい成果に結びついたかを表す指標のこと。成果の定義は、運営するWebサイトによって異なりますが、具体的にはWebサイトで宣伝したサービスの会員登録数や契約数、資料請求数などが挙げられます。また、どれくらい成果に結びついたのかを割合として表す場合、「CVR(コンバージョンレート)」と呼びます。 |
目標値の設定
CV内容のチェックの他、具体的な目標値の設定も忘れずに行ってください。目標値を設定することで、現状のKWで目標を達成できるかなどを確認し、行動を修正することができます。目標は「商品やサービスの売上を◯%上げる」といったものから、「半年後特定のページを検索結果1ページに載せる」といったものまで、どんなものでも構いません。
SEOキーワードを選定する5つの手順
SEOの対策キーワードを選定する手順をまとめました。どの工程もキーワード選びにおいて大切ですので、しっかりチェックしておきましょう。
step.1 | 狙いたいメインテーマを決定する |
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step.2 | キーワードツールを用いて複数の候補を出す |
step.3 | キーワード候補を分類する |
step.4 | 検索ボリュームや競合比較の後、優先順位をつける |
step.5 | SEO対策するキーワードを決める |
step.1 狙いたいメインテーマを決定する
最初に自身・自社サイトの主軸となるテーマを定めます。このとき決定するテーマは、今後SEO対策していく市場とも言えます。
テーマとなるキーワードは、単ワードかつ検索ボリュームの高いキーワードを選びましょう。検索ボリュームが高いほど競争率が上がり、上位表示が難しくなりますが、最初からあまりにもニッチなテーマを定めるのは避けてください。ニーズが少なく、そもそもターゲットがいない、あるいはビジネスの成果につながらない可能性があるためです。SEO対策を進める目的となる成果につながるメインテーマを選びましょう。
step.2 キーワードツールを用いて複数の候補を出す
サジェストキーワードやネット上の口コミ、関連キーワードを表示してくれるツールなどを参考にしながら、メインテーマに関わる複数のキーワードを書き出します。キーワード候補は数が膨大でも問題ありません。
ターゲットが検索する可能性があるキーワードをたくさん羅列してみてください。
step.3 キーワード候補を分類する
書き出したキーワードをカテゴリ別に分けていきます。検索する目的やニーズによってグルーピングを行いましょう。テーマにより分類方法は異なりますが、頻出するニーズ別の分類を下記にまとめました。
【ニーズ別】主なニーズの分類 |
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用語解説/商品やサービスの情報/商品やサービスのジャンル/機能、種類の紹介/商品やサービスの比較/よくある疑問や悩み |
step.4 検索ボリュームや競合比較の後、優先順位をつける
キーワードの分類が終わったら、キーワードの検索ボリュームを調べます。このとき、実際にコンテンツ化が可能なキーワードかつニーズの高いものにマークをしておくと便利です。
そして対策できそうなキーワードを検索エンジンにかけ、競合サイトをチェックします。競合サイトに頻出している内容の他、自社サイトで専門的に解説できる部分があれば上位表示できるチャンスです。
また、検索ボリュームが少なければ競争率が低い傾向にあり、上位表示を狙いやすいでしょう。しかしあまりにもビジネスとかけ離れていたり、ニーズかなかったりすると、対策する意味がそもそもない可能性もあるので注意しましょう。
step.5 SEO対策するキーワードを決める
対策キーワードの優先度がついたら、いよいよ作成するコンテンツのキーワードを決定します。
すでにサイト内にコンテンツがあれば、関連性の高いものを選ぶのがおすすめです。ページ内にリンクを作成してサイト内で回遊してもらえる可能性が高まります。
また、今後コンテンツを複数作ることが想定されるキーワードを選ぶのもおすすめ。原点となるコンテンツを作成し、どんどん拡張していくとサイトマップも整理しやすくなるでしょう。
キーワード選定のポイント
キーワード選定を失敗しないためにはどうすればいいのでしょうか?
ここでは、キーワード選定のポイントを解説していきます。
検索ページの「サジェストワード」「他のキーワード」を確認する
サジェストワードは、検索欄にキーワードを入力すると、欄の下に表示される関連ワードのリストです。これは、人々が実際に検索しているキーワードに関連したワードのうち、検索数の多いものを把握するのに役立ちます。
他のキーワードは、検索結果画面の下部に表示される関連キーワードの群です。これらは、ユーザーが特定のキーワードを検索する際に他にも興味を持っているワードを示します。他のキーワードも参考になり、コンテンツを拡充する際に有用です。
また、他の人はこちらも質問、といった形で表示される場合もあります。
競合記事を分析する
競合記事のタイトルやメタディスクリプションに使用されているキーワードを特に注目しましょう。なぜなら、競合サイトがどのキーワードに焦点を当てているかを想定できるからです。
また、キーワードだけでなく、競合記事の構成や内容も重要です。どのキーワードが取り上げられ、どのように情報が提供されているかを理解しましょう。これはコンテンツの質を向上させるのに役立ちます。
上位に表示されている競合記事は、成功しているキーワード戦略を示す可能性が高いです。これらの記事を詳細に分析し、積極的に自サイトの参考にしてみましょう。
選定キーワードをコンテンツに入れる時の注意点
キーワードを選び、いざコンテンツを作りに取り掛かる前に、知っておくべき注意点があります。
・1ページで対策するキーワードは原則1つ
・KWの上位表示の難易度に着目
・検索意図を理解する
・キーワードを定期的にメンテナンスする
上記の3点を押さえ、SEOコンテンツを仕上げていきましょう。
1ページで対策するキーワードは原則1つ
関連するキーワードが複数あったとしても、基本的に1ページで対策するキーワードは1つに絞ります。キーワードはいわゆるそのページのテーマです。テーマがブレてしまうと、何に関するページなのかがわかりにくくなり、結果としてGoogleからも評価を得にくくなります。
最大のパフォーマンスを発揮するためにも、1ページ1キーワード対策の鉄則は守りましょう。
KWの上位表示の難易度に着目
キーワードの優先度の決定でも触れましたが、KWの検索結果の上位表示の難易度を意識しましょう。
検索ボリュームの多い、ビッグワードと呼ばれるキーワードは、競争率が激しく、成果が出るまでに相当の時間と労力が求められます。費用対効果や時間対効果の高いキーワードから対策していき、サイトのSEO評価を上げ、最終的にビッグワードを狙うのも一つの手です。
検索意図を理解する
ユーザーファーストが基本となるコンテンツSEOでは、検索意図の理解が外せません。
コンテンツを制作する際は、ユーザーが何を求めて検索をかけ、どんな情報があると役立つのかを予測します。読者が欲しい内容を的確に盛り込むことで、ページで表現することをふまえて、対策キーワードを選定しましょう。
キーワードを定期的にメンテナンスする
キーワード選定は、単なる一度きりの作業ではありません。SEO対策としての効果を維持するためには、定期的なメンテナンスが必要です。
コンテンツを作成し続けることで、徐々にキーワードの選択肢が枯渇してきます。このような「キーワードのネタ切れ」を防ぐために、定期的なキーワードの見直しや追加選定が欠かせません。
キーワード管理のためには、Excelやスプレッドシートの使用が推奨されます。これにより、未対策のキーワードを容易に見つけ出すことができ、整理もしやすくなります。
また、キーワードに基づいて作成したコンテンツの検索順位は、少なくとも四半期ごとに確認し、記録することが大切です。順位が上がらない場合は、コンテンツのリライトや新しいコンテンツの作成など、適切な対策が求められます。キーワード選定と同様に、コンテンツ作成も単発の作業ではなく、継続的な努力が求められるのです。
選定したキーワードの使い方・設定方法
実際に選定したキーワードをどのように活用していくのでしょうか?
ここでは、選定したキーワードの使い方・設定方法を解説します。
タイトル
キーワードをタイトルの前方に配置し、タイトルを簡潔に設定します。また、キーワードを含めつつ、タイトルの内容が検索クエリと強く関連していることを確認しましょう。
SEOキーワードはページのHTMLのtitleタグ内に配置します。正しいHTMLフォーマットでキーワードを記述し、検索エンジンが正確に認識できるようにします。
HTML記述例
<title>【SEOキーワード】とは? ポイントを簡潔に解説!</title> |
ディスクリプション
ディスクリプションはタイトルと同様、キーワードをできるだけ前方に含め、内容を簡潔にまとめることで、検索クエリとの強い関連性を強調できます。
ディスクリプションでも、キーワードはmeta descriptionタグの前方に設定します。
HTML記述例
<meta name=”description” content=”【SEOキーワード】とは何でしょうか?本記事ではポイントを簡単に解説します” /> |
見出し
キーワードを含む見出しを設定することで、検索エンジンに重要な文言を伝え、コンテンツの検索クエリとの関連性を高められます。
キーワードはページの見出し(hタグ)に設定しましょう。適切なhタグの使用によって、キーワードの重要性を強調します。
HTML記述例
<h2>【SEOキーワード】とは?</h2> |
コンテンツの本文
コンテンツの冒頭や末尾にキーワードを含め、文章をまとめることで検索クエリとの関連性を高められます。
キーワードを無理に過度に盛り込まず、読みやすさを優先しましょう。自然な文脈にキーワードを組み込むことが重要です。
SEOキーワードの種類
SEOキーワードの種類は多く、正直、全てを覚えることは大変です。
ここでは、主なSEOキーワードの種類を紹介します。
単一キーワード・複合キーワード
単一キーワードは、一つの語句だけで検索する場合のキーワードです。例えば、「キーワード」や「SEO対策」など、一つの言葉で構成されます。
一方、複合キーワードは、スペースで区切られた複数の語句で検索されるキーワードのことです。例えば、「キーワードとは分かりやすく」や「SEO対策まとめ」など、複数の言葉が組み合わさっています。
ブロードマッチキーワード
ブロードマッチキーワードは、ビッグキーワードと部分的に一致するキーワードのカテゴリです。
例えば、「SEO 比較」や「ダイエット 初心者」など、一部のキーワードが共通しています。
ブロードマッチキーワードは、適度なボリュームを持ちつつ、上位表示を狙いやすい特性があります。
対策キーワード・サジェストキーワード
対策キーワードとは、メインとなる検索キーワードのことで、コンテンツとって重要なキーワードです。一方、サジェストキーワードは対策キーワード以外の、読者が検索で求める可能性の高いキーワードです。
サジェストキーワードはユーザーの悩みに高い関連性持っていることが多く、ユーザーニーズを的確に捉える特徴があります。
そのため、記事の見出しにサジェストキーワードを取り入れることで、ユーザーの多様なニーズに対応し、Webサイトの有用性を高められます。
LSIキーワード
LSIキーワードは、読者が対策キーワードを検索する前後に関心を持つキーワードです。
対策キーワードだけでは悩みを解決できない場合、LSIキーワードが再検索のきっかけになります。
LSIキーワードを記事に組み込むことで、再検索をされずに、より読まれる記事にしあがります。
最初に狙うならビッグキーワード?ロングテールキーワード?どっち?
ロングテールキーワードから狙うと良い場合が多い
検索キーワードには、様々な種類があります。
ビッグキーワード | 検索ボリュームや検索結果数が多いものの、競合が多いといった理由で上位表示がなかなか難しい。 |
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ロングテールキーワード | 3〜4つの複数単語を組み合わせて構成した検索キーワードのこと。月間の検索ボリュームが少なく、目安として月間検索ボリュームが1000回未満のもの。 |
まずはユーザーニーズが明確なロングテールキーワードから狙うようにしましょう。スモールワードは競合が少ないことから、上位表示も比較的難しくないのが特徴。また、ロングテールキーワードを設定することで、ユーザーへの訴求内容も明確にできます。上位表示される記事が増えてきたタイミングで、競合の多いビッグキーワードを狙うとよいでしょう。
キーワード選定ツールで何ができるか
キーワード選定ツールでは、多くの便利な機能があります。
ここでは、キーワード選定ツールの主な便利機能を紹介します。
検索ボリュームの確認
キーワード選定ツールでは、キーワードがどれぐらい検索されているのか検索ボリューム を確認できます。
高い検索ボリュームを持つキーワードは、多くのユーザーが興味を持っていることを示していますが、競争も激しく、十分なリソースを用意しなければなりません。単に大きいボリュームだけでなく、リソースと競争を総合的に考慮し、戦略的にキーワード選定を行うことが成功のポイントです。
広告出稿の確認
キーワード選定ツールは、特定のキーワードに対して広告主がどれだけ広告を出稿しているのか情報を確認できます。
多くの広告主が競合している場合、そのキーワードは人気が高いことを示し、多くの関心を集めています。一方で、競争が激しいことも意味し、広告主同士の競争が激しいキーワードの選定にはしっかりとした戦略が必要です。
サジェストワードや関連キーワードの確認
キーワード選定ツールは、特定のキーワードに関連する他のキーワードや、検索エンジンがサジェストする関連ワードを確認できます。
サジェストワードや関連キーワードをコンテンツに盛り込みことで、関連する情報を網羅することができ、よりユーザーのニーズに応えたページを効果的に作成するのに役立ちます。
競合サイトの分析
キーワード選定ツールは競合サイトの分析にも重要です。このツールを使えば、競合他社がどのようなキーワードをターゲットにしているかを調査できます。
この情報を活用して、競合との差別化を図るために新たなキーワードを見つけるなど、戦略の構築に役立ちます。競合分析はオンライン競争の成功に欠かせない要素であり、キーワード選定ツールは競合分析において非常に使い勝手がいいです。
キーワード選定に使える便利ツール5選
SEOキーワードの選定では、ツールを活用することで、効率よく、効果的なSEOキーワードが見つけられます。SEOキーワードの選定で使えるおすすめの便利ツール5選を紹介します。
キーワードプランナー
画像引用:キーワードプランナー
キーワードプランナーは、Google公式の無料のキーワードツールです。本来はGoogleが広告主向けに提供しているツールですが、一部機能は誰でも、無料で利用できます。
キーワードプランナーでは、検索ボリュームの調査と関連キーワードの抽出ができるため、SEOキーワード選定に役立ちます。しかし、無料で使用する場合には、検索ボリュームは「1万~10万」といった大幅な数値しか表示されない点は注意しておきましょう。
また、サイトのURLを入力することで、そのサイトの対策キーワードを分析できるため、競合サイトのSEO対策キーワードを調査する際にも有用です。競合サイトの対策キーワードを調査することで、自社が見落としていた効果的なSEOキーワードが見つかることもあります。
ラッコキーワード
画像引用:ラッコキーワード
ラッコキーワードは、誰でも無料で利用できるキーワードリサーチツールで、SEO対策をしている方であれば、ほぼ全員が使用していると言われる人気ツールです。サイト内で特定のキーワードを検索すると、一瞬でGoogle、Bing、Youtube等の、関連キーワードが取得できます。また、キーワードに関連する質問サイト上のユーザーの質問や、Web検索トレンドの動向の調査、検索上位記事の見出しの抽出など、SEOキーワード選定に役立つ機能が複数搭載されています。
Ubersuggest
画像引用:Ubersuggest
Ubersuggestは、関連キーワードのサジェストや検索ボリュームの調査ができる、キーワード提案ツールです。海外製のツールですが、日本語にも対応しています。サイト内でキーワードを検索するだけで、検索キーワードの検索ボリューム、SEO難易度、有料難易度、クリック単価、関連キーワードの候補などが、視覚的に見やすく表示されるため、シンプルで使いやすいツールです。無料でも使用できますが、1日あたりの検索回数に制限があるため、本格的に利用する場合には、有料版にアップデートすることを検討しましょう。有料版は¥2,999 /月~です。
SEMRush
画像引用:SEMRush
SEMRushは、SEO、広告分析、SNS競合対策など、あらゆるデジタルマーケティング施策が行えるオールイン型の有料SEOツールです。機能性とコストパフォーマンスの高さから、全世界で、700万ユーザーに利用されています。SEMRushを使うことで、関連キーワードの取得や、検索順位、検索ボリュームの調査、競合分析といった、通常であれば複数ツールを組み合わせて行う作業を、一括して行えるようになります。SEOキーワードの選定だけでなく、総合的なデジタルマーケティング施策を展開していきたい方におすすめです。利用料金は、$ 119.95/月~です。
Ahrefs
画像引用:Ahrefs
Ahrefsは、コンテンツマーケティングやSEO全般をカバーするオールイン型の有料ツールです。全世界で60万人が導入しており、国内でも多くのマーケターに愛用されています。
Ahrefsには、精度の高いキーワード調査機能が搭載されており、関連キーワードのサジェストや検索ボリュームの調査はもちろん、SEO難易度や、キーワードごとの推定クリック数、広告単価や、同キーワードでの再検索率など、高度な分析まで可能です。また、サイト調査機能、コンテンツ調査機能も搭載されているため、総合的なSEO対策に役立ちます。
利用料金は、$ 99/月~です。
キーワード選定に関するよくある質問
検索キーワードの語順にも配慮すべきですか?
検索キーワードの語順は重要です。異なる語順で検索されることがあり、それにより検索意図や検索ボリュームが変わることがあります。したがって、自然な語順を選んで検索意図に合致させることが大切です。
ユーザーがより適切な情報を見つけやすくするために、語順にも配慮するようにしましょう。
日本語表記とカタカナ表記は分けたほうが良いですか?
日本語表記とカタカナ表記を分ける理由の一つは、検索ボリュームの違いです。日本語とカタカナで表現すると、検索ボリュームが異なることがあります。大きなボリュームを持つ方を選ぶことで、Webサイトへのアクセス数を増やし、より多くのユーザーに情報を提供できるでしょう。
メタキーワードとはなんですか?
メタキーワードは、Webページに関連するキーワードをGoogleなどの検索エンジンに教えるためのメタタグの一つです。過去にはSEO対策として有効とされましたが、現在ではGoogleのアップデートによりSEO評価に寄与しないとされています。メタキーワードの使用は減少しており、代わりに高品質のコンテンツと他のSEO戦略が重要視されています。
プロのSEO業者を活用したキーワード選定もおすすめ
SEOコンテンツのキーワード選定について解説しました。キーワード選びは、単純な手順の他、理解しておくべき点や注意したい点がいくつもあります。
一度選定したキーワード候補も、時間が経てばトレンドやSEOアルゴリズム、競合サイトが変化している可能性があります。定期的にキーワードを見直すという作業もしてみてください。
なおキーワードのチェックはツールだけではありません。SEO専門会社の診断を受けることでも確認できます。専門会社であれば、ツールに反映されていない最新のトレンドなども加味した診断を行うことが可能です。
株式会社ipeではWebサイトのSEO対策無料診断を行っています。300社のコンサルティングノウハウを基に「テクニカルSEO」「コンテンツSEO」の両面から貴社サイトの課題を洗い出します。課題の原因を特定し、きちんと実行できる施策を立案させていただきます。
まずは無料診断を受けて、自社の現状を把握することから始めてみてはいかがでしょうか。
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