インストリーム広告とは?配信方法や課金形態、成果を上げるためのポイントも解説!
インストリーム広告とは、動画を再生する際、画面に表示される動画広告のことです。今回は「インストリーム広告」に焦点を当て、その概要や配信タイミング・方法、課金形態、メリット・デメリット、出稿方法、成果を上げるためのポイントなどをご紹介します。気になるポイントを一挙確認しましょう。
インストリーム広告とは?
配信のタイミングには、主に3つの種類があります。
1.プレロール
動画本編が始まる前に表示される広告です。本編の動画を見ようと訪れたユーザーに向けて、確実に広告を届けられるというメリットがあります。
2.ミッドロール
動画本編の途中に表示される広告です。動画の続きが見たいユーザーが大半なので、ユーザー離脱率が低いというメリットがありますが、本編を遮るように広告が表示されるのでユーザーに不快感を与えやすいというデメリットもあります。
3.ポストロール
動画本編が終わった後に表示される広告です。本編視聴後に表示されるので、広告に興味がないユーザーは早急に動画を閉じてしまい、広告を見てもらえない可能性があります。
インストリーム広告の配信方法
先ほど解説した3種類の配信タイミングに加えて、3パターンの配信方法があります。
1.スキッパブル型
スキップできるタイプの広告です。例えば、YouTubeでは視聴し始めてから5秒後に、「広告をスキップ」というボタンが表示されます。広告を閲覧するかどうか、ユーザー自身が選択できるので、ユーザーが感じる不快感が少ないです。
2.ノンスキッパブル型
スキップできないタイプの広告です。ユーザーに最後まで広告を見せることができるというメリットがありますが、興味のないコンテンツだった場合、不快感を覚えやすいというデメリットもあります。
3.バンパー型
6秒間はスキップできないタイプの広告です。6秒間と短い広告なので、ノンスキッパブル型に比べると広告に対する不快感が少ないというメリットがあります。しかし、6秒間で伝えたい情報をまとめるとなると、クリエイティブに工夫とセンスが必要です。
インストリーム広告の課金形態
ここでは、課金形態について3点ご紹介します。
1.CPV課金
CPV課金とは、動画広告が1回の視聴されるごとに課金が発生するタイプです。例えば、Youtubeの動画広告では、30秒以上再生された場合に、30秒以下の場合は最後まで視聴された場合に課金が発生します。
2.CPM課金
CPM課金とは、インプレッション1000回ごとに課金が発生するタイプです。スキップできないノンスキッパブル型やバンパー型は基本的にこの料金体系が利用されます。
3.CPC課金
CPC課金とは、広告リンクやバナーが1クリックされるごとに課金が発生するタイプです。ユーザーが広告をクリックしないと課金されないので、無駄なコストが発生しにくいというメリットがあります。
インストリーム広告のメリット
ここでは、メリットについて2点解説します。
1.費用対効果が高い
例えば、スキッパブル型の広告は、ある一定時間動画が視聴されず、ユーザーからスキップされてしまった場合、広告費は発生しません。必要以上のコストがかからないので、費用対効果が高いと言えるでしょう。
2.自社商材の認知拡大に効果的
例えば、スキッパブル型の広告を配信した場合、必ず5秒間はユーザーに広告を表示できます。自社商材の認知拡大を目的とする場合は、最適な広告と言えるでしょう。
インストリーム広告のデメリット
ここでは、デメリットについて2点解説します。
1.クリエイティブに時間がかかる
先程、インストリーム広告は費用対効果が高いと述べました。しかし、ユーザーに興味を持ってもらうために、クリエイティブに工夫が必要です。特にYoutubeの場合は、最初の5秒をどのように工夫するかでその視聴率に大きな変化が生まれるでしょう。
2.広告配信が逆効果になるリスクがある
インストリーム広告は本編の動画再生を遮る形で再生されます。そのため、ユーザーに不快感を与える可能性があります。特に、ノンスキッパブル型の広告は、スキップできないタイプの広告なので、商品やブランドに悪い印象が付かないよう注意が必要です。
インストリーム広告の出稿方法:YouTube
YouTubeでは、Google広告から出稿できます。
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インストリーム広告で成果を上げるポイント
ここでは、成果を上げるポイントについて4点解説します。
1.ターゲットを明確化する
広告を制作する際は、ターゲットを明確化しましょう。例えば、美容に関心が高い20代の女性と、投資に興味のある40代の女性とでは、広告に掲載すべき内容は異なります。
2.5秒にこだわる
インストリーム広告では最初の5秒でユーザーの興味を引くことが重要です。例えば、「期間限定全品60%OFF!」「2日間限定の特別無料サービス!」など、具体的な数字を用いたテキストでユーザーの気を惹きましょう。
3.KPIを設定する
KPIとは、「Key Performance Indicator」の略で、重要業績評価指標のことです。目標を達成する上で、その達成度合いを計測・監視するための定量的な指標とも言えます。例えば、顧客の獲得が目的の場合は、クリック率やCV率、CPAなどに具体的な数字を用いたKPIを設定するとよいでしょう。
4.定期的な効果検証で成果要因を把握する
動画広告の配信後は、定期的に効果検証を行いましょう。パターンが異なるクリエイティブを複数出稿し、より効果的だったものを分析して成果要因を見いだします。
なお、YouTube広告で計測できる指標の例は以下です。
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インストリーム広告で潜在層にアプローチして自社商材の認知度を向上させよう!
このページでは、「インストリーム広告」に焦点を当て、その概要や配信タイミング・方法、課金形態、メリット・デメリット、出稿方法、成果を上げるためのポイントなどについて解説しました。
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