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401エラー(Unauthorized)とは?概要や発生原因、対処方法、混同しやすいHTTPレスポンスステータスコードなども解説!

401エラー(Unauthorized)とは?概要や発生原因、対処方法、混同しやすいHTTPレスポンスステータスコードなども解説!
DeepEditor

401エラーとは、「Unauthorized」とも呼ばれ、あるWebサイトへログインする際、認証に失敗した場合やそのサイトへのアクセス権限がない場合に表示されるHTTPレスポンスステータスコードです。 今回は401エラーに焦点を当て、その概要や発生原因、対処方法、混同しやすいHTTPレスポンスステータスコードなどをご紹介します。気になるポイントを一挙確認してしまいましょう。

401エラーとは?

401エラーとは、「Unauthorized」とも呼ばれ、あるWebサイトへログインする際、認証に失敗した場合やそのサイトへのアクセス権限がない場合に表示されるHTTPレスポンスステータスコードです。

HTTPレスポンスステータスコードとは、ユーザーリクエストにたいして、Webサーバーからのレスポンス結果を表す3桁の数字コードです。
HTTPレスポンスステータスコードは、100番台〜500番台まであり、数字ごとに示す意味は異なります。

特に、400番台のHTTPステータスコードは、「クライアントエラー」と呼ばれ、ブラウザから行ったサーバーへのリクエストに誤りがあり、リクエストを返せなかった場合に表示されるエラーコードです。

なお、HTTPレスポンスステータスコードはHTTP/1.1の仕様にて決められています。
気になる方はぜひ読んでみてください。

401エラーの発生原因

もし、デバイス画面に401エラーが表示された場合は、以下の原因を考えてみましょう。

  • ログイン情報の入力ミス
  • Basic認証の間違い
  • サーバー認証でアクシデント
  • 外部から管理者ページへのアクセス

401エラーの対処方法

ここでは、401エラーが表示された場合の対処方法について4点解説します。

ログイン情報を再度確認

401エラーが発生した際は、入力したログインIDやパスワードなどのログイン情報を再度確認しましょう。

近年のWebサイトでは、ログインに失敗すると、「ログインIDまたはパスワードが違います」などのエラー文が表示されます。

しかし、古いWebサイトの場合、そのようなエラー文は表示されず、401エラーだけが表示される場合が多いです。

その場合は一度ブラウザバックし、ログイン情報を再度入力し直してみてください。

もしログイン情報を忘れてしまった場合は、管理者に直接問い合わせたり、再発行するなどして対応しましょう。

Basic認証と間違えてないかを確認

401エラーが発生した際は、一般ユーザーのログインページとBasic認証ページとを間違えてないかを確認しましょう。

Basic認証とは、Webサイトのページやファイルにアクセス制限をかけられる認証方法の1つです。

Basic認証がかけられているページやファイルを開く際、認証ダイアログが立ち上がり、ユーザーIDやパスワードの入力を求められることがあります。

特に管理者と一般ユーザーが共有できるようなページやファイルの場合、管理画面やページにアクセスするためのログイン情報とは別に、Basic認証が設定されていることが多いです。

Basic認証とログイン情報は別物なので、注意しましょう。

数時間後に再度アクセス

401エラーが発生した際は、時間をおいて再度アクセスしてみる方法も有効です。

今日までログインできていたページやファイルにもかかわらず、突如ログインできなくなった場合は、Webサイトやページ、ファイル側に問題があることが多いです。

この場合は、Webサイト側のメンテナンスが完了するまで待ちましょう。

第三者にパスワードが変更された可能性

401エラーが発生した際は、第三者にパスワードが変更された可能性も疑いましょう。

もし、今日までログインできていたIDやパスワードにもかかわらず、突如ログインできなくなった場合、アカウントが第三者に乗っ取られ、パスワードが書き換えられた可能性があります。

アカウントに不正アクセスの痕跡があり、少しでも可能性がある場合は、重要な情報を保護するという観点から、すぐにIDやパスワードの再発行手続きを行いましょう。

401エラーと混同しやすいHTTPレスポンスステータスコード

ここでは、401エラーと混同しやすいHTTPレスポンスステータスコードについていくつか解説します。

ちなみに400番台は2021年11月現在で、28種類あります。
以下に、よくみられるHTTPレスポンスステータスコードについてまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。

エラー名 詳細
100番台 情報レスポンス
200番台 成功レスポンス
300番台 リダイレクションメッセージ
400(Bad Request) 不正なリクエスト。
400番台のエラーコードのどれにも当てはまらない場合に表示される漠然としたエラーコード
401(Unauthorized) 未認証。
Webサイトへログインする際、認証に失敗した場合やそのサイトへのアクセス権限がない場合に表示されるエラーコード
403(Forbidden) 権限なし。
アクセス権限を持っていないユーザーを除外する場合に表示されるエラーコード
404(Not Found) 見つかりません。
サーバーがリソースを見つけられなかった場合に表示されるエラーコード
408(Request Timeout) リクエストが時間切れ。
サーバーが設定している時間内にリクエストの返事を返せなかった場合に表示されるエラーコード
426(Upgrade Required) アップグレードを要求。
サーバーを新しいバージョンのHTTPの方式で接続して欲しい場合に表示されるエラーコード
500(internal server error) サーバー内部にエラーが発生した場合に表示されるエラーコード
501(Not Implemented) 未実装のメソッドを使用した場合に表示されるエラーコード
502(Bad Gateway) あるサーバーが別のサーバーから受け取ったレスポンスが有効でなかった場合に表示されるエラーコード
503(Service Unavailable) あるサーバーが別のサーバーから受け取ったレスポンスが有効でなかった場合に表示されるエラーコード
511(Network Authentication Required) クライアントがネットワークでアクセスするために認証が必要な場合に表示されるエラーコード

HTTPレスポンスステータスコードには、他にも多数の種類があるため、気になる方は以下の公式サイトをご確認ください。

【公式ページ|HTTPレスポンスステータスコード

401エラー以外のエラーも発生しているかも?Webサイトの課題点を洗い出す方法

本記事では、401エラーの原因や対処法について解説しました。
しかし、エラーコードは、400番台だけでも2021年11月時点で28種類あり、解決するには専門的な知識が必要です。
中には、サイトの評価を下げてSEOに不利になるエラーもあるため、早急に解決する必要があります。

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