2021年08月17日 -

SEOのキーワードを選定する5つの手順とは?あると便利なツールもご紹介

SEOにおけるキーワードの選び方から押さえておくべき基礎知識、注意点まで詳しくご紹介します。さらに、KW選びやSEO対策に便利なツールも厳選してお届けしますので、コンテンツ制作を考える方はぜひご活用ください。

キーワード選定の前に確認すべきSEOで重要な3つのポイント

キーワードを選ぶ前に、確認を済ませておきたい項目が以下です。

・キーワード層の確定
・成果となるCVの内容
・目標値の設定

キーワード候補や対策キーワードの決定がスムーズになるため、あらかじめチェックしておくことをおすすめします。

ターゲット・ペルソナの確定

自社サイトに訪れるユーザーがどのような人物を想定しているのか、しっかり確認しておきましょう。以前は、大まかにターゲットを定めてから施策を行うのが一般的でした。しかし近年では、ニーズの多様化やツールの発展などにより、ペルソナを設定し施策を行うことが多くなりました。ターゲットやペルソナが定まっていないサイトでは、ユーザーが求める情報を最適な表現方法で伝えるのは困難です。そのため、「どんなユーザーがコンテンツを見るのか」「どんなユーザーにコンテンツを見てほしいのか」は最低限、明確にしておきましょう。

【知っておきたいワンポイント!ペルソナとは?】
「ペルソナ」とは、ラテン語で「仮面」を意味する「persona」に由来するマーケティング用語です。以前は心理学で使用されていましたが、現在はビジネスシーンでよく使用されています。マーケティングにおいてサービス・商品の最も典型的な架空のユーザー像を意味し、実在の人物であるかのように、年齢、性別、居住地、職業から、趣味、価値観、休日の過ごし方まで詳細に設定されることが特徴です。

成果となるCVの内容

SEO対策のゴールを決めることは最重要項目です。まず自社サイトが目指すCVの内容を定めましょう。自社サービスを利用してもらう」「商品を購入してもらう」など、サイトによってCVのポイントは変わってきます。ゴールを確定させたら、今度はそこにつながりそうなKWを逆算して考えていきましょう。

【知っておきたいワンポイント!CVとは?】
CVは「コンバージョン」と呼び、施策に費やした費用がどれくらい成果に結びついたかを表す指標のこと。成果の定義は、運営するWebサイトによって異なりますが、具体的にはWebサイトで宣伝したサービスの会員登録数や契約数、資料請求数などが挙げられます。また、どれくらい成果に結びついたのかを割合として表す場合、「CVR(コンバージョンレート)」と呼びます。

目標値の設定

CV内容のチェックの他、具体的な目標値の設定も忘れずに行ってください。目標値を設定することで、現状のKWで目標を達成できるかなどを確認し、行動を修正することができます。目標は「商品やサービスの売上を◯%上げる」といったものから、「半年後特定のページを検索結果1ページに載せる」といったものまで、どんなものでも構いません。

SEOキーワードを選定する5つの手順

SEOの対策キーワードを選定する手順をまとめました。どの工程もキーワード選びにおいて大切ですので、しっかりチェックしておきましょう。

step.1 狙いたいメインテーマを決定する
step.2 キーワードツールを用いて複数の候補を出す
step.3 キーワード候補を分類する
step.4 検索ボリュームや競合比較の後、優先順位をつける
step.5 SEO対策するキーワードを決める

step.1 狙いたいメインテーマを決定する

最初に自身・自社サイトの主軸となるテーマを定めます。このとき決定するテーマは、今後SEO対策していく市場とも言えます。

テーマとなるキーワードは、単ワードかつ検索ボリュームの高いキーワードを選びましょう。検索ボリュームが高いほど競争率が上がり、上位表示が難しくなりますが、最初からあまりにもニッチなテーマを定めるのは避けてください。ニーズが少なく、そもそもターゲットがいない、あるいはビジネスの成果につながらない可能性があるためです。SEO対策を進める目的となる成果につながるメインテーマを選びましょう。

step.2 キーワードツールを用いて複数の候補を出す

サジェストキーワードやネット上の口コミ、関連キーワードを表示してくれるツールなどを参考にしながら、メインテーマに関わる複数のキーワードを書き出します。キーワード候補は数が膨大でも問題ありません。
ターゲットが検索する可能性があるキーワードをたくさん羅列してみてください。

step.3 キーワード候補を分類する

書き出したキーワードをカテゴリ別に分けていきます。検索する目的やニーズによってグルーピングを行いましょう。テーマにより分類方法は異なりますが、頻出するニーズ別の分類を下記にまとめました。

【ニーズ別】主なニーズの分類
用語解説/商品やサービスの情報/商品やサービスのジャンル/機能、種類の紹介/商品やサービスの比較/よくある疑問や悩み

キーワードの分類が終わったら、キーワードの検索ボリュームを調べます。このとき、実際にコンテンツ化が可能なキーワードかつニーズの高いものにマークをしておくと便利です。
そして対策できそうなキーワードを検索エンジンにかけ、競合サイトをチェックします。競合サイトに頻出している内容の他、自社サイトで専門的に解説できる部分があれば上位表示できるチャンスです。

また、検索ボリュームが少なければ競争率が低い傾向にあり、上位表示を狙いやすいでしょう。しかしあまりにもビジネスとかけ離れていたり、ニーズかなかったりすると、対策する意味がそもそもない可能性もあるので注意しましょう。

step.5 SEO対策するキーワードを決める

対策キーワードの優先度がついたら、いよいよ作成するコンテンツのキーワードを決定します。

すでにサイト内にコンテンツがあれば、関連性の高いものを選ぶのがおすすめです。ページ内にリンクを作成してサイト内で回遊してもらえる可能性が高まります。

また、今後コンテンツを複数作ることが想定されるキーワードを選ぶのもおすすめ。原点となるコンテンツを作成し、どんどん拡張していくとサイトマップも整理しやすくなるでしょう。

選定キーワードをコンテンツに入れる時の注意点

キーワードを選び、いざコンテンツを作りに取り掛かる前に、知っておくべき注意点があります。

・1ページで対策するキーワードは原則1つ
・KWの上位表示の難易度に着目
・検索意図を理解する

上記の3点を押さえ、SEOコンテンツを仕上げていきましょう。

1ページで対策するキーワードは原則1つ

関連するキーワードが複数あったとしても、基本的に1ページで対策するキーワードは1つに絞ります。キーワードはいわゆるそのページのテーマです。テーマがブレてしまうと、何に関するページなのかがわかりにくくなり、結果としてGoogleからも評価を得にくくなります。
最大のパフォーマンスを発揮するためにも、1ページ1キーワード対策の鉄則は守りましょう。

KWの上位表示の難易度に着目

キーワードの優先度の決定でも触れましたが、KWの検索結果の上位表示の難易度を意識しましょう。

検索ボリュームの多い、ビッグワードと呼ばれるキーワードは、競争率が激しく、成果が出るまでに相当の時間と労力が求められます。費用対効果や時間対効果の高いキーワードから対策していき、サイトのSEO評価を上げ、最終的にビッグワードを狙うのも一つの手です。

検索意図を理解する

ユーザーファーストが基本となるコンテンツSEOでは、検索意図の理解が外せません。
コンテンツを制作する際は、ユーザーが何を求めて検索をかけ、どんな情報があると役立つのかを予測します。読者が欲しい内容を的確に盛り込むことで、ページで表現することをふまえて、対策キーワードを選定しましょう。

最初に狙うならビッグキーワード?ロングテールキーワード?どっち?

ロングテールキーワードから狙うと良い場合が多い

検索キーワードには、様々な種類があります。

ビッグキーワード 検索ボリュームや検索結果数が多いものの、競合が多いといった理由で上位表示がなかなか難しい。
ロングテールキーワード 3〜4つの複数単語を組み合わせて構成した検索キーワードのこと。月間の検索ボリュームが少なく、目安として月間検索ボリュームが1000回未満のもの。

まずはユーザーニーズが明確なロングテールキーワードから狙うようにしましょう。スモールワードは競合が少ないことから、上位表示も比較的難しくないのが特徴。また、ロングテールキーワードを設定することで、ユーザーへの訴求内容も明確にできます。上位表示される記事が増えてきたタイミングで、競合の多いビッグキーワードを狙うとよいでしょう。

キーワード選定に使える便利ツール3選

キーワードを選定する工程であると便利なツールを3つご紹介します。KW選びにおいて必須とも言えるツールもあるため、まずは使ってみることをおすすめします。

関連KWツール

参考:「ラッコキーワード

サジェストキーワードや、メインキーワードと関連度の高いキーワード候補を一覧表示してくれるツールです。トレンドやQ&Aといったユーザーニーズに沿った情報も得られるのが魅力です。

キーワードプランナー

参考:Google Ads「キーワードプランナー

検索ボリュームを表示する機能、関連キーワードを見つける機能をどちらも備えたツールです。競合性の高さや季節ごとのボリューム推移も調査できます。

Googleにて広告を運用すれば、検索ボリュームを確定した数値で見ることができますが、運用していない場合はおおよそのボリュームしか見られないことに注意してください。

Googleトレンド

参考:「Googleトレンド

キーワードの季節別のトレンド推移や検索回数、キーワードを検索したユーザーが訪れるサイトを調べられます。さらに、過去の動向についてもチェックできるため、トレンドの傾向を予測することも可能です。季節によりボリュームが変動しやすいキーワードでは必ず使用したいツールではないでしょうか。

キーワード選定はコンテンツ制作の第一歩!何度も見直して成果につながるSEO対策を

SEOコンテンツのキーワード選定について解説しました。キーワード選びは、単純な手順の他、理解しておくべき点や注意したい点がいくつもあります。
一度選定したキーワード候補も、時間が経てばトレンドやSEOアルゴリズム、競合サイトが変化している可能性があります。定期的にキーワードを見直すという作業もしてみてください。
SEO対策を進めていく上で、何かお悩みがあればipe(アイプ)へご相談ください。キーワード選定が正しいかどうかのチェックはもちろん、SEOの最適解をご提案いたします。