2021年11月24日 -

ドメインパワーとは?チェック方法やSEOへの影響、強化方法を解説

ドメインパワーとは、検索エンジンからの信頼性を示す数値のことです。滞りなく運営されていて、長期間運用されているドメインであるほど評価とドメインパワーが高まり、検索結果でも上位に表示されやすくなります。この記事では、ドメインパワーのチェック方法やSEOへの影響、具体的なドメインパワーの強化方法を解説。じっくりとドメインパワー強化の施策に取り組み、より価値あるサイトにしていきましょう。

ドメインパワーとは

ドメインパワーとは、別名「ドメインオーソリティ(Domain Authority)」とも呼ばれる、検索エンジンにおけるサイトの信用性のことです。サイトがどれほど信頼されているかを表し、Googleでは検索順位を決めるうえでの評価項目の1つとされています。ドメインパワーが高いと、検索順位も上位表示されやすくなる傾向にあります。

ドメインパワーの強化がSEOにもたらすメリット

結論からいって、ドメインパワーはSEO対策において重要な項目です。ドメインパワーを強化しておくと、以下の4つのメリットがあります。

・上位表示されやすくなる
・インデックスされやすくなる
・対策キーワード以外でも上位に表示されやすい
・検索流入数の増加が見込める

上位表示されやすくなる

ドメインパワーが強いと、表示順位も上位になりやすいです。コンテンツの内容も重要ですが、ドメインパワーはサイトの実績を数値化したものとも考えられるため影響力があります。同じ内容をドメインパワーが強いサイトと弱いサイトで公開すると、ドメインパワーの強いサイトのほうが上位に表示されます。

インデックスされやすくなる

Googleでは、クローラーという検索ロボットがサイトを巡回し、Webサイトの情報を収集して検索エンジンにインデックス(登録)しています。ドメインパワーの強いサイトはクローラーが頻繁に巡回するため、新規のページを作成しても早期にインデックスされやすくなります。一方でドメインパワーが弱いサイトはクローラーが巡回する機会も少なく、インデックスまでに時間がかかります。

対策キーワード以外でも上位に表示されやすい

先述した通り、ドメインパワーの強いサイトは検索順位が上位に表示されやすくなります。対策しているキーワードはもちろん、対策していない関連キーワードでも同様に上位表示されやすくなるとされています。対策キーワード以外での表示順位も高ければ、より多くの流入が期待できるでしょう。

検索流入数の増加が見込める

検索エンジンでは、上位に表示されるほど検索流入数が増加する傾向にあります。ドメインパワーの強化によって新しいコンテンツもインデックスされやすくなれば、よりユーザーが求めている情報を提供でき、サイトの価値がより上がるでしょう。さらに、対策キーワード以外でも表示順位が上がれば、自然と流入数も増加していきます。

ドメインパワーの調べ方

ドメインパワーは、無料または有料のチェックツールで確認できます。無料ツールを利用するか有料ツールを利用するかは、サイトの規模や予算によって決定しましょう。ここでは、4つのツールをそれぞれの特徴とともに紹介します。

・【無料チェックツール】MOZ
・【無料チェックツール】パワーランクチェック
・【有料チェックツール】Ahrefs
・【有料チェックツール】Majestic

【無料チェックツール】MOZ

MOZはドメインパワーのチェックだけでなく、自社サイトや競合サイトの分析もできる会員登録制のツールです。豊富な機能と情報制度の高さに定評があり、世界でも利用されています。ただし、無料版には月に10URLまでの制限があるため、サイトの規模や機能によっては有料版の使用を検討しましょう。

【無料チェックツール】パワーランクチェック

ドメインを入力するだけで、ドメインパワーを素早く数値化してくれるツールです。数値は株式会社アクセスジャパンの独自アルゴリズムで計測されています。無料のアカウント登録とメールマガジンの購読をすれば1日3回まで、アカウント未登録では1日1回までの利用が可能です。

【有料チェックツール】Ahrefs

Ahrefsの「Site Explorer」というツールでは、自社サイトのドメインパワーのチェックだけでなく、被リンク数や想定流入キーワード、ソーシャルメディアでの反応などが把握できます。また、競合サイトの各種情報の把握も可能です。料金プランは4つあるため、ユーザー数やサイト数によってプランを決定しましょう。

【有料チェックツール】Majestic

自社および競合サイトの被リンク解析に長けたチェックツールです。イギリスで開発されたツールでありながら日本語対応をしているため、使いやすくなっています。ツール上にはトラストフローという指標があり、この値がドメインパワーにあたるものです。Majesticも3つの料金プランからサイトに合わせたプランが選べます。

ドメインパワーを強化する6つの方法

ドメインパワーを強化するには、6つの方法があります。6つの方法には相互性もあるため、1つとして欠けることのないように注意しましょう。

・良質な被リンクを獲得する
・アクセス数を増やす
・良質なコンテンツを作る
・コンテンツを定期的に作成する
・サイトの更新を継続する
・サイトの運営期間を長くする

良質な被リンクを獲得する

被リンクを多く獲得していると、他のサイトから役立つサイトと評価されているとしてGoogleの評価も高まり、ドメインパワーが強まります。ただし、上位表示されているサイトやSNSで話題のコンテンツなどの良質なサイトからの被リンク獲得が重要です。しかしサテライトサイトなど恣意的に被リンクを増やす行為はペナルティを受けるリスクが高まりおすすめできません。

アクセス数を増やす

アクセス数が多いサイトは検索エンジンからの評価が高くなり、ドメインパワーも高まります。アクセス数を増やすにはSEO対策を徹底したり、スマホでも見やすい表示にしたりするなどして、ユーザー目線のサイトにする必要があります。既存のサイトでアクセス数が伸びない場合は、リライトやUX改善などでアクセス数増加を目指しましょう。

良質なコンテンツを作る

検索エンジンは、ユーザーにとって有益なコンテンツを良質と評価します。その評価はドメインパワーの強化につながってくるため、質の高いコンテンツを作成することは非常に大切です。良質なコンテンツは被リンクも獲得しやすくなるため、コンテンツ作成の際はユーザーのニーズをしっかり把握し、ニーズに適した情報を提供することを心がけましょう。

一貫したテーマ性のコンテンツを作成する

検索エンジンはサイトを評価する際に、サイトのテーマに関連するコンテンツがあるかを重要視しています。テーマに関連性が高いコンテンツを定期的に増やしていけば、検索エンジンからの評価が高まると同時に、ドメインパワーも強化します。ただし、関連性が高くても質の低いコンテンツでは効果がありません。テーマとの関連性と質の高いコンテンツ作りが重要です。

サイトの更新を継続する

更新が停滞しているサイトは検索エンジンからの評価が徐々に下がっていき、ドメインパワーも低下していってしまいます。定期的にコンテンツを作成することも重要ですが、既存の記事をリライトしたり、参照したデータの更新を行ったりして、都度新しい情報をアップするようにしましょう。

サイトの運営期間を長くする

ドメインパワー強化のためには、サイトの運営期間を長くすることも必要になります。被リンクやコンテンツの数を増やすのにも、長い運営期間が必要になるためです。しかし、運営期間がただ長いだけでは、検索エンジンからの評価は上がりません。定期的に更新していくことで、質の高い情報を提供しているサイトとして見なされるようになります。

ドメインパワーを強化するときの注意点

ドメインパワーが強化するまでには、一定期間が必要です。先に紹介したドメインパワーを強化する6つの方法をもとに、時間をかけてドメインパワーを強めていくことが基本になります。高品質なコンテンツを定期的にアップして良質な被リンクを集め、じっくりとアクセス数増加に努めることが大切です。

運営期間の長いサイトはドメインパワーが強い傾向にありますが、中古のドメインは使用しないのがおすすめです。ドメインの古さ自体はSEOへの影響がなく、定期的な更新がなければドメインパワーの強化は見込めません。中にはペナルティを受けたドメインが販売されていることもあり、注意が必要です。

また、被リンクは関連性のあるサイトや高品質なサイトからの獲得でなければ、評価されません。上位表示を意図した不自然な被リンクはガイドラインに違反し、ペナルティが課せられる可能性があります。

ドメインパワーは時間をかけて強化するもの

ドメインパワーは、サイトが検索エンジンからどれだけ信頼されているかを表します。検索結果の表示順位を決める際の評価項目の1つであり、SEO対策としても欠かせないものです。ドメインパワーは、対策してすぐに高まるものではありません。良質な被リンクの獲得や高品質なコンテンツの定期的な更新が必要で、時間をかけて価値あるサイトへ育てていくことが重要です。