Powerd by ipe
テジタルマーケティングで戦略的に
ビジネスを成功させる

被リンクとは?チェックや獲得方法、SEOの効果や増やし方を解説

被リンクとは?チェックや獲得方法、SEOの効果や増やし方を解説

「被リンク」はサイト運営する際、欠かせないキーワードです。 SEO対策でも重要とされていますが、知らない方もいることでしょう。そこで今回は、被リンクについてだけでなく、被リンクの獲得方法、被リンクに関するよくある質問を紹介します。ここで解説するポイントをしっかりと押さえて、サイト運営でより良い結果を出しましょう。

被リンクとは

被リンクとは、外部サイトから自分のサイトへ向けられたリンクのことです。バックリンクや外部リンクと呼ばれることも。検索順位を左右する重要な要素の一つで、現在も多くのサイト運営者が被リンクの獲得に力を注いでいます。
なお、自分のサイトから外部サイトに向けたリンクは発リンクといいます。

SEO対策における被リンクの効果

  • サイトやページ評価の向上
  • クローラビリティの向上
  • ドメインパワーの向上

SEO対策における被リンクの効果には、上記の3つが挙げられます。それぞれ詳しく見ていきましょう。

サイトやページ評価の向上

被リンクを獲得すると、検索エンジンに外部サイトからおすすめされた質の高いページと判断されるため、サイトやページ評価の向上につながります。
Googleの公開している「Google が掲げる 10 の事実」では、下記のように明言されています。

4. ウェブ上の民主主義は機能する。
Google 検索が機能するのは、どのサイトのコンテンツが重要かを判断するうえで、膨大なユーザーがウェブサイトに張ったリンクを基準としているからです。Google では、200 以上の要素と、PageRank™ アルゴリズムをはじめとするさまざまな技術を使用して、各ウェブページの重要性を評価しています。PageRank のアルゴリズムでは、ページ間のリンクを「投票」と解釈し、どのサイトが他のページから最高の情報源として投票されているかを分析します。この手法なら、新しいサイトが増えるたびに情報源と投票数が増えるため、ウェブが拡大するにつれて効果も高まります。また Google では、多くのプログラマーの力の結集によって技術革新が進むオープンソース ソフトウェア開発にも力を入れています。
【引用:Google が掲げる 10 の事実

「どのサイトのコンテンツが重要かを判断するうえで、膨大なユーザーがウェブサイトに張ったリンクを基準としている」ため、被リンクの獲得はサイトの評価につながるといえます。

また、Googleが提唱しているE-E-A-Tのひとつである「権威性(Authoritativeness)」は、被リンクと大きく関係しています。権威性は、コンテンツの内容や質だけでなく、被リンクの数や分散性、サイト運営期間などで判断されます。そのため、被リンクを獲得すれば権威性があがり、SEO評価につながるといえます。

クローラビリティの向上

被リンクを獲得すると、クローラーに自社のページを見つけてもらいやすくなり、クローラビリティが向上します。クローラビリティとは、クローラーにとってサイトが見つけやすいかを表す用語です。
クローラーは、インターネット上の膨大なページを巡回しているためページを見つけてもらうまでに時間がかかります。被リンクを獲得すれば、外部サイトから見つけてもらう可能性が高まり、ページが評価される時間を短縮できます。そのため、ページを公開してから評価されるまでの時間を早められます。

ドメインパワーの向上

ドメインパワーとは、サイトの実績や信頼性を数値にしたもので、向上すればSEOで上位表示されやすくなります。ドメインパワーの向上には、被リンクも関係しており獲得すればドメインパワーを向上させて、サイト全体を上位表示させやすくできます。

SEO対策に効果的な被リンクとは

SEO対策において、優れた被リンクは主に以下の3つです。

・自然的に発生した被リンク
・関連性の高いサイトからの被リンク
・信頼できるサイトからの被リンク

自然発生した被リンク

「自然発生した被リンク」とは、他のユーザーが自分のサイトをリンクとして設置した場合のこと。「ナチュラルリンク」とも呼ばれており、検索エンジンはナチュラルリンクのみを評価します。被リンクされることで、そのページが有益であることの証明となり、検索エンジンからの評価向上が期待可能です。

関連性の高いサイトからの被リンク

検索エンジンは「関連性の高いサイト」からの被リンクをより高く評価します。「関連性の高いサイト」とは、リンク先のページのテーマに関する、専門的な情報を公開しているサイトのこと。現在のGoogle検索アルゴリズムは、ユーザーが調べている内容との関連性が高いことを重視するようになっています。そのため、関連性の高いサイトから被リンクを獲得することで、検索順位を向上させます。

信頼できるサイトからの被リンク

信頼できるサイトから被リンクを獲得することでも、検索結果の順位向上に繋げられます。信頼できるサイトとは、ページの品質が高く、サイトとしてブランディングされ、アクセス数の多いサイトのこと。こういったサイトから被リンクを獲得している場合、Googleによって「信頼性」や「権威性」が高いと判断され、検索順位が向上します。

悪質な被リンクとは

【悪質な被リンク】
・相互リンクのみを目的としたWebページからのリンク
・質の低いディレクトリやブックマークサイトからのリンク
・隠しテキストの被リンク

被リンクは質の高いものから質の低いものまで様々です。上記は、悪質な被リンクの一例ですが、悪質な被リンクが貼られたサイトは、ペナルティを課される可能性もあるため注意しましょう。ペナルティを課されてしまった場合、検索順位の低下やインデックスからサイトが削除される恐れがあります。
また、Googleの検索アルゴリズムアップデートにより、不正な方法で低品質な被リンクを獲得し、検索順位を上げようとするWebサイトはペナルティが課されるようになりました。そのため、業者から被リンクを購入するといった行為は、結果的に検索順位低下に繋がるためやめた方がいいでしょう。

被リンクを増やす方法

ここでは、被リンクを増やす方法について解説します。

コンテンツの品質を高める

コンテンツの質が高ければ、多くのユーザーから質が高い記事と判断され、被リンクを獲得しやすくなります。高品質のコンテンツを作成するために、まずは検索ユーザーのことを考える必要があります。キーワードプランナーの活用や競合サイトなどのリサーチを通して、ユーザーの検索ニーズを満たせるページを作っていきましょう。

権威性を高める

権威性を高めることは、被リンクの獲得にも繋がります。権威性を高めるためには、専門知識やこれまでの実績などが重要。例えば、医療系のコンテンツの場合、医療分野の資格を持たない一般の人よりも、医者や看護師など医療関係者が監修しているコンテンツの方がサイトの権威性向上に繋がるでしょう。そのため、権威性が高くなればなるほど、より信頼できるサイトとして被リンクも獲得しやすくなります。

SNSを活用する

SNSを活用することで、より多くの人の目に止まるようになるため、アクセス数が増加しやすくなります。多くの人に見てもらう中で、関連性の高い内容のサイトを運営している人の目に止まれば、被リンクを獲得できるチャンスも増えるでしょう。サイトを運営しているのであれば、SNSも活用し、より多くの人の目に触れる機会を作りましょう。

被リンクを獲得する際の注意点

  • 質の悪い被リンクは避ける
  • 有料リンクを購入しない
  • どのようにリンクが貼られたか確認する

被リンクを獲得する際の注意点は、上記の3つが挙げられます。
それぞれ詳しく見ていきましょう。

質の悪い被リンクは避ける

「悪質な被リンクとは」で紹介した、相互リンクのみを目的としたWebページからのリンクや質の低いディレクトリやブックマークサイトからのリンク、隠しテキストの被リンクなどはSEOで悪い評価を得る可能性があるため避けましょう。
また、関連性の低いコンテンツからの被リンクも、クローラーにユーザーにとって有益な情報と判断されません。そのため、SEOに良い効果は得られないため避けるべきでしょう。

有料リンクを購入しない

検索順位を上げるなどの目的で、被リンクを購入するのは下記の通りGoogleのガイドラインに違反しています。そのため、有料リンクは購入しないようにしましょう。

Google は、ウェブページの関連性を判断するための重要な要素としてリンクを使用しています。Google 検索の検索結果ランキングを操作することを目的としたリンクは、リンクスパムと見なされる場合があります。これには、自分のサイトへのリンクを操作する行為も、自分のサイトからのリンクを操作する行為も含まれます。リンクスパムの例としては、次のようなものが挙げられます。

・ランキングを上げることを目的としたリンクの売買。次のようなものが挙げられます。
・リンク自体やリンクを含む投稿に関して金銭をやり取りする
・リンクに関して物品やサービスをやり取りする
・特定の商品について記載してリンクを設定してもらうのと引き換えにその商品を送る
【引用:Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー

どのようにリンクが貼られたか確認する

リンクの貼り方は、テキストリンクや画像リンクなど様々な方法があります。
可能性は低いですが、自社サイトを酷評するような貼られ方をしている場合もあるため、被リンクを獲得した際は、どのような貼られ方をしているのかチェックしたほうが良いでしょう。

おすすめの被リンクチェックツール

外部被リンクは様々な方法で確認可能です。ここでは、外部被リンクを確認する方法をご紹介します。

Google Search Console

「Google Search Console」を活用することで、外部被リンクを確認できます。Google Search Consoleは、Googleが提供している分析ツールです。無料で使用でき、被リンク以外にもサイトの様々なデータを調べられるため、サイト運営で欠かせない存在。被リンクを調べる際は、以下の手順で行えます。

1.画面左のサイドバーの下側にある「リンク」を選択
2.「外部リンク」にあるページやリンク元サイトなどから被リンクが確認可能

上位のリンク元サイトやどのようなテキストで被リンクされているか、どのページが多くリンクを集めているかなどを確認可能。ここで得られた情報を活用することで、どのようなコンテンツであれば被リンクを獲得しやすいのか分析することで、コンテンツを制作に活かせます。

Ahrefs(エイチレフス)

Ahrefsは、世界で60万人以上が導入しているといわれるツールです。
サイトの被リンクの数だけでなく、増減の推移やドメインの評価、被リンクの品質分布やアンカーテキストの内容まで確認できます。また、自社サイトだけでなく競合サイトの被リンク調査や分析もできるため、競合分析がしたい方にはとくにおすすめです。

SEMrush

SEMrushは、日本語でも使用できるSEOツールです。
被リンク数や増減の推移、アンカーテキストの内容、喪失した被リンクなど詳細な分析が可能です。また、被リンクだけでなく、サイトのアクセス解析やキーワード分析も可能です。一つのツールで、SEOの分析をしたい方におすすめです。

Ubersuggest(ウーバーサジェスト)

Ubersuggestは、被リンク分析だけでなくキーワードやトラフィック調査を行うこともできるツールです。回数制限や機能制限はありますが、無料で使えます。また、有料プランでは、SEOに関するアドバイスなどの機能も利用できます。

Hanasakigani

Hanasakiganiは、被リンク数やタイトル、URL、アンカーテキスト、nofollow属性の有無を確認でき、競合サイトととの比較なども可能です。シンプルで使いやすいため、初心者の方にもおすすめです。

Link Explorer

Mozの提供するLink Explorerは、自社の被リンク調査だけでなく競合サイトの被リンク調査も可能です。サイトの権威性や信頼性も数値で確認できるため、より詳細なSEO対策が可能です。

Majestic SEO

Majestic SEOは、独自の指標をもとに被リンクの品質を数値化しているツールです。
自社サイトが、良質な被リンクを獲得できているか確認できます。
抽出可能な被リンクデータ量が多く、競合分析もできるため細かい被リンク分析が可能です。

Microsoft Bing Webmaster Tools

Microsoft Bing Webmaster Toolsを使用すると、Bingでのサイトの検索パフォーマンスを確認できます。ログイン後、「SEO」から「バックリンク」を選択すると、ドメインやページ、アンカーテキスト別の被リンク状況がチェック可能です。

これにより、Bing上のサイトへの被リンクの質と量を把握し、SEO戦略をより効果的に調整できます。

悪質な被リンクが貼られた場合の対処法

  • Googleサーチコンソールで否認する
  • サイト運営者に依頼する

悪質な被リンクが貼られた場合の対処法として上記の2つが挙げられます。それぞれ詳しく見ていきましょう。

Googleサーチコンソールで否認する

悪質な被リンクはGoogleサーチコンソールから否認できます。
被リンクの削除方法は下記の通りです。

  1. 否認するリンクのリストを作成する
  2. 否認リストをアップロードする

【参考:サイトへのリンクを否認する

サイト運営者に依頼する

サイト運営者に依頼することで被リンクを削除してもらうこともできます。
サイト運営者の連絡先がわからない、削除を承認してもらえないといった場合は、上記のGoogleサーチコンソールを使った方法で対処しましょう。

被リンクに関するよくある質問

ここでは、被リンクに関するよくある質問を解説します。

アンカーテキストもSEOに効果がありますか?

アンカーテキストも、検索エンジンが被リンクの質を評価する際の基準の一つ。アンカーテキストに書かれているキーワードをもとに、検索エンジンがリンク先のテーマを認識し、リンク元のページと関連性について判断します。そのため、アンカーテキストもSEO上効果があることから、意識する必要があるでしょう。

【そもそもアンカーテキストとは?】
アンカーテキストとは、他のWebページへのリンクに表示する文章のこと。ユーザーはアンカーテキストを通してリンク先の内容を把握するため、ユーザビリティ向上の観点からリンク先の内容をわかりやすく記述しましょう。

被リンクの反対は何ですか?

被リンクの反対は、発リンクといいます。また、発リンクは英語で「アウトバウンドリンク(outbound link)」といいます。

被リンクを意識して、SEO対策を万全にしよう!

SEOにおいて、被リンクを獲得することは重要です。しかし、不正な方法によって、低品質な被リンクを獲得しても検索順位を下げられてしまったり、ペナルティを課されたりとかえってマイナスになってしまいます。
より高品質なサイトから被リンクを獲得するために、まずはコンテンツの品質を高めることを意識しましょう。

Download
サービス資料ダウンロード(無料)
弊社サービスの概要や料金、
フォロー体制などの詳細はこちらの資料でご確認いただけます。
資料ダウンロードはこちら
Contact
お問い合わせ
デジタルマーケティングについてのご相談や弊社サービスについてのご不明点・
ご質問は、こちらからお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせはこちら
お電話でのお問い合わせ 
03-6455-5871 9:00~18:00(平日)