ウォーターサーバーのおすすめランキングTOP10！コスパや機能を比較

ウォーターサーバーの種類

ウォーターサーバーは水の給水方法によって大きく3つのタイプに分けられます。違いをしっかりと理解して、ご家庭に合ったものを選ぶことが大切です。

ボトル設置タイプ

現在使われているウォーターサーバーの中で最も多いタイプがこの「ボトル設置タイプ」です。文字通り、サーバー本体に水のボトルを設置して使用します。ボトルの中の水をすべて使い切ったら、新しいものと交換します。毎日新鮮な水を使いたい人におすすめです。ボトル設置タイプでは、まず「定期購入」なのか「随時注文購入」なのかを確認しましょう。

「定期購入」であれば、月々決まった量のボトルを定期的に購入する必要があります。毎月の消費量を把握しておかないと、当月分のボトルを消費する前に次月分が届いてしまうなどのトラブルが起きることも。メーカーによっては、定期購入の一時停止や次月分のボトル本数変更などに対応しています。「随時注文購入」は欲しいときに欲しい分の水を注文できる購入方法です。ボトルが溜まってしまう心配はありませんが、水を切らしてしまった場合は、注文してから届くまでに数日要することがあるので、「定期購入」同様に水のストック管理が必要でしょう。また、ボトル設置タイプのボトルの捨て方には、「ワンウェイボトル式」と「リターナブルボトル式」の2種類があります。

「ワンウェイボトル式」は、通常のペットボトルと同じように、住んでいる地域の条例に従って家庭ごみとして捨てる方式です。ボトルを長期間保管しておく必要がないので、場所を取りません。
一方の「リターナブルボトル式」は、メーカーがボトルを引き取る方式です。次月分のボトル配達時に、使い終わったボトルを回収するシステムが一般的でしょう。こちらでは一カ月分の空きボトルを保管しておく必要があります。

水道直結タイプ

水道直結タイプは、家庭の水道とウォーターサーバーを直結させ、家庭の水を浄水（RO水）にして使用する方法のウォーターサーバー。ボトル交換の手間を省き、毎月の残量を気にせず使用したい人におすすめです。ボトルタイプとの一番の違いは毎月のボトル購入や、ボトルの中身が空になった時の入れ替え作業がない点でしょう。家庭の水道と繋がっているので、水道が止まらない限りはウォーターサーバーから水を出すことができます。

水道直結タイプに共通しているデメリットは、ボトル設置タイプと違って「水道と直結させる」ための取付工事が必須な点です。工事の分の費用と手間がかかるでしょう。
また、飲み水に適した状態にするために水道水をウォーターサーバー内でろ過させることで不純物を取り除いているので、年に2～4回フィルムカートリッジの交換が必要です。

水道直結タイプの水には「浄水」と「RO水」があります。どちらも水道水に比べると不純物は少ないですが、「浄水」は「RO水」に比べると純度が劣るでしょう。ボトル設置タイプと異なり「天然水」を選ぶことはできませんが、どちらも水道水を使っているので、若干コストを削減できます。

水道水補給タイプ

水道水補給タイプは、先述した2つのタイプを組み合わせたものです。家庭の水をウォーターサーバーのタンクやペットボトルに入れ、浄化して使用します。ボトル設置タイプのように、自身で水を補給しますが、使用する水は水道直結タイプと同じ「水道水」です。水を購入する必要がないので、好きな時にいつでも補給できますが、水道直結タイプと比較すると「水をタンクに汲む」という手間が発生します。

置き場所や使用タイミングなど、生活スタイルに柔軟に合わせて使用したい人におすすめです。

ウォーターサーバーを選ぶ際のポイント

ウォーターサーバーの主な種類について理解を深めた後は、各商品やメーカーごとのメリット・デメリットを確認しましょう。4つの観点からウォーターサーバーを選ぶ際に確認したいポイントをご紹介します。

水の種類をチェックする

基本的にウォーターサーバーの種類によって、ある程度水の種類が決まっています。ボトル設置タイプの場合は「天然水」か「RO水」、水道直結タイプの場合は「浄水」か「RO水」、水道水補給タイプの場合は「浄水」になります。

「天然水」はミネラルウォーターを指します。特定の水源からとることができる、化学的な処理を一切行わない自然の水です。味や成分は水源によって異なります。

「RO水」はROフィルターと呼ばれる逆浸透膜を使ってろ過された水です。ROフィルターは水分子のみを通過させるフィルターなので、ほぼすべての不純物を取り除くことができると言われています。

「浄水」は、河川などの原水に浄水処理を施した飲用可能な水です。私たちが普段使っている水道水も浄水にあたります。この浄水をさらにROフィルターでろ過することで「RO水」になります。

基本的には味や口当たりの好みで選んで問題ありませんが、赤ちゃんがいるご家庭であればミルクや離乳食用の粉末食材が溶けやすいRO水がおすすめです。

機能をチェックする

家族構成や生活スタイルなどで必要な機能が搭載されているかもチェックしておきましょう。

小さなお子様がいるご家庭の場合は、熱湯による火傷を防ぐチャイルドロック機能搭載のモデルやお子様の背が届かない高さのモデルがおすすめです。赤ちゃんやお子様の飲み水でウォーターサーバーを使用する場合は、抗菌・除菌機能や独自のクリーン機能を搭載したモデルが安心でしょう。

お茶やコーヒー、インスタントのラーメンなどの熱湯を使う機会が多い家庭であれば、お湯を100度近くまで加熱 (通常は80度程度) できる再加熱モード搭載のウォーターサーバーが人気です。

費用を計算する

ウォーターサーバーの費用は、「初期費用」＋「月々の費用（ランニングコスト）」を合わせたものを指します。特に「月々の費用（ランニングコスト）」は細かく計算し比較する必要があります。

ランニングコストの内訳は、「サーバーレンタル代」「水代」「電気代」「（ボトル設置タイプのみ）配送料」「メンテナンス料」などです。ここで注意すべきポイントは、必ず「総合計額で比較すること」。例えばエコモード搭載の機種であれば、電気代は抑えられても、サーバーレンタル代が高額になる場合があります。項目ごとに比較した際にお得に見えても、費用全体における結果は違うかもしれません。

水代を一番に抑えたいのであれば、水道直結タイプか水道水補給タイプのウォーターサーバーがおすすめです。家庭の水道水を使うのでボトル代が発生しません。特に、水道水補給タイプは工事費も発生しないので費用を最も抑えられます。

また各メーカーのキャンペーン情報も必ずチェックしましょう。内容によっては費用をかなり抑えられるので、迷っているメーカーがいくつかある場合は、キャンペーン情報で決めるのも良いでしょう。

契約内容を確認する

最も大切なのが契約内容の確認です。契約内容の確認を怠ると、後に「こんなはずじゃなかった」などの大誤算を招く危険性もあります。契約前に必ずよく確認しましょう。

中でも一番トラブルになりやすいのが「契約期間の縛り」です。メーカーや商品によっては、契約に際して最低限の期間を設けており、これより短い期間で解約する場合、「解約金」や「退会手数料」が発生する場合があります。
ウォーターサーバーの利用が初めてで契約期間の感覚がわからない場合は、解約金無料のサーバーに絞って選ぶか、1年などの短期契約ができるサーバーを選ぶと安心でしょう。

またボトル設置タイプの場合、1ヶ月～数か月の間に購入すべきボトルの最低本数が決められていたり、毎月の本数があらかじめ決められているケースがあるので注意しましょう。

細かいところでは、故障時などのトラブルへのサポート体制や、サーバーの設置や撤去にかかる費用など、メーカーによって契約内容はさまざまです。費用にどこまでのサービスが含まれているのか、月々の内容だけでなく、契約開始時から終了までの内容を細かくチェックしましょう。

気になる本音も！ウォーターサーバー座談会

ゆみたまさん	プレミアムウォーター［ずっとプレミアムプラン］※契約中 家族構成：夫、子ども（年長・年少）の4人
佳子さん	ワンウェイウォーター［プラスプレミアム］ 家族構成：夫、子ども（小5・小4・小2・5歳・1歳）の7人
岩崎さん	うるのん［不明］※契約中 家族構成：夫、子ども（5歳・2歳）の4人

お子さまの存在が契約の大きなきっかけに

まずはウォーターサーバーを契約しようと思ったきっかけを教えてください。

メインは子どものために契約しました。どうしても小さい子どもってこぼすので、最初は蓋付きのコップに水を入れて渡していたんですが、すぐに飲み終えて次を入れてと言われてしまって。自分で入れてくれたらいいなと思ったのがきっかけです。契約した1年前の時点で上の子は4歳、下の子は2歳だったのですが、二人で協力しながら自分たちで入れてくれるようになりましたね。

私はショッピングモールの仮販売のような場で見たことがきっかけですね。お湯もすぐ出て、いつでも冷たい水が飲めることに惹かれて、その場で契約を決めました。

私も少し似ているのですが、妊娠中に子どもたちの水を汲むのが大変だったので、自分で入れてくれたらと思い契約しました。

水の補給方法や使い勝手の良さは比較しやすい

実際にウォーターサーバーを検討する際は、みなさんどのようなポイントを比較したのでしょうか？

私はその場で契約したので、契約前に他の会社さんと比べてはいないですね。ただ後から価格や水の質などを調べて、うるのんなら安全そうだと判断できたので今でも継続して契約している形です。

少しスマホで情報収集はしたのですが、正直どこもそこまで大きくは変わらないだろうなと思っていました。ただ水の補給タイプは少し迷いましたね。結局いまはボトルをウォーターサーバーの上に設置するタイプのものを使用しているのですが、水道水タイプも魅力的に感じました。入れ放題なので。ただ最終的にやはり水の質がよいということでボトルタイプを選んだ形ですね。

ボトルの設置方法ですね。以前クリクラを契約していて、重いボトルを上に設置するのが大変だったんです。なのでもっと楽に使えるウォーターサーバーはないかと探して、ワンウェイウォーターに決めました。

最終的に契約に至った決め手は何だったのでしょうか？

私はやはり妊娠中だったこともあり、身体に負担のかからないボトル交換方法が決め手でした。ワンウェイウォーターはボトル設置場所が足元にあるのと、ボトル自体が使い終わったら畳める素材でできていたので、管理が楽そうだなと思ったんです。

私はお手入れ方法ですね。ウォーターサーバーは雑菌がわきやすいという口コミを耳にしたことがあったんですが、うるのんは定期的に熱湯を巡らせる雑菌機能がついていたので、衛生的にも安全かなと思い契約しました。

機能とは少し違うのですが、実は私も岩崎さんと同じで仮販売のイベントで購入したんですよね。もともとウォーターサーバーの検討はしていたのですが、自分でWebサイトから申し込みするのはハードルが高くて…。そんなときに偶然、近所でイベントをやっていたので、その場で話を聞いて契約した形です。

契約後は1週間程度で自宅に届くことがほとんど

いざ契約を決めてからご自宅で使用開始するまでにどのくらいの期間がありましたか？

1週間ぐらいですかね。配送先とこちらの都合がマッチしたのがそのタイミングだった感じです。

3日間くらいですね。結構すぐに届きました。

私はみなさんと比べると時間がかかりましたね。2週間くらい？希望のカラーの在庫が切れてしまっていたことと、GWを挟んでいたことが原因だと思います。こだわりがなければ、すぐに届いたんじゃないかな？

使用する水の量は同居家族の人数で大きく変化

普段はどのようなタイミングでウォーターサーバーを使用しています(いました)か？

子どもたちが自分で水を汲むために使用するのがほとんどですね。契約したばかりの頃は、せっかくのおいしいお水なので、ご飯を炊く際やお味噌汁をつくる際など、料理でも使用していたのですが、やっぱりすぐになくなってしまうので…。今は飲み水がメインですね。

3同じですね。私も子どもたちの飲み水メインです。

私もそうですね。たまにカップ麺をつくる際にお湯を使ったりもします。一応、電気ケトルもあるんですが、手間がかからないので、面倒なときはウォーターサーバーで済ませてしまいます。

みなさんメインは飲み水なんですね！その場合、月々どのくらいの量の水を使用されているんでしょうか？

私は3週間に1回24リットル届く契約なんですが、ちょっと余る程度なので、1か月で24リットルがちょうどよいくらいですかね。ボトルが溜まらないように、うまくスキップや早めの配送依頼を組み合わせています。

うちは59日で24リットルの契約で、それでちょうどよいぐらいですね。なので、1か月だと12リットルくらいでしょうか…。子どもの飲み水とあとは旦那がたまにコーヒーを淹れているくらいなので、あまり使ってはいないです。私はほとんど飲んでないです。

20日間隔で24リットルの契約だったので、その通りに受け取っていました。子どもが多いのであっという間になくなってしまいますが…。1か月だと36リットルくらいでしょうか。

月々の電気代は500円前後、使用音やお掃除もそこまで負担にはならない

ここからはウォーターサーバー検討中の方にとって気になるポイントをいくつか伺えればと思います。まずは電気代です。みなさんおいくらくらいでしょうか？

契約前後で比較できているわけではないのですが、そんなにかかっている印象はないですね…。お湯の設定温度によっても変化するみたいなのですが、うちは子どもが使用することもあって低めに設定しているからかもしれません。

私も正確には比較できていないのですが、契約時の資料だと630円くらいと書かれていますね。一応、高くなりそうな場合は節電モードが発動するように設定されているみたいです。お湯の設定温度で電気代が変化するという話は私は聞いたことがなかったです…！メーカーによっても違うのかも？

資料だと474円と書かれていますね。ただうちは冷たいお水メインでお湯は使っていなかったので、もしかするともうちょっと安かったのかなと思います。

使用中の音は気になりますか？

気にならないですね…。

たまにボトルがへこむボコッという音がするくらいで、それ以外は特に気になるほどの音はしないと思います。小さい子どもが寝ていても特に影響はないですね。

サーバーのお手入れはどのくらいの頻度で行っているのでしょうか？

掃除が必要になると本体が点滅する仕様なので、それに従ってクリーン機能を使っていますね。だいたい月に1回ほどでしょうか…？水の使用量とかによっても変わってくるのかもしれないです。

うちはクリーン機能とかはついていないので、ボトルを交換するタイミングにあわせてトレイを洗ったり注ぎ口を拭いて掃除しています。1か月に2回くらいですね。

私は特に手入れしていなかったですね…！今はワンウェイウォーターさんにもお掃除機能付きのタイプがあるようなのですが、うちが契約していたものは違ったので…。

機能はあまり欲張る必要なし？シンプルな方が使い勝手がよい

ウォーターサーバーに付いている機能のうち、よく使用する(していた)ものを教えてください。

もともとお湯は長押ししないと出ない仕様だったので、特に追加でチャイルドロックなどはかけていません。チャイルドロックをかけると水も使えなくなってしまうので…。あとは先ほども話題に出た通り、お湯の温度は低めに設定しているぐらいですかね。

うちのウォーターサーバーはシンプルなものなので、特に複雑な機能などはついていないんですが、チャイルドロックは使用していますね。後付けのカバーのようなタイプなので、お湯の方にだけつけています。

チャイルドロックあったかとは思うんですが、子どもがメインで使用することもあり、使っていなかったですね。その他の機能はあまり覚えていないのですが、使っていなかったと思います。

どのタイプも一長一短…優先度をつけたウォーターサーバー選びが肝心

契約前後で想定とのギャップはありましたか？良いものでも悪いものでも構いません。

特に…ギャップはないですね。

うちも特にギャップはないんですが、ウォーターサーバーって電源に挿していなくても水が出るんですよね。だから非常時の貯水にもなるなあと契約してから思いました。良い方のギャップですね。

ボトルを下から設置するタイプだったこともあり、設置できているかの確認が難しかったですね。上から設置するタイプと違って、しっかりはまっているかが見えづらくて。はまっていないとボタンを押しても水が出ないので、そのタイミングで「はまっていなかったのか！」と気づく形でした(笑) あと解約した理由が子どもたちが水を飲みすぎてすぐになくなってしまうことだったので、今度契約するのであれば水道水タイプも候補に入れてみようかなと思います。

ウォーターサーバーは生活を便利にしてくれる縁の下の力持ち！

最後にこれからウォーターサーバーを契約しようと考えているの読者の方へ、メッセージをお願いいたします！

実際にウォーターサーバーを使っていて、いつでも冷たくておいしいお水が飲めるのでとても満足しています。

うちはウォーターサーバーの契約で子どもの水を汲む手間がすごく減りました。小さいお子さんがいる家庭には特にぜひおすすめしたいです。