【株式会社メディカルリソース】一次情報を活かしたコンテンツ施策と、AI時代を見据えたSEOパートナーとしての歩み
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薬剤師や医師、登録販売者など、高い専門性が求められる医療系人材紹介領域で確固たる地位を築いている株式会社メディカルリソース。同社が運営する登録販売者向けの転職支援サービス「チアジョブ登販」は、かつて高水準のセッション数を誇っていました。しかし、当時は「コンバージョン(会員登録)につながらない」という深い課題を抱えていました。
今回は、登録販売者事業のマーケティングを牽引する中谷さまと濱名さまにお集まりいただき、取り組みの舞台裏と、これからのAI時代を見据えた展望について、リアルな本音を伺いました。(インタビュアー:株式会社ipe 木坂)
「登録販売者」転職市場のリアル―全国どこでも働ける強みと安定性

株式会社メディカルリソースが展開する「チアジョブ登販」では、中途の転職者を中心に幅広い層をサポートしています。まずは、主な事業内容と登録販売者の転職市場について教えていただきました。
- 中谷さま:
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第2類・第3類医薬品の取り扱いが可能な登録販売者を対象に、転職活動の幅広いサポートをしています。
弊社の転職サポートをご利用いただく登録販売者の方は、年代も含めて非常に幅広いです。「チアジョブ登販」の登録販売者事業に関しては、新卒ではなく中途の転職者がメインです。実務経験のある方が多いですが、未経験の方のサポートも行っています。
- ipe木坂:
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未経験から登録販売者を目指す方というのは、どのようなきっかけで転職活動を始められることが多いのでしょうか?
- 濱名さま:
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リアルなところでは、「医療系で安定しているから資格を取って仕事をしてみよう」という方が多いですね。また、「全国どこでも働ける資格を見つけて転職する」というきっかけで目指された方が多い印象です。
一方で、「元々医療に興味があった」「家族が大病になったときに薬に興味をもった」など、志が高く資格取得をした方もいらっしゃいます。
安定的な集客基盤確立の裏にあった課題―「集客はできているのに、CVにつながらない」という壁

取り組み以前のWebマーケティングは、広告やコンテンツ、SNSなど幅広く展開されていました。
しかし、継続的かつ安定的な集客基盤を確立する一方で、転職意欲の低い周辺キーワードの流入が多く、肝心のコンバージョン(会員登録)に結びつかないという深いジレンマを抱えていたそうです。
- 中谷さま:
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広告運用やコンテンツ制作、SNS運用など、webメディアに限らず幅広く取り組んでいました。
- 濱名さま:
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以前はアクセス数が非常に多く、登録販売者全体が36万人と言われる中でもかなりのシェアを誇っていました。しかし、アクセスは多いもののコンバージョンに至らないという課題があり、ipeさんに依頼する直前にはセッション数自体も減少傾向にありました。
以前のSEOは、流入を狙いたい「登録販売者 転職」というキーワードよりも、その周辺のキーワードで順位が高くセッションが多いという状況でした。また、当時は明確なコンバージョン目標を置いておらず、エントリーの大多数が広告経由という状態でした。
「SEOの専門性と医療系の実績」が決め手―単なる制作会社ではない“パートナー”を求めて

前任の制作会社の体制変更を機に、新たな外部パートナーの選定に動いた株式会社メディカルリソース様。
広告運用のインハウス化している同社が、SEOに関してはipeへの委託を決めたのは、医療系という高い信頼性が求められる領域での実績と、移り変わりの激しいSEOの専門性を評価してのことでした。
- 中谷さま:
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他の制作会社を検討し始めたのは、以前依頼していた制作会社の体制変更で、これまで通りの本数制作が難しくなったことがきっかけです。 社内にはSEOの知見やリソースが不足しており、自社だけで進めるのは困難でした。
複数の会社を検討した中で、ipeさんはSEOに強いこと、そして医療系領域という信頼性が求められる領域で実績があることが決め手でした。
- ipe木坂:
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当時コンバージョン数が多かった広告領域をさらに伸ばしていくのも一つの手段だったかと思いますが、あえてSEOの支援会社に相談された理由をお伺いできますでしょうか?
- 濱名さま:
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広告はやりきっている感覚があり、オウンドメディア(SEO)に伸び代があると考えていたため、そこを強化すべきだと判断しました。弊社は広告運用などを内製化する文化がありますが、当時はSEOに関しては知見が十分でなく、外部の知見と量的なリソースが必要だと感じていました。
一次情報を活かした「転職成功者インタビュー」で読者の心理を掘り下げる

体制変更による引き継ぎの不安を解消した後、既存記事のリライトを軸に進めていきました。
なかでも、「転職成功者インタビュー」の施策では、株式会社メディカルリソース様が持つ「現場の声(一次情報)」という最大の武器を活かし、読者が本当に知りたい求職者のリアルな心理を掘り下げる仕組みが形になっていきました。
- 中谷さま:
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制作会社を変えることで、以前とテイストが変わってしまう不安はありましたが、スムーズに引き継げました。既存記事のリライトも含め、柔軟に対応いただいています。
とくに、直近の「転職成功者のインタビュー」はよい取り組みができたと思っています。単に決まったことを聞くだけでなく、読者が気になる転職者の心理を深掘りしていただき、コラム作成のその先を見据えてご対応いただいた印象です。
- ipe木坂:
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おっしゃっていただいた点はまさに、今後より重点的に取り組むべきことだと思っております。SEO対策としてだけでなく、AI対策の面でも一次情報は重要なポイントのため、これからも積極的にご提案していきたいです。
- 中谷さま:
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取り組みをする中で、コラム内での導線の作り方やリライトのアドバイスなど、細かいところまで専門的な知見をいただけているのは、ipeさんにお願いしたからこそだと感じています。
- 濱名さま:
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弊社は業界シェアが高く、求人元企業やSNS経由で登録販売者の声(一次情報)を集めやすい点が強みだと考えています。ipeさんはユーザー起点での質問をくださり、内容をコンテンツに反映してくれるので、非常に有難いポイントです。
社内の空気を変えた「検索1位獲得」の成功体験

こうした質の高いコンテンツ制作や継続的なリライトにより、着実に順位を上げ、安定して多くのユーザー接点を生み出せる状態を構築していきました。
さらに、他事業部で「ビッグワードで1位を獲得した」という成功体験が共有されたことで、社内にあった「上位表示は困難だ」という諦めのムードが、前向きな空気感へと変わっていったそうです。

ipeとのコンテンツ制作取り組みによる月間平均掲載順位の変化
- 中谷さま:
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記事単位での順位上昇は着実にできています。また、細かいキーワードでもしっかり順位を取れるようになってきていて、公開後すぐに順位が上がっている実感があります。
- ipe木坂:
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検索ボリュームの大小にかかわらず、御社のドメインパワーを活かしたキーワード選定とコンテンツ制作を行う点は意識しているので、そこを感じ取っていただけているのは嬉しいです。
検索ボリュームの小さいキーワードは、狙いたい大きなキーワードを取るうえで、土台作りをするという意味でも競合との差分を埋めるという意味でも大きな役割を果たすので、非常に重要だと認識しています。
- 濱名さま:
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以前は「ビッグワードで1位を取るのは困難だ」という雰囲気が社内にありましたが、他事業部で1位を取れた成功体験があり、登録販売者でも目指せるのではないか、というポジティブな空気感に変わってきています。
競合とのギャップを埋めるコンテンツ作りが重要だと社内でも理解が進んでいます。
AI時代の到来を見据えて―検索の先にある「ユーザーの行動変容」にどう立ち向かうか

では、今後はどのような展開を見据えているのでしょうか。
今後の展望として、ビッグワードでの上位表示を狙う一方で、両社が今最も注目しているのがAIの台頭です。
AIによって情報収集のあり方が変化するなか、新たなコンテンツのあり方を模索していきたいと語っていました。
- 中谷さま:
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引き続きコンバージョンにつながるビッグワードでの上位表示を狙いつつ、細かいキーワードも網羅して土台を固めていきたいです。
また、AI(AI Overviews)の台頭への対応も課題です。従来の「〜とは」といった解説系のコラムはAIの影響を強く受ける可能性があるため、それに代わる新しいコンテンツのあり方を模索していきたいです。
- 濱名さま:
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私自身も検索ではなく生成AIに聞くことが増えており、ユーザーの行動変容に対応していく必要があります。AIの引用率や表示回数などをどう指標として追っていくべきか、相談しながら進めたいです。
- ipe木坂:
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競合との差分を埋めるための対策KWだけでなく、御社がリードして競合との差分を作れるようなご提案をしていければと思います。
また、AIO対策については引用率やプロンプトの可視化に加えて、その指標を追うにあたってどういったコンテンツを制作していくかまでご支援させていただけたらと思っております。
単なる制作代行ではない―同じ目線で伴走してくれる「本物のパートナー」

最後に、ipeの存在意義を伺ったところ、単なる記事制作の代行業者ではなく、同じ目線で伴走する「SEOのパートナー」という言葉をいただきました。
すべてをインハウス化するのではなく、客観的な最新情報や新しい視点を持つ外部のプロに委ねることが、結果として成果への近道になるのだと言います。
- 中谷さま:
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ipeさんは単なる記事制作会社ではなく、SEOのパートナーとして一緒に取り組んでくれる存在です。たとえば、「インフォグラフィックを入れたい」と相談すれば、画像を制作して初稿に挿入してくださったりするので、まずは相談してみようと思えます。記事の本文だけでなくユーザビリティ向上も含めて、コラムに関してはipeさんに任せておけば大丈夫という安心感があります。
- 濱名さま:
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やはり、ipeさんはSEOに強いな、と感じます。また、弊社との取り組みも、チームとして動いてくださっている印象があります。
- 中谷さま:
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コンテンツ制作だけでなく、SEOについて一緒に考えてくれるパートナーだと感じています。
今後はさらに、SEOコンテンツに限らず幅広い取り組みをしていければ嬉しいです。
- 濱名さま:
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内製化していると視野が狭くなりがちなので、外部の支援会社ならではの最新情報や新しい視点での提案を今後も期待しています。
- ipe木坂:
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最後に、Webマーケティングに課題を感じている企業へメッセージをお願いします。
- 中谷さま:
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自社の強みや資産を理解し、それをマーケティングとうまく融合させることが大事だと思います。
弊社の場合は、一次情報として現場で働く登録販売者の声を得られる点に強みがあり、それをコラムに活かすことができました。
- 濱名さま:
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加えて、すべてを自社でやるのではなく、任せられるところは信頼できる外部に任せる。それが成果につながる近道だと思います。
- ipe木坂:
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その企業ならではの強みや魅力は、意外と社内の担当者でも気づいていないこともあると思います。そういった点も含めてご支援できるように、今後もお取組みをさせていただきます。
自社の資産を理解し、信頼できるプロに託す―その強みの融合がオウンドメディアを再生させる

今回のお話から見えてきたのは、Webマーケティングでは「すべての施策をインハウス化すること」が最適解だとは限らず、自社の強みと外部の専門性をいかに融合させるかが重要、ということです。
株式会社メディカルリソースは、広告運用やその他マーケティング施策によって市場で高いシェアを築いていました。しかしその一方で、CV(コンバージョン)につながらないキーワードからの流入や、急激なセッション数の減少といった課題を抱えていました。
こうした危機感をきっかけに、同社はオウンドメディア(SEO)の強化へと舵を切っています。
広告運用とSEOを個別の施策として捉えるのではなく、一連のマーケティング活動として統合して推進することが大切です。
同社が持つ強みである「現場の生の声(一次情報)」をコンテンツの核としながら、専門性の高いSEO戦略やコンテンツ制作は信頼できる外部パートナーと連携して進める。そして、成果につながった施策を再現可能なノウハウとして蓄積し、他の領域へと横展開していく。
その積み重ねが検索順位の向上だけでなく、社内の成功体験の共有やマーケティングへの理解促進にもつながり、社内に前向きな変化をもたらしていました。
インハウス化の壁にぶつかっている企業にとっても、これから先のAI時代を見据えた新しいオウンドメディアのあり方を模索したい企業にとっても、多くのヒントが詰まった事例といえます。
クライアント紹介
クライアント名: 株式会社メディカルリソース
サイトURL: https://www.medical-res.co.jp/
ご支援サイトURL:https://www.cheer-job.com/useful
業種:
【薬剤師事業】
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