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サンクスページとは?Contact Form 7やインスタでの作り方を紹介

サンクスページとは?Contact Form 7やインスタでの作り方を紹介
DeepEditor

サンクスページとは、ユーザーへの感謝の気持ちを伝えるだけでなく、商品購入や登録などが無事完了したことを知らせるものでもあります。特典や新商品の情報を載せれば、売上アップにも繋げられるでしょう。本記事では、サンクスページについて詳しく解説しますので、参考にしてみてください。

サンクスページとは?

サンクスページまたはサンキューページとは、インターネット上で商品を購入したり、サービスの申し込みを行ったりした後に表示されるページのことです。具体的には「お買い上げありがとうございます」や「ご登録ありがとうございます」といった文章が表示されるページを指します。

サンクスページは感謝を伝えるだけではない

サンクスページには、企業側がユーザーに対して感謝を伝えるだけでなく、購入・申し込みの手続きが完了したことを知らせる役割もあります。また、サンクスページに特典情報や新商品の紹介を載せれば、追加購入の促進にもなるでしょう。サンクスページに到達したユーザーは自社の商品やサービスに強い関心を持っている可能性が高いため、上手に活用することでリピーターの増加に繋げられます。

サンクスページの具体的な使い方

サンクスページという言葉を知っていても、具体的な使い方はわからないという方も多いでしょう。そこで、ここからはサンクスページの使い方について解説します。

クロスセルとアップセル

クロスセルとは、他の商品も併せて購入してもらう手法のことです。例えば、サンクスページ上で購入品と関連した商品やコンテンツを紹介すると、追加購入の促進に繋げられます。関連商品であれば宣伝色が強くなりすぎないため、ブランドの価値を下げずにユーザーへ訴求できる点がメリットです。

アップセルとは、より高額なものを提案して購入してもらう手法を指します。例えば、日用品のリピーターに対して「同じ商品をセットでまとめ買いした方がお得」といったようにセット購入を促す方法が考えられるでしょう。購入直後は、追加で商品を購入をしてもらえるチャンスでもあるため、サンクスページでアピールを行うことが大切です。

LINEやメルマガの登録を促す

商品を購入した直後は、購入先の企業が発信する情報への関心が強くなるため、サンクスページでLINEやメルマガの登録を促すと効果的です。LINEやメルマガでユーザーとの接点を作れば、定期的に自社情報を発信できるようになります。

特に、LINE公式アカウントは到達率・開封率が優れているといわれており、ユーザーとのコミュニケーション活性化に繋げられるでしょう。継続的なコミュニケーション手段を持つことで、顧客のロイヤリティを高め、商品やサービスに対して愛着を感じてもらいやすくなります。

SNSのシェアボタンに誘導する

SNSのシェアボタンを設置し、商品やサービスのシェアを促すのもサンクスページの使い方の1つです。「他の人にもおすすめしたい」とユーザーが思った時に、すぐシェアボタンを押せる環境が整っていれば離脱を防ぎやすくなります。実際に商品を購入したユーザーによるSNS投稿は訴求力が強く、認知度拡大や新規顧客獲得に役立てられるでしょう。

限定クーポンの提示

サンクスページで商品を購入したユーザーへの期間限定クーポンを発行すると、追加購入の促進に繋がります。例えば「〇月〇日まで15%オフ」「購入後12時間限定のクーポン」といったように適切な使用可能期間を設定しておけば、よりユーザーの購買意欲を刺激できるでしょう。

サンクスページを設定するメリット

ここからは、サンクスページを設定するメリットについて解説します。メリットを確認し、より効果的な施策を取り入れられるようにしましょう。

顧客に安心感を与えられる

サンクスページが表示されると無事に処理が完了したことが明確になるため、顧客に安心感を与えられます。サンクスページが表示されない場合、きちんと処理を終えられたのかわかりづらく、混乱する顧客も多いでしょう。結果的に、顧客に余計な不安を与えたり、「無事に処理が完了しているのか」といった問い合わせの数が増えたりする可能性が高まります。

コンバージョンを計測しやすい

アクセス解析ツールやWeb広告でコンバージョンを計測する際は、サンクスページのURLを指定するのが最も簡単で一般的な方法と考えられています。サンクスページから他ページへの遷移数も測定すれば、サンクスページ自体の良し悪しを判断する材料にもなるでしょう。

売上アップに繋げられる

サンクスページを通じてクロスセルやアップセルを狙ったり、限定クーポンを配信したりすれば、直接的な売上アップに繋げられます。また、LINEやメルマガ登録への導線を加えることで、継続的な利用も促せるでしょう。他には、SNS上でのシェアを促進し、宣伝効果を高める際にもサンクスページが役立ちます。

サンクスページに書くべき文章とテンプレート

顧客に安心感を与えるためのサンクスページの記載項目は以下の通りです。

  • 無事に対応が完了したこと
  • 困ったときの問い合わせ先

顧客が商品を購入した場合のサンクスページは、上記に加えて以下の項目も入れるのがおすすめです。

  • 商品の到着日
  • 決済ができたかどうか

また、売上アップを狙った文章を盛り込むのも良いでしょう。「問い合わせ」や「商品購入時」それぞれのサンクスページのテンプレートは以下の通りです。

【問い合わせのサンクスページ】
このたびは、株式会社●●●へお問い合わせいただき、ありがとうございます。
お送り頂きました内容を確認の上、●営業日以内に折り返しご連絡いたします。

しばらく経ってもメールが届かない場合は、入力のメールアドレスが間違っているか、迷惑メールフォルダに振り分けられている可能性がございます。
ドメイン指定をされている場合は、「@●●●.com」からのメールが受信できるよう設定をお願いいたします。

ご相談・ご不明点があれば、お電話でも受け付けております。
00-0000-0000までご遠慮なくご相談ください。

【商品購入時のアクセスページ】
このたびは、商品をご注文いただき誠にありがとうございます。
以下の商品のご注文の受付が完了しました。

商品名:●●
発送日:●●

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●●●

ご記入頂いたメールアドレスへ、自動返信の確認メールをお送りしております。
しばらく経ってもメールが届かない場合は、入力頂いたメールアドレスが間違っているか、迷惑メールフォルダに振り分けられている可能性がございます。

また、ドメイン指定をされている場合は、「@●●●.com」からのメールが受信できるようあらかじめ設定をお願いいたします。

ご相談・ご不明点があれば、お電話でも受け付けております。
00-0000-0000までご遠慮なくご相談ください。

サンクスページを作るときの注意点

効果的なサンクスページを作成するためには、気をつけておきたいポイントがいくつかあります。ここでは主な注意点について紹介しますので、参考にしてみてください。

noindexタグを設置する

サンクスページは検索ユーザーにとっての価値が低いため、Googleの検索エンジンに登録する必要はありません。ページを作成した際は、検索結果に表示させないようにするタグ「noindex」や「nofollow」の設定を行います。あらかじめ設定をしておけば、検索ユーザーに必要なページのみが検索エンジンに認識されるようになり、サイト全体の価値が下がるのを防げるでしょう。

内部リンクを設定しない

サンクスページに内部リンクを設定すると、意図しない形でユーザーにページが表示されるリスクがあります。そのため、サンクスページに内部リンクの設定は不要です。
ただし、WordPressのテーマによってはページ作成時に自動で内部リンクが追加されるケースがあります。内部リンクの有無をチェックし、サイドバーやメニューなどにサンクスページが表示されないよう設定を変更してください。

WordPressでContact Form 7を使ってサンクスページを作る

WordPressを使ってWebサイトを作成する場合、Contact Form 7を活用する方法があります。
Contact Form 7 Multi-Step Formsとは、WordPressで利用できるプラグインの1つです。入力フォームを複数のページに分割できる機能であり、入力項目の確認ページやサンクスページの作成ができます。2023年に入ってからも継続的にアップデートが行われており、WordPressの新しいバージョンへの対応も可能です。WordPressを使用する際には、ぜひ役立ててみてください。

媒体ごとのサンクスページの作り方

サンクスページの作り方は、各媒体ごとに異なります。ここでは、Instagram・Googleフォーム・Shopify上でのサンクスページの作り方について解説します。

Instagram上のサンクスページ

Instagram上のサンクスページとは、投稿の最後に設置してあるメッセージページのことです。閲覧ユーザーに対して「自身の発信内容を伝える」「関連投稿を表示する」「いいねやフォローを促す」といった役割を担います。
Instagramの場合、必要な内容を含めたサンクスページ画像を作成し、最後のページに掲載するのが基本です。「Canva」など、無料画像作成ツールを活用すると良いでしょう。

Googleフォーム上のサンクスページ

簡単なアンケートや問い合わせなどの作成では、Googleフォームを使用することがあります。フォーム入力後に自動表示される「完了ページ」の文章は、そのまま使うだけでなく修正も可能です。フォーム作成時の設定画面で編集を加えれば、好きな文言を表示できるようになります。
最初に、Googleフォーム作成画面の「設定」を選択し、「表示設定」をクリックしてください。

「確認メッセージ」の「編集」をクリックすると、メッセージの変更ができます。

Shopify上のサンクスページ

Shopifyのサンクスページは「あとプラ」と呼ばれるShopifyアプリを使用することで編集できます。画像や動画、SNSフォローの促進、クーポン配布、おすすめ商品の紹介といった項目の追加が可能です。

編集をしたい場合は、必要なコンテンツを追加・編集できるブロックで操作を行います。追加したブロックはドラッグ&ドロップで自由に位置を変えられるため、初心者でも簡単に編集できるでしょう。

サンクスページをWebマーケティングに活かそう

サンクスページは、ユーザーに対する感謝の気持ちだけでなく、商品購入などの処理が無事に完了したことも表すページです。関連商品の表示やメルマガ登録の促進など、さまざまな工夫を加えることで売上アップやリピーター獲得にも繋げられます。「noindexタグを設置する」「内部リンクを設定しない」といった注意点も意識して、効果的なサンクスページを作成していきましょう。

しかし、サンクスページを始めとしたサイト作りにはわからないことも多いのではないでしょうか。そのような場合は、専門家へのご相談をご検討ください。

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