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SGEとは?SEOとの関係性や具体的な機能、利用方法も解説!

SGEとは?SEOとの関係性や具体的な機能、利用方法も解説!
DeepEditor

SGEとは、「Search Generative Experience」の略で、ユーザーからの質問に対し、AIがその文脈から要求されるであろう検索結果を生成し、Google検索結果の最上位に表示する機能・仕組みです。 今回は「SGE」に焦点を当て、その概要や具体的な機能、SEOとの関係性、利用方法、実装後の影響、利用例などをご紹介します。気になるポイントを一挙確認しましょう。

SGE(SearchGenerativeExperience)とは?

SGEとは、「Search Generative Experience」の略で、ユーザーからの質問に対し、AIがその文脈から要求されるであろう検索結果を生成し、Google検索結果の最上位に表示する機能・仕組みです。質問から質問へと文脈を引き継ぎながらAIがWebコンテンツや画像を提案してくれるので、キーワードに関する探索がスムーズに行えます。

Google検索とSGEとの大きな違いは、文章検索の有無です。例えば、「SEOとMEOの違いについて教えて」とAIに質問をすると、それぞれの概要や違いについて回答してくれます。同時に回答の根拠となったリンクや関連情報のリンクなども表示してくれます。また希望通りの回答が表示されなかった場合は、追加でAIに質問をすることで情報を絞り込むことも可能です。

※SGEは2023年6月現在、日本では非対応です。

BardとSGEは別のAI製品

SGEとBardはどちらもGoogleが提供するAI技術を活用した製品ですが、その用途と機能は異なります。Bardはチャット生成AIとして、ユーザーの問いに答え、問題解決をサポート可能です。

これに対し、SGEは検索エンジンであり、AIを活用して検索結果をより理解しやすく整理、要約し、質の高い検索体験を提供します。特に、SGEは複雑な情報を要約し、定義や関連する画像、ビデオを含めたAI生成の概要を提供することで、情報の理解を深めます。

使用している言語モデルも異なっていることから、全く別のプロダクトといえるでしょう。

SGE(SearchGenerativeExperience)の詳細

GoogleはSGEを通して、ユーザーの検索体験を大きく向上させようと考えています。現在、Google検索エンジンの検索結果の1ページ目には、Web広告と10ページのリンクが表示されています。しかし、SGEが実装されると、検索結果の最上位にAIが生成した回答が表示されるようになります。ユーザーからの質問の文脈から、考えられる検索結果をテキストにまとめて表示してくれるだけでなく、画像や信憑性のある情報が記載されたリンクも一緒に表示してくれます。

SGE(SearchGenerativeExperience)とSEOの関係性

AIが生成した回答は、SEOで対策したページの検索結果よりも上位にきます。そのため、多くのユーザーはAIが生成した回答で満足する可能性が高く、今後、SEOの重要度が下がるのではないかという意見があります。

しかし、SEOが完全に不要になることはありません。理由は、SGEがすべての検索キーワードに対応するわけではないからです。例えば、AIがまだ知らないコンテンツにアクセスしたい場合や市場にリリースされたばかりの独自商品・サービスについてリサーチしたい場合は、従来の検索エンジンに頼る必要があります。そのため、SGEが実装された後もSEOは重要な施策であり続けるでしょう。

なおSEOで重要なE-E-A-Tは、SGEで検索順位上位を獲得するためにも重要です。SGEはWebサイトのコンテンツを分析し、ユーザーからの質問にベストな回答を掲載するコンテンツを表示します。つまり、E-E-A-Tを高めることが、SGEで上位表示されることにつながりやすいのです。

SGE(SearchGenerativeExperience)の利用方法

現在、アメリカのGoogleユーザーを対象にベータテストが実施されています。2023年6月現在、アメリカではウェイトリストの申請が可能です。Googleが新たに公開した「Google Labs」内から申請画面を開くことができます。なおSGEは2023年6月現在、日本では非対応です。

SGEが実装された場合の影響

ここでは、SGEが実装された場合の影響について3点解説します。

1.検索結果の最上位にAIが生成した回答が表示される

Google検索を利用する場合、従来は検索窓にキーワードを入力し、表示された検索結果のリンクの中から「ユーザー自身で」情報を探す必要がありました。しかし、SGEが実装されるとAIが生成した回答が検索結果の最上位に表示されるようになります。

2.リサーチにかける時間を短縮できる

検索結果の最上位にAIが的確な回答を表示してくれれば、ユーザーが目的の情報に辿り着くまでの手間と時間を大幅に短縮できます。仮に求めていた情報とは違う情報が表示された場合でも、追加で質問を行えば、情報を絞り込んでくれるので、求めていた情報へとアプローチしやすくなるでしょう。

3.商品の比較・検討がしやすくなる

SGEが実装されると、商品の比較・検討がしやすくなります。例えば、SGEで欲しい商品を検索すれば、検索条件に適した商品画像や特徴、値段などの詳細が表示されます。SGEは350億件以上の商品リストを持つGoogleのShopping Graph(※)をベースに構築されているので、求めた商品との適合率は高いです。

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※出典:4 ways Google’s Shopping Graph helps you find what you want

SGEを使った検索結果の例

ここでは、SGEを使った検索結果の例について3つご紹介します。

1.簡単な質問をした場合

(出典:Supercharging Search with generative AI

例えば「3歳未満の子供と犬がいる家族には、ブライスキャニオンとアーチではどちらが良いですか?」とSGEで検索すると、その質問に対してAIが思う回答と、おすすめの場所や観光地などのリンクを共有してくれます。また、AIが生成した回答の下には関連する質問の候補も表示されます。質問から質問へとコンテキストが引き継がれるので、より自然に探索を続けることができるでしょう。

2.近くの飲食店を検索した場合

(出典:A look at what’s next for AI and Google Search | Google I/O 2023

SGEは場所に関連する検索キーワードで、該当する場所の写真やレビューを提供してくれます。例えば、周辺の飲食店を検索した場合、人気店舗と地図がリスト化されて表示されます。つまり、地域に関連したキーワードを入力すれば、対応した検索結果が生成されるのです。

3.トレーニングプランの作成を依頼した場合

(出典:A look at what’s next for AI and Google Search | Google I/O 2023

SGEでは、トレーニングプランの作成を依頼することもできます。例えば、夏までに10km走れるようになるためのトレーニングプランについて検索すると、通常の検索結果とは異なり、必要な情報を集めて依頼に合わせた内容を作成してくれます。また、参考になる画像や動画なども一緒に提供してくれるのでわかりやすいです。

SGE(SearchGenerativeExperience)の実装に備えてSEOに尽力を尽くそう!

このページでは、「SGE」に焦点を当て、その概要や具体的な機能、SEOとの関係性、利用方法、実装後の影響、利用例などについて解説しました。

SGEが実装されると、AIが生成した回答が検索結果の最上位に表示されるようになります。その結果、ユーザーはより的確かつ迅速に必要な情報を取得できるようになるでしょう。現時点では、広告やSGEへの対策などは未知数です。引き続き最新情報を追っていきましょう。

なおSGEで上位表示されるようなWebサイトやページを制作をする上で、E-E-A-Tを考慮したSEOが効果的です。弊社はSEOに関してのノウハウが豊富です。株式会社ipeではSEOでの大手クライアント実績も多数ありますので、SEOを検討する際にはぜひ一度ご相談ください。

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