「SEO SIMPLE PACK」とは？インストールから設定まで徹底解説

本記事では、「SEO SIMPLE PACK」で効果的なSEO対策を実現するため、プラグイン導入の背景から、インストール手順、初期設定・カスタマイズのための一般設定・OGP設定まで詳しく図解入りで解説し、記事ごとの最適化方法までカバーしています。

SEO対策にプラグインが必要な理由

WordPressのSEO対策は、効果的な検索エンジン最適化を実現するために重要です。
最初の章では、プラグインがSEO対策に必要な理由と、高性能で使いやすい「SEO SIMPLE PACK」の魅力について紹介します。

そもそもSEOとは何か詳しく知りたい方はこちら

SEO対策の重要性とメタ情報の役割

SEO対策の重要性は、ウェブサイトのアクセス数やビジネス成果に大きく影響するため、無視できません。検索エンジン最適化には、メタ情報の適切な設定が不可欠です。

メタ情報は、タイトルタグ、メタディスクリプション、キーワードなど、ウェブページ内容を検索エンジンに伝えるデータです。

これらが適切に設定されることで、検索エンジンがページを正しくインデックスし、検索結果に表示されやすくなります。

さらに、ユーザーにとっても魅力的なコンテンツをアピールする要素となり、ウェブサイトのアクセス数を増加させる効果が期待できます。

「SEO SIMPLE PACK」のインストール手順

この章ではSEO SIMPLE PACKの導入方法から設定方法までを、図解を交えて具体的に解説します。

プラグイン検索と選択

まず、ご自身のWordPressのダッシュボードで「プラグイン」から、下図のように「新規追加」をクリックして移動します。

移動先画面の右上検索窓の中へ「SEO SIMPLE PACK」と入力すると、SEO SIMPLE PACKのアイコンが表示されますので、それを選択します。

インストールと有効化の方法

2.1で表示させたSEO SIMPLE PACKのアイコンの右上の、「今すぐインストール」ボタンをクリックします。

インストールが完了すると「今すぐインストール」ボタンが、「有効化」ボタンへ変わるので、それをクリックします。

有効化が終わると、画面左上に「プラグインを有効化しました」というメッセージが出て、左サイドバーに「SEO PACK」がリストされます。

以上で「SEO SIMPLE PACK」のインストール完了です。

「SEO SIMPLE PACK」の初期設定とカスタマイズ

この章では、インストールしたSEO SIMPLE PACKの設定画面へのアクセスし、初期設定とカスタマイズの方法を解説します。

SEO SIMPLE PACKの一般設定方法

サイドバーに表示された「SEO PACK」をクリックして、下図の一般設定画面へ進み、「基本設定」「投稿ページ」「タクソノミーアーカイブ」「その他アーカイブ」「Googleアナリティクス」「ウェブマスターツール」の各項目を設定していきます。

①基本設定

基本設定では、「サイトのタイトル」や「サイトのキャッチフレーズ」「区切り文字」「フロントページのディスクリプション」など、様々な設定が可能です。

・サイトのタイトルとキャッチフレーズ

サイトのタイトルとキャッチフレーズを設定する際は、下図において「一般設定」という青文字をクリックして、一般設定画面へ移動します。

一般設定画面に移動したあと、タイトルと必要に応じてキャッチフレーズを入力し、設定後、一番下にある「変更を保存」ボタンをクリックします。

タイトルとキャッチフレーズの設定が終わると、一般設定画面へ戻ります。

そして、画面下へ降りていくと、下図のように「区切り文字」や「フロントページのタイトルタグ」、「フロントページのディスクリプション」といった設定があります。

・区切り文字

区切り文字はタイトルとキャッチフレーズの間の区切りの選択であり、デフォルトは「縦バー」ですが、好みで、「横バー」や「波線」に変更してもいいでしょう。

・「フロントページ」のタイトルタグ

ここでは、タイトルの表示方法をカスタマイズ可能です。
例えば「タイトル＋キャッチフレーズ」というデフォルト設定を「タイトル」のみへ変更する場合、キャッチフレーズと区切り文字の変数「%_sep_%%_tagline_%」をデリートします。

・「フロントページ」のディスクリプション

ディスクリプションは、検索したときにサイトタイトルの下に表示される説明文です。

・特殊ページの設定

特殊ページの設定では、「検索結果のページ」と検索した結果見つかりませんでしたという、「404ページ」のタイトルタグをカスタマイズする欄です。これらはデフォルト設定の利用で大丈夫ですが、必要に応じてカスタマイズするといいでしょう。

②投稿ページ/タクソノミーアーカイブ/その他アーカイブ

サイトの個々のページの下記の内容に応じて、タイトルタグやディスクリプションなどの書き換えなどが可能です。

・投稿ページ

投稿と固定ページに分けて、ユーザーが投稿する内容に応じたタイトルタグやディスクリプションへ変更できます。

・タクソノミーアーカイブ

カテゴリー及びタグについて、タイトルタグやディスクリプションの変更できます。

・その他アーカイブ

著者のアーカイブページや日付のアーカイブページについて、タイトルタグやディスクリプションの変更が可能です。

これら３つのタグでの重要ポイントは、「インデックスさせる、させない」のチェックであり、下図は投稿ベージの例ですが、赤丸で囲んだ部分で選択します。

Googleクローラーによるインデックスがないと、サイトがインターネット上で認識されず表示されません。したがって、投稿や固定ページの「インデックスさせない」という項目では、通常「いいえ」を選択します。

「タクソノミーアーカイブ」「その他アーカイブ」では、必ずしもサイトを認識させることが必要とは限らないので、サイトの事情に合わせて設定しましょう。

③Googleアナリティクス/ウェブマスターツール

サイト分析とグーグル評価を知るのに便利なツールです。

・Googleアナリティクス

トラッキングIDを、下図の赤い四角枠で囲んだ所定の欄へ入力することで、利用可能となります。

・ウェブマスターツール

認証コードを、下図の赤い四角枠で囲んだ所定の欄へ入力することで、利用可能となります。

SEO SIMPLE PACK のOGP設定方法

OGPというのは「Open Graph Protocol」の略称で、Webページのメタデータを提供するためのプロトコルです。

下図のOGP設定においてOGPタグの基本設定を行い、Facebook/TwitterタグにそれぞれのURLを入力することで、各SNSでシェアされたときに、ページのタイトルや画像などが設定内容にもとづいて表示されます。

SEO SIMPLE PACKの注意点

このプラグインはSEOに必要な基本的なメタタグの出力や、ページや投稿ごとの個別設定が可能ですが、サイトマップの自動生成機能は提供していません。そのため、サイトの構造を検索エンジンに効率的に伝えるためには、補助的なツールの利用が推奨されます。

XMLサイトマップが必要な方は「XML Sitemap & Google News」などの別のプラグインを併用するとよいでしょう。

記事ごとに最適化されたSEO対策を実施する方法

ここでは、2、3章の手順で設定したSEO SIMPLE PACKを使いこし、記事ごとに最適化されたSEO対策を実現させるためのポイントを解説します。

SEO対策用の編集エリアの使い方

「SEO SIMPLE PACK」では直感的な編集エリアで、タイトルタグ、メタディスクリプション、キーワードを簡単に設定することが可能です。

編集エリアは、SEO SIMPLE PACKを有効化した後、投稿や固定ページなどの編集画面の下部設定されており、「SEO SIMPLE PACK」のタブをクリックすることで利用可能となります。

記事ごとにおけるメタ情報の作成ポイント

記事のタイトルタグは、検索結果に表示されるため、ユーザーがクリックしたくなるようなキーワード＋魅力的な要素で設定するのがポイントです。

その際、検索結果にすべてのタイトル文字が表示されるように、文字数を28～35文字以内にしましょう。

メタディスクリプションも、ユーザーの気を引かせるための重要ポイントので、魅力的で興味を引く説明文とし、表示限度の120字以内で設定しましょう。

そして、ページごとに適切なキーワードを設定することで、検索エンジンにコンテンツの主題を明確に伝え、効果的なSEO対策が実現できます。

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SEO SIMPLE PACKに限らない、幅広いSEO対策に関する内容が含まれています。この機会にチェックリストをご覧になってはいかがでしょうか。

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「SEO SIMPLE PACK」で効果的なSEO対策を実現！

SEO SIMPLE PACKを導入しメタ情報の最適化を行うことで、検索エンジンの評価が向上し、検索順位をアップさせることができます。

初心者から上級者まで手軽に効果的なSEO対策ができるプラグインですので、是非、導入してEO対策を実現しましょう。

ただ、忘れていけないのは、導入するだけでは十分ではないということです。
SEO SIMPLE PACKは、いわば高性能で運転しやすい車を手に入れたようなものですが、使いこなすにはスキルが必要です。

「選んだキーワードは本当に効果的なのか？」
「ディスクリプションはこれでいいのか？」
「コンテンツの品質は十分だろうか？」

このようなSEOに関する課題を正確に判断するには、技術と経験が必要になります。
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