Powerd by ipe
テジタルマーケティングで戦略的に
ビジネスを成功させる

なぜ検索順位が上がらない?仕組みから原因と対策まで、詳しく解説!

なぜ検索順位が上がらない?仕組みから原因と対策まで、詳しく解説!
DeepEditor

自社サイトをマーケティングに活用している企業にとって、Googleなどの検索エンジンで上位表示されないことは死活問題になりかねません。なぜなら検索上位表示されたサイトは大きなマーケティング力を持ち、下位に沈むと力を失うからです。そこでこの記事では、検索順位の仕組みを解説したうえで、検索順位が下がる原因とその対策を紹介します。

検索順位の概要

まずは、検索順位の仕組みを解説します。さらに検索順位を調べる方法も紹介します。

検索順位とは

検索順位とは、検索エンジンが出した検索結果の表示順位です。
検索エンジンは、ユーザーが検索窓に入力した検索ワードから、ユーザーがどのようなサイトを求めているのかを推測して、それに最もマッチしたサイトを検索順位1位にしてユーザーに真っ先に示します。
そして、その次にマッチしていると考えられるサイトを2位にして、1位サイトの下に表示します。

これが検索結果であり検索順位です。
したがって検索順位とは、「検索エンジンが考える、ユーザーが閲覧したいと思っているであろうサイトの順位」と言い換えることができます。

そしてここが重要なのですが、グーグルなどの検索エンジンが世界の人々から支持されているのは、検索順位が確かにユーザーの要望とおりになっているからです。ユーザーは「私は確かにこのサイトを閲覧したかった」と思うので、また検索エンジンを使うわけです。

したがって検索順位上位のサイトはアクセス数が増えることになります。アクセス数が増えるほど自社サイトのマーケティング力が向上するので、検索順位が重要になるのです。

検索順位の仕組み

検索順位はいわばサイトの価値の順位といえます。では「誰が」検索順位を決めているのか、あるいは、「どのようにして」サイトの価値を決めているのでしょうか。

グーグルなどの検索エンジン運営会社は、クローラーというロボットを使って、世界中のサイトをチェックして必要な情報を入手しています。
そのサイト情報はデータ化して検索エンジン運営会社のデータベースに登録します。これを「インデックスする」といいます。
インデックスするとき、サイト情報を分析して「価値」を測定しています。この測定には独自のアルゴリズムを使っていて、価値の高い・低いを判定します。それで価値の高いサイトを上位に表示して、価値の低いサイトを下位に表示するのです。

ちなみにグーグルは、検索順位を決めるアルゴリズムが存在することは認めていますが、どのような基準で順位決めをしているかは明かしていません。しかし、そのヒントのようなものは公表しているので、検索順位対策を講じることができます。

企業が自社サイトの検索上位表示を狙うには、コンテンツの質を高めて、クローラー対策を万全にする必要があります。それにより、検索エンジンはサイトの価値を正しく判定するようになります。

検索順位を調べるには

企業が自社サイトの検索順位を調べるには、ツールを使うとよいでしょう。
「SEOチェキ」は無料でSEO対策に関連するデータを取得できるツールです。SEO対策とは、検索順位対策とほぼ同じ意味になります。
「GRC」はグーグルとヤフーとBingの3つの検索順位をチェックできるツールです。「BULL」もGRCと似た機能を持ちます。
そしてグーグルは「サーチコンソール」というツールを公開していて、これを使うと検索順位、検索での表示回数、検索でのクリック回数などの、サイトのパフォーマンスを示す指標がわかります。
「SEOチェキ」「GRC」「BULL」「サーチコンソール」の4つのツールを使って自社サイトを調べれば、かなり正確に現状がわかるでしょう。

対策をおこなうときのポイント

SEO対策の履歴と日付を記録し、チーム内で共有することが重要です。これにより、どの施策が効果的だったかを確認でき、検索順位の向上につながります。また、ある記事で成功した施策は、他の記事にも適用可能である可能性が高く、評価が低かったポイントを改善する良い機会になります。

逆に感覚的に改善を行っていては、一時的に成果が出ても、それを継続して出すことが難しいでしょう。

そのため、どの施策を行うにしても、丁寧にPDCAを回していくことが必要です。このアプローチにより、全体のSEO効果を高めることができます。

また、どうしても結果が出ない場合は、プロのSEOの専門家に診断を依頼するのも一つの手です。

株式会社ipeではWebサイトのSEO対策無料診断を行っています。300社のコンサルティングノウハウを基に貴社サイトの課題を洗い出します。課題の原因を特定し、きちんと実行できる施策を立案させていただきます。

まずは無料診断を受けて、自社に支援が必要かどうか、確認することから始めてみてはいかがでしょうか。

コンテンツが原因で検索順位が上がらない場合

具体的に何をすれば検索順位は上昇するのでしょうか。検索順位を上げるには、コンテンツ対策、内部対策、外部対策の3つを行いましょう。

まずコンテンツ対策を解説します。以下の5項目が原因です。

  • 選定したキーワードに問題がある
  • ページのテキスト情報量が少ない
  • 重複コンテンツ・コピーコンテンツがある
  • コンテンツに独自性がない
  • 関連記事が少ない

原因の内容とその対策を1つずつ確認していきます。

選定したキーワードに問題がある

自社サイトに製品を紹介する記事や、関連情報の記事や、業界ニュース記事を掲載すると検索順位が上がるのですが、記事のテーマが定まっていないと高い効果は期待できません。
検索順位対策に適したキーワード(以下、対策キーワード)に関連する記事(=コンテンツ)を作成し、それを自社サイトに掲載していくと効果が高まります。

もう1つ課題があって、記事に採用した対策キーワードの競合が多いと、そのワードで上位を奪い合うことになってしまうので検索順位が思うように上がらないことがあります。
さらに対策キーワードとコンテンツの内容にズレが生じていると、検索エンジンの評価が下がるので上位表示は望めません。

このように、せっかく対策キーワードを選定してコンテンツをつくっていっても、そもそも対策キーワードに問題があれば効果は生まれません。
企業の自社サイトの管理担当者は、今一度選定したキーワードに問題がないかチェックして、さらにそれがコンテンツに反映されているか確認してみてください。

ページのテキスト情報量が少ない

検索エンジンは1つのページに盛り込まれている情報量が多いほど高く評価する傾向があります。デザインを重視するあまり、ページの記事の情報量が少なくなるなど、肝心の中身がおろそかになると上位は望めません。
自社サイト管理担当者は、競合するサイトの記事を読み込み情報量を計ってください。そしてその情報量を上回る情報をコンテンツに盛り込んで自社サイトに掲載しましょう。

重複コンテンツ・コピーコンテンツがある

1つのサイトのなかに内容が重複しているコンテンツが複数存在したり、コピーした記事が載っていたりすると上位表示は難しいでしょう。
重複コンテンツもコピー記事も閲覧者にメリットを与えないため、サイトの価値を下げてしまいます。検索エンジンもそのようなサイトに低評価を下します。

記事の重複度合いやコピー度合いを調べることができるツールがインターネット上に複数存在するので、疑わしい記事をそのツールにかけてみてください。他者サイトの記事との一致度が高かったら、記事の内容や文体を変えるなどして一致度を下げるようにしてください。

コンテンツに独自性がない

検索エンジンはサイトのコンテンツの独自性もチェックします。例えば、すでにインターネット上に公表されている既存コンテンツの内容をまとめただけの記事を自社サイトに掲載しても、検索エンジンに見透かされてしまいます。

そこでコンテンツの担当者は、独自取材をした内容を記事に盛り込んだり、体験談を書き込んだりして質を高めてみてください。

関連記事が少ない

関連記事が少ないサイトは上位を望めないでしょう。
情報リッチなサイトにするには、関連記事を次々掲載していく必要があります。例えば、環境関連の企業であれば、SDGsに関する記事を掲載したら、次にCO2排出に関する記事を載せ、次に再生可能エネルギーの将来性についての記事を作成する、といった具合にコンテンツを増やしていきます。
環境関連の記事が多くなるほど、検索エンジンはそのサイトを「環境問題について有益な情報が得られるサイト」と認識して上位に置きます。

内部対策が原因で検索順位が上がらない場合

続いて内部対策について解説します。ここでいう内部とはサイトの内部であり、コンテンツの内部のことです。
この領域で検索順位を落とす原因になるのは次のとおりです。

  • タイトルタグに対策キーワードが含まれていない
  • 見出しタグが最適でない
  • 適切な箇所に内部リンクが設置されていない
  • 検索エンジンにインデックスされていない

対策も合わせて紹介します。

タイトルタグに対策キーワードが含まれていない

タイトルタグとはサイトの各ページのタイトルを表示するためのタグです。コンテンツに対策キーワードが盛り込まれていても、タイトルタグに対策キーワードが盛り込まれていなければ、検索エンジンは「その対策キーワードのコンテンツ」と認識しづらくなります。
検索エンジンはページのタイトルタグを確認してユーザーのニーズにマッチするかどうか判断するので、上位に表示されにくくなります。

タイトルタグは検索順位を決めるときの基本になるので、ここに対策キーワードを入れないのは根本的なミスといえるでしょう。
自社サイトを見直すときは、すべてのページについてタイトルタグに対策キーワードが入っているかどうか確認し、入っていなければ入れてください。

見出しタグが最適でない

タイトルタグの次に注意しなければならないのは見出しタグです。
記事が1,000字や2,000字やそれ以上になると、途中で見出しを入れたほうが読みやすくなります。見出しがあることで閲覧者は「この章には大体このようなことが書いてあるんだな」と予測でき読み進めやすくなります。
見出しにつけるタグが見出しタグです。
記事の見出しタグは階層構造にする必要があります。中見出しの内容が膨らみすぎたら、そのなかに小見出しをいくつか入れます。中見出しと小見出しが存在することで記事が階層構造になります。

適切な箇所に内部リンクが設置されていない

内部リンクとは、1つのサイト内の複数のページをつなぐ仕組みです。
例えば記事のなかで「詳しくはお問合せフォームでご相談ください」と記載したら、その下にお問合せフォームのリンクを貼ります。
検索エンジンは内部リンクがきちんと貼られているか、それが閲覧者の読みやすさにつながっているか、といったところまでチェックします。

検索エンジンにインデックスされていない

タイトルタグや見出しタグを適切に設定することで、検索エンジンによるインデックスが可能になります。
クローラーはサイトの情報をデータベースに登録するのですが、これを「インデックスする」といいます。インデックスされることでサイトが評価され、それで順位が決まります。
そのためインデックスされなければそもそも評価されず当然上位表示はかないません。タグの最適化は検索順位対策の第1歩目といえます。

外部対策が原因で検索順位が上がらない場合

外部対策とは自社サイトの「外のこと」に対応することになります。
この領域で検索順位が低迷する原因には次の2つがあります。

  • 被リンクの数が少ない
  • グーグルからペナルティを受けている

対策とあわせて解説します。

被リンクの数が少ない

サイトの被リンクが少ないと検索順位の足を引っ張ることになります。他者サイトが自社サイトのリンクを貼るのは、自社サイトを高く評価しているからでしょう。検索エンジンはそこを評価するので、被リンクの多さが検索順位を押し上げ圧力になるわけです。
他者のサイトと提携して被リンクを増やすことは外部対策になります。
また自社の公式アカウントを使ってSNSで自社サイトをアピールしてもよいでしょう。これでも被リンクを獲得することにつながります。

グーグルからペナルティを受けている

グーグルなどの検索エンジン運営会社は悪質なSEO対策を講じたサイトにペナルティを課すことがあります。ペナルティは検索順位を押し下げます。
ペナルティの対象となったページを修正できたら、グーグルに再審査をリクエストします。再審査によって「問題ない」と判断されれば、検索順位の回復が期待できます。

サイト全体が原因で検索順位が上がらない場合

ここまで、検索順位対策として1)コンテンツ対策、2)内部対策、3)外部対策の3つを紹介してきましたが、このいずれにも当てはまらない「順位が上がらない原因」があります。それは次の3つです。

  • 記事がカニバリゼーションしている
  • サイトのページ数が少ない
  • サイトを開設して間もない
  • ページスピードが遅い

この原因と対策を解説します。

記事がカニバリゼーションしている

カニバリゼーションは共食いという意味です。1つのキーワードに関する記事が複数ページ存在し、そのいずれも検索エンジンに評価されていると、検索エンジンはどちらを優先して評価すべきなのか判断できなくなります。その結果どちらのページも上位表示されなくなることがあります。

この対策では、カニバリゼーションを起こしている複数ページのキーワードの重複を解消します。例えば、再生可能エネルギーをキーワードにする2つのページがあったら、片方の記事のキーワードを「再生可能エネルギーの現状」にして、他方の記事のキーワードを「再生可能エネルギーのコスト」にします。

サイトのページ数が少ない

サイトのページ数が少ないと、検索エンジンは情報プアなサイトと認識します。特に同業他社のサイトのページ数が多いのに、自社サイトのページ数が少ないと状態にあると、同業他社サイトのページばかり上位表示されるという結果に陥ります。
自社サイトは上位表示されず、同業他社のサイトが上位表示されると、ダメージは2倍になるでしょう。

この対策は単純で、サイトのページ数を増やすことです。ただしこのとき、内容の薄いコンテンツを数多く並べえても検索エンジンに見抜かれてしまいます。
クオリティの高い情報リッチな記事を作成していきましょう。

サイトを開設して間もない

サイトを開設して間もない場合、仮に最初から充実した内容のサイトをつくることができても検索上位に表示されることは難しいでしょう。
検索エンジンのクローラーがその新設サイトをインデックスするまで半年ほどかかることもあります。
半年かけてインデックスされた結果、低評価=下位表示となったら、上位表示されるまでにさらに労力と時間がかかるので、最初から検索順位対策を講じたサイトづくりを心がけたほうがよいでしょう。

ページスピードが遅い

Googleの「Speed Update」により、ページスピードは検索順位に影響を与えることが示されました。ページの読み込みが遅いと、ユーザーがコンテンツを見ずにサイトを離れる可能性が高くなります。そのため、サイトのスピードを測定し、改善することが重要です。

Googleが提供する「PageSpeed Insights」を利用すれば、URLを入力するだけで、速度改善に必要な項目を調べることができます。このツールは、サイトのパフォーマンスを分析し、具体的な改善策を提案してくれるため、SEO対策において非常に有効です。

検索順位が上がらない時に気をつけること

検索順位がなかなか上がらないと、あせって逆効果になりかねないことをしてしまうことがあります。
次の3点には十分注意してください。

  • 低品質のコンテンツを量産しない
  • 被リンク獲得のために自作自演しない
  • コピーコンテンツを作らない

低品質のコンテンツを量産しない

検索順位対策では「量だけ」でも「質だけ」でも駄目で、「量と質」の両方を同時に追求していかなければなりません。コンテンツの量が足りなくても評価は上がらず、記事の質が低くても評価は下がる一方です。
低品質なコンテンツを大量に作成し、それを掲載して評価を下げてしまうことは、作成コストがかかっている分だけダメージが増えてしまいます。
良質なコンテンツを地道に、かつスピーディーにつくっていきましょう。

被リンク獲得のために自作自演しない

外部対策のところで他者のサイトに被リンクを貼ってもらうことが検索順位対策になると紹介しましたが、これを不正な方法で行うと検索エンジンからペナルティを受けることになりかねません。
例えば、ダミーサイトをたくさんつくり、そこに本命の自社サイトの被リンクを貼るという自作自演の行為は発覚します。
他者サイトの管理担当者に「このコンテンツのリンクをうちのページに貼りたい」と思ってもらえるような良質なコンテンツ、良質なサイトをつくっていきましょう。

コピーコンテンツを作らない

他者サイトの人気コンテンツをコピーして自社サイトに掲載する不正も、検索エンジンは見破ります。これもペナルティに値する不正なのでしないでください。
検索順位対策にマイナスに作用するからコピーコンテンツをつくらない、と考えるのではなく、倫理観からこのような不正に手を染めないようにしたいものです。

プロのサポートを活用することも大事

自社サイトを管理している担当者や企業の経営者は、自社サイトの検索順位が上がらない状態が長く続くと強い危機感を抱くようになるはずです。
しかしあせってはいけません。
検索順位対策は、効果が出るまでに時間がかかりますし、「やること」が多く手間もかかります。しかもコンテンツの量と質の両方を追求しなければなりません。
それでもあせる必要がないのは、検索順位対策はやればやっただけ効果が出やすい取り組みだからです。
そこで、プロのサポートを受けてみてはいかがでしょうか。
ipeは企業のサイトの検索順位対策において豊富な実績を持っています。
多岐にわたる検索順位対策を、1つひとつ着実に企業のサイトに施していきます。
ぜひSEO無料相談を利用してみてください。

Download
サービス資料ダウンロード(無料)
弊社サービスの概要や料金、
フォロー体制などの詳細はこちらの資料でご確認いただけます。
資料ダウンロードはこちら
Contact
お問い合わせ
デジタルマーケティングについてのご相談や弊社サービスについてのご不明点・
ご質問は、こちらからお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせはこちら
お電話でのお問い合わせ 
03-6455-5871 9:00~18:00(平日)