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パーマリンクとは?WordPressでの設定方法や決め方、SEOの影響

パーマリンクとは?WordPressでの設定方法や決め方、SEOの影響
DeepEditor

パーマリンクとは、各Webページに与えられたURLを指します。 今回はパーマリンクに焦点を当て、その概要やSEOとの関連性、設定時のポイント、変更時のリスクなどをご紹介します。気になるポイントを一挙確認してしまいましょう。

パーマリンクとは?

パーマリンクとは、各Webページに与えられたURLを指します。

パーマリンクは、パーマネントリンク(Permanent Link)の略で、ページが増えても恒久的に変わることのないリンクという由来から、固定リンクとも呼ばれています。

【例】

https://ipeinc.jp/media/

パーマリンクとSEOとの関連性

結論、パーマリンクはSEOやWebページの検索順位に直接的な影響を与えません。
しかし、副次的に影響を与える場合があることを覚えておきましょう。

パーマリンクは、WordPressなどのCMSで新しく記事をアップすると、自動的に割り振られることが多いです。

【例】

https://ipeinc.jp/media/?=764733

上記のパーマリンク末尾にある「?=764733」の部分。
これをWordPressでは「スラッグ」と表現します。
スラッグは、ページごとに記号と数字が自動的に設定されます(後に手動で変更することも可能)。

正確な情報はGoogle社内でしか判断できませんが、現状Webマーケティング業界では、Google検索アルゴリズムにおいて、スラッグは直接SEOに影響はないと捉えられています。

パーマリンクはユーザビリティの観点から設定が必要

先ほどパーマリンクは、SEOやWebページの検索順位に直接的な影響はないと述べました。

しかし本記事では、ユーザビリティを向上させるという観点から、パーマリンクの設定をおすすめします。

例えば、以下の2つのパーマリンクをご覧ください。

①https://ipeinc.jp/media/?=764733
②https://ipeinc.jp/media/news/seminar_schedule/

皆さんは、パーマリンクを見て、大まかにページ内容を推察したことはありませんか。

②のパーマリンクが設定されているWebページでは、セミナーに関するスケジュールが解説されていることが予測できます。

①と比較すると、②の方がWebページの内容を推察しやすいかと思います。

また、Google Search Consoleヘルプ「シンプルなURL構造を維持する」では、意味のあるパーマリンクの設定が推奨されています。

パーマリンク設定時のポイント

ここでは、パーマリンク設定時のポイントについて3点解説します。

パーマリンクはあまり長くしない

基本的に、パーマリンクは長くしないほうがよいと、Google Search Consoleヘルプにも記載があります。

しかし、どうしてもパーマリンクを長くしたい場合は、記号を用いて長くする方法があります。

パーマリンクには、英数字の他に「-(ハイフン)」や「_(アンダーバー)」が使用可能です。
ユーザビリティの観点から積極的に活用していきましょう。

【例】

https://ipeinc.jp/media/news/seminar_schedule/

パーマリンクは日本語で設定しない

パーマリンクは日本語ではなく、英単語で設定することをおすすめします。

理由は、日本語が全てのOSやブラウザに対応しているわけではないからです。

仮にパーマリンクを日本語に対応していないOSやブラウザにコピペしたり、SNSでシェアすると、下記のような英数字と記号に自動変換されます。

【例】

×:https://ipeinc.jp/media/会社概要/
https://ipeinc.jp/media/%82%B0%E3%81%AE%%E3%83%96%E3%83%AD%E3

○:https://ipeinc.jp/media/about/

そのため、どんなOSやブラウザにも対応するように、パーマリンクは基本的にローマ字で設定するようにしましょう。

パーマリンクはコンテンツ内容がわかりやすいものにする

パーマリンクを設定する際は、コンテンツ内容がイメージしやすいものにしましょう。

例えば、ニュース記事にはパーマリンクで日付を入れたり、会社のコーポレートサイトには投稿名で設定、ショッピングサイトや情報サイトにはカテゴリ名で設定したりすることがおすすめです。

【例】

・ニュース記事
https://ipeinc.jp/media/20220118

・会社のコーポレートサイト
https://ipeinc.jp/media/service/

・ショッピングサイト
https://ipeinc.jp/media/game/

パーマリンクで使える記号を用いるようにする

サイトが成長し記事やページが増えると、パーマリンクに複数の意味を持たせたくなることがあります。この場合、英数字に加えて「-」(ハイフン)や「_」(アンダーバー)を使用する方法があります。

特に、Googleはハイフンの使用を推奨しています。例えば、「company-picture」や「company_history」といった形でパーマリンクを設定することで、サイトの構造を明確にし、SEOにも効果的です。

パーマリンク変更に伴うリスク

ここでは、パーマリンク変更に伴うリスクについて2点解説します。

リンク評価が失われる

パーマリンクは、一度設定したら、基本的に変更しないようにしましょう。

理由は、変更してしまうとSEOのリンク評価がリセットされるからです。

しかし、URLの転送処理「301リダイレクト」を設定すれば、SEO効果を引き継ぐことができます。

【リダイレクト設定の例】

・URL転送の前後URLを用意
・.htaccessで記述を作成/サイト反映
・反映後、正しく反映されているか/不備がないかをモニタリング

「301リダイレクト」については以下の記事をご覧ください。

ドメインのSEO評価も失われる

パーマリンクを変更すると、変更前と後で別ページとして識別されます。

そのため、変更前までのドメインのSEO評価も、リンク評価同様、リセットされてしまいます。

また、Facebookのいいね数やtwitterでのシェア数などのSNSカウントもリセットされるため、注意が必要です。

パーマリンクをWordPressで変更する方法

ここでは、パーマリンクをWordPressで変更する方法について解説します。

ホーム画面の左側にある管理画面の「設定」を選択し、パーマリンク設定という項目からパーマリンクを変更しましょう。

設定項目には「基本」「日付と投稿名」「月と投稿名」「数字ベース」「投稿名」「カスタム構造」の6種類あります。

基本

https://ipeinc_blog.com/?p=764733

ドメインの後ろに「?p=数字」という形式で記事IDの数字が自動決定されるタイプのパーマリンクです。

日付と投稿名

https://ipeinc_blog.com/2022/01/18/投稿名(タイトル)/

ドメインの後ろに、記事が公開された日付と投稿名が、自動的に決定されるタイプのパーマリンクです。

月と投稿名

https://ipeinc_blog.com/2022/01/投稿名(タイトル)/

ドメインの後ろに、記事が公開された月と投稿名が、「自動的に決定されるタイプのパーマリンクです。

数字ベース

https://ipeinc_blog.com/archives/425/

ドメインの後ろに、「archives」に続いて記事IDの数字が表記されるタイプのパーマリンクです。

投稿名

https://ipeinc_blog.com/投稿名(タイトル)/

ドメインの後ろに、投稿名が記載されるタイプのパーマリンクです。

カスタム構造

https://ipeinc_blog.com/自由

ドメインの後ろに、投稿名を手動で変換できるタイプのパーマリンクです。

パーマリンクを適切に設定し良質なWebサイトを制作しよう!

このページでは、パーマリンクに焦点を当て、その概要やSEOとの関連性、設定時のポイント、変更時のリスクなどについて解説しました。

パーマリンクは、そのWebページの名前のようなもので、URLとして機能するだけでなく、ユーザビリティにも関係する重要要素です。

またパーマリンクは、Google検索アルゴリズムやSEO、検索順位に直接的な影響を与えるわけではありませんが、副次的にSEO対策効果が期待できます。

誰でも簡単に設定できるため、本記事を参考に、ぜひオリジナルのパーマリンクを作成してみてください。

パーマリンクを変更したいけどやり方がわからない方やSEOでお悩みの場合は株式会社ipeにご相談ください。株式会社ipeではSEOでの大手クライアント実績多数!SEOを検討する際にはぜひ一度ご相談ください。

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