ヒートマップツールとは？主な機能や導入メリット、選び方やおすすめのツール7選も解説！

ヒートマップツールとは、ユーザーの行動を視覚化するために使用されるデータ分析ツールです。今回は「ヒートマップツール」に焦点を当て、その概要や主な機能、導入メリット、選び方、おすすめのツールなどをご紹介します。気になるポイントを一挙確認しましょう。

ヒートマップツールとは？

ヒートマップツールとは、ユーザーの行動を視覚化するために使用されるデータ分析ツールです。通常は、Webサイトやアプリのユーザーがどこをクリック・スクロールし、どのようにやり取りするかを表示するために使用されます。

ヒートマップツールの主な機能

ここでは、ヒートマップツールの主な機能について5点解説します。

クリックヒートマップ機能

ユーザーがページ上のどの要素をクリックしたのかを可視化します。クリック数の多い要素は、ユーザーの興味を引いている要素です。

スクロールヒートマップ機能

ユーザーがページをどこまでスクロールしたのかを可視化します。ユーザーが最後までスクロールしていない場合は、コンテンツの内容や構成を見直す必要があるでしょう。

マウスフローヒートマップ機能

ユーザーがマウスをどのように動かしたのかを可視化します。ユーザーが注目している箇所や、迷っている箇所を把握できます。

アテンションヒートマップ機能

ユーザーがページ上のどの要素に視線を向けたのかを可視化します。ユーザーが注目していない要素は、デザインや配置を見直す必要があるかもしれません。

タッチアクションヒートマップ機能

タッチデバイスでのユーザーのタッチ操作を追跡し、タッチの位置や頻度を可視化します。ボタンや広告など、ユーザーがうまくタッチできていない箇所は、改善する必要があるでしょう。

ヒートマップツールを導入するメリット

ここでは、ヒートマップツールを導入するメリットについて3点解説します。

ユーザーの行動を分析できる

ヒートマップツールを使用することで、ユーザーがどのようにページを閲覧しているのか、どの要素に興味を持っているのかなどを視覚的に把握・分析できます。ツールによっては、ユーザーの性別や年齢、地域などの属性情報と行動データを組み合わせた分析が可能です。さらに、PCやスマートフォン、タブレットなど、デバイスごとのユーザー行動も分析できます。

Webサイトやアプリの改善に役立つ

ユーザーの行動を理解することで、Webサイトやアプリのデザイン、コンテンツ改善のヒントを得られます。ユーザーが操作に迷っている箇所や、エラーが発生している箇所などの問題点を発見・改善することで、コンバージョン率や顧客満足度の向上が期待できるでしょう。

データに基づいた意思決定

ユーザーの行動データに基づいて、より効果的な意思決定を行えます。客観的なデータに基づいた施策を実施できるので、施策に高い効果が期待できます。

ヒートマップツールの選び方

ここでは、ヒートマップツールの選び方について4点解説します。

機能性

ヒートマップツールには、さまざまな機能が搭載されています。利用目的に合わせて、必要な機能が揃ったツールを選びましょう。

利用料金

ヒートマップツールには、さまざまな料金形態があります。予算に合わせてツールを選びましょう。

利便性

初めて利用する方でも扱いやすいツールを選びましょう。また、分析できるデータ量が多いツールやデータの保存期間が長いツールも良いでしょう。

サポート内容

充実したサポートを提供するツールを選びましょう。モバイルデバイスへの対応やセキュリティ対策が意識されているとなお良いでしょう。

ヒートマップツールのおすすめ7選【無料プランあり】

ミエルカヒートマップ

（出典：ミエルカヒートマップ）

ミエルカヒートマップは、株式会社Faber Companyが提供するヒートマップツールです。ユーザーがどこをクリック・スクロールしているのかなどを追跡することで、ユーザーの行動を理解し、UXの向上が期待できます。

料金

無料プランあり
9,800円/月（ミニマム）
19,800円/月（ビジネス）

※年間契約時

Ptengine

（出典：Ptengine）

Ptengineとは、株式会社Ptmindが提供するWebサイト分析・改善ツールです。アクセス解析やヒートマップ、A/Bテスト、アンケート調査、パーソナライズなどの機能を備え、データに基づいたWebサイトの改善を支援します。タグを設置するだけでさまざまな作業を行えるので、初めて利用する方でも安心です。