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Googleしごと検索(Google for jobs)とは?掲載方法や構造化データを解説

Googleしごと検索(Google for jobs)とは?掲載方法や構造化データを解説
DeepEditor

Googleしごと検索(Google for jobs)とは、Googleで求人・採用関係のキーワードを検索した際、企業の求人情報を検索結果ページの上部に掲載してくれる機能のことです。今回はGoogleしごと検索に焦点を当て、その概要や仕組み、メリット・デメリット、向いている企業、掲載方法などをご紹介します。気になるポイントを一挙確認してしまいましょう。

Googleしごと検索(Google for jobs)とは?

Googleしごと検索(Google for jobs)とは、Google検索エンジンで求人・採用関係のキーワードを検索した際、企業の求人情報を検索結果ページの上部に掲載してくれる機能のことです。

画像のように、検索結果の上部に表示されるため、求職者へのアピール効果が高いというメリットがあります。

Googleしごと検索の仕組み

Googleしごと検索は、Web上に公開されている多くの求人情報を検索エンジンが収集し、Googleしごと検索のプラットフォーム内で検索できる仕組みです。

つまり、Googleしごと検索は、Webに公開されている膨大な数の求人情報が集約されており、求人サイトのように簡単に検索できるようになっています。

Googleしごと検索で表示されやすいキーワード

Googleしごと検索は、特定のキーワードを用いることで効果的に求人情報を表示することができます。
例えば、「雇用形態または職種」+「求人または採用」という検索方法で、具体的には「アルバイト 求人」「プログラマー 採用」という検索です。
ちなみに、Googleしごと検索はユーザーの近くにある企業の求人情報を優先して表示します。たとえば、長野市内で検索すると、市外の求人情報よりも長野市内の求人情報が優先的に表示されます。

さらに、地域を指定するキーワードも重要です。例えば、「神奈川県 正社員」「青森市 アルバイト」などのように、地名を含むキーワードで検索すると、その地域に関連する求人情報が表示されやすいです。

このようなキーワードの使用は、求職者が関連する求人情報を効率的に見つけるのに役立ち、また企業が適切な候補者に求人情報を届けるための重要な手段です。

Googleしごと検索のメリット

ここではGoogleしごと検索のメリットについて4点解説します。

  • 検索条件に合わせて求人を絞りやすい
  • 広範囲なユーザーにアプローチできる
  • SEOに関わらず上位表示されやすい

1.検索条件に合わせて求人を絞りやすい

Googleしごと検索では、自分の検索条件に合わせて、求人を絞ることができます。

例えば、輸送・物流や介護サービス、管理・オフィスなどのジャンルの中から、職種や業種を選択可能です。

また現在地から指定勤務地までの距離(半径2km〜数100km)で、求人を絞りこむこともできます。

さらに雇用形態も「フルタイム・パートタイム・契約社員・インターン」から選択可能です。

2.広範囲なユーザーにアプローチできる

モバイルデバイスが普及した現代において、検索エンジンで求人を探す方も増えてきています。

つまり、Googleしごと検索に自社の求人が掲載されれば、インターネットを利用するさまざまなユーザーに自社の求人を見てもらえる可能性が高いということです。

3.SEOに関わらず上位表示されやすい

現状、自然検索において、求人系のキーワードで検索上位を獲得することは難しいです。

ほとんどのキーワードで検索した際、検索上位には大手企業の求人サイトが強力なライバルサイトとして表示されることが多いです。
そのため、中小企業やベンチャー企業の求人サイトが参入しにくくなっています。

しかし、Googleしごと検索内の順位で3位以内に表示できれば、大手サイトよりもページ上部に自社の求人情報を表示することができます。

特にGoogleしごと検索では、検索ユーザーの位置情報で掲載順位の変動・最適化がされやすいため、Googleしごと検索なら上位表示されるチャンスは多いでしょう。

またGoogleしごと検索には、職種などのカテゴリやエリア、キーワード検索を用いた絞り込み機能が豊富に用意されているため、自社の求人情報が求職者に閲覧される可能性も高いです。

Googleしごと検索デメリット

ここでは、Googleしごと検索のデメリットについて3点解説します。

  • 応募者情報の管理ができない
  • Google以外の検索では表示されない
  • 求人情報の更新に時間がかかる

1.応募者情報の管理ができない

Googleしごと検索で対応できるのは、求人広告を掲載することだけです。応募者情報のデータ管理まではできません。

2.Google以外の検索では表示されない

2022年9月現在、日本人の76%がGoogleを使用していると言われています。

しかし、24%はGoogle以外の検索エンジンを利用していることになります。

Googleしごと検索は、Google以外の検索エンジンを使った場合には表示されません。

そのため、Googleを使うユーザーにしかアプローチできない点がデメリットです。

3.求人情報の更新に時間がかかる

Googleしごと検索では、編集や削除を行った求人情報が反映されるまでに時差が生じます。

一定期間は古い状態の求人情報が表示されてしまうので注意が必要です。

Googleしごと検索は無料で掲載できる?

Googleしごと検索は、誰でも無料で求人を掲載できます。もともとの掲載場所からにある求人情報を、Googleしごと検索が収集しサープスの上部に表示している仕組みだからです。

一般的な転職サイトでは、求人広告を出す際、数十万円〜数百万円以上かかるケースもあります。無料で検索結果のトップに表示されるのは、かなりのメリットといえるでしょう。

しかし、Googleしごと検索にのせるには、他のサイトで求人が掲載されている必要があります。したがって、まだどのサイトでも求人掲載を行っていない場合、そのための費用は掛かるという点に注意です。

Googleしごと検索への掲載方法

Googleしごと検索に求人情報を掲載するには、Googleの検索エンジンに正しい情報を認識してもらう必要があります。

自社サイトに掲載している求人情報ページの構造化データをマークアップし、Googleにサイトマップを送信する方法があります。

ここではその方法について解説します。

1.構造化データを作成する

(引用:https://airregi.jp/work/recruitment/magazine/65#toc-11)

構造化データは、「JSON-LD」のフォーマットをGoogleが推奨しています。今回は「JSON-LD」のフォーマットを使用して記入します。

構造化データには必須プロパティが6種類、推奨プロパティが5種類存在します。
ここでは必須プロパティ6種を紹介します。

なお構造化データの詳細については以下のページをご覧ください。
【Google検索セントラル|構造化データの仕組みについて

  • datePosted(投稿日)
  • title(職種)
  • description(募集内容)
  • jobLocation(勤務地)
  • hiringOrganization(企業情報)
  • validThrough(掲載終了日)

datePosted(投稿日)

「datePosted」とは、求人情報の投稿日を指定するプロパティです。
基本的に日付のみの指定で問題ありませんが、タイムゾーンを指定すれば、より正確な表示になります。

【記載例】

2022-09-01(日にちのみ)
2022-09-01T13:52:21+09:00(タイムゾーン指定)

title(職種)

「title」とは、職種を指定するプロパティです。

職種以外のことは省き、簡潔で読みやすい工夫を凝らしましょう。

【記載例】

×!!未経験大歓迎!!
○営業職

description(募集内容)

「description」は、求人内容の詳細を指定するプロパティです。

職務や業務時間、必要な資格・スキルなどを記載する必要があります。

jobLocation(勤務地)

「jobLocation」とは、勤務地を指定するプロパティです。

郵便番号や国コード、都道府県など詳細に記述することをおすすめします。

【記載例】

“addressCountry” : “JP”, (国コード)
“postalCode” : “107-0062”, (郵便番号)
“addressRegion” : “東京都”, (都道府県)
“addressLocality” : “港区”, (市区町村)
“streetAddress” : “南青山二丁目24番15号 青山タワービル 5F″ (町名以降など)

hiringOrganization(企業情報)

「hiringOrganization」とは、企業情報を指定するプロパティです。

以下のプロパティに分けて情報を記述します。

  • 「name」…会社名の指定
  • 「sameAs」…公式サイトの指定
  • 「logo」…企業ロゴの指定

【記載例】

“name” : “株式会社ipe”,
“sameAs” : “https://ipeinc.jp”,
“logo” : “https://ipeinc.jp.png”

validThrough(掲載終了日)

「validThrough」とは、求人情報の有効期限が切れる日を指定するプロパティです。

日付だけでなく、時間やタイムゾーンを指定することで、正確な表示となります。

【記載例】

2022-09-25T00:00(時間指定)
2022-09-25T24:00+9:00(タイムゾーン指定)

2.構造化データをGoogleに送信する

構造化データの作成後、Googleに情報を送信します。

1.構造化データテストツールでエラーを確認

まず、Googleの構造化データテストツールを用いて、エラーの有無を確認します。

エラーや警告文が表示された場合には、1つずつ解消していきましょう。

2.求人ページのタグ内に設置

エラー有無の確認後、求人ページのタグ内に構造化データを設置します。

コピー&ペーストの作業になるため、どんどん進めていきましょう。

3.Google Search Consoleにてサイトマップを送信

構造化データの設置後、できるだけ早くGoogle検索エンジンにクロールしてもらうために、Google Search Consoleを用いて、インデックス登録をリクエストしましょう。

【株式会社ipe 「インデックス登録をリクエスト」する方法とは?概要や方法なども解説!】

Googleしごと検索に向いている企業

Googleしごと検索の活用に向いている企業は以下の3つです。

  • 求人の露出を増やしたい企業
  • 採用コストを抑えたい企業
  • 複数の職種で掲載したい企業

1.求人の露出を増やしたい企業

Google検索した際、検索されたキーワードが自社の条件に合えば、求人自体が検索順位上位に表示されやすいです。

そのため、求人を掲載したけど、もっと露出度を高めて多くの人に見てもらいたいと考えている企業は活用すべきサービスと言えるでしょう。

2.採用コストを抑えたい企業

Googleしごと検索は、無料で求人を掲載することができます。

そのため、採用コストを少しでも抑えて採用活動をしたい企業にとってもオススメのサービスと言えるでしょう。

3.複数の職種で掲載したい企業

Googleしごと検索での求人掲載は無料です。

そのため、複数の職種を掲載しても費用はかかりません。

Googleしごと検索を活用したマーケティングで自社の売上を伸ばそう!

このページでは、Googleしごと検索に焦点を当て、その概要や仕組み、メリット・デメリット、向いている企業、掲載方法などについて解説しました。

Googleしごと検索は、無料で求人を掲載できる上に、求人が検索順位上位に表示されやすいため、求人募集には効果的なサービスです。

自社の情報をGoogleしごと検索に掲載するレビューが集まりやすいため、自然と求人募集への応募も増える可能性が高まります。

まだ活用したことがない方は、この機会にぜひ活用してみてはいかがでしょうか。

「Googleしごと検索(Google for jobs)」やSEOでお悩みの場合は株式会社ipeにご相談ください。株式会社ipeではSEOでの大手クライアント実績多数!SEOを検討する際にはぜひ一度ご相談ください。

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