フリークエンシーとは?適切な回数の決め方や確認・設定方法も解説!
フリークエンシーとは、ユーザー1人当たりが何回その広告に接触したかを表す指標です。今回は「フリークエンシー」に焦点を当て、その概要や適切な回数の決め方、確認・設定方法などをご紹介します。気になるポイントを一挙確認しましょう。
フリークエンシーとは?
フリークエンシーとは、ユーザー1人当たりが何回その広告に接触したかを表す指標です。基本的にブラウザのCookie機能(※)でカウントします。なお同一人物でも、デバイスを使い分けている場合はデバイスごとに別ユーザーと認識されることを覚えておきましょう。
なお、計算式は以下の通りです。
フリークエンシー = インプレッション数 ÷ ユニークユーザー数 |
※Webサイトの閲覧データやユーザーの個人情報を保存するテキストファイル
フリークエンシーとリーチの違い
リーチとは、広告が表示されたユーザー数を表す指標です。フリークエンシーが1ユーザーに表示された広告の「回数」を表す指標なのに対し、リーチは広告が表示された「人数」を表す指標です。
例えば、1ユーザーに「5回」広告が表示された場合、フリークエンシーは5ですが、リーチは1です。リーチはフリークエンシー同様、ブラウザごとにユーザーを識別するので、デバイスごとに別のユーザーとしてカウントされます。
なお、計算式は以下の通りです。
リーチ=インプレッション÷フリークエンシー |
フリークエンシーの適切な回数の決め方
フリークエンシーを設定する際、同一ユーザーに表示させる広告の回数を指定できます。
適切な回数は目的ごとに異なるので、設定には注意が必要です。例えば、自社の新商品や新サービスの認知度を高める目的がある場合は、表示回数を多めに設定しましょう。多くのユーザーの目に触れやすくなるので、宣伝効果が期待できます。一方、認知度が高い商品やサービスを広告に掲載する場合は、表示回数を少なめに設定しましょう。認知度が高いゆえに広告を表示させすぎるとネガティブな印象につながるリスクがあります。
効果的な表示回数を見極めるには、効果検証が必要不可欠です。Web広告の場合、リアルタイムで詳細なデータを取得・分析できます。「何回」に設定したときに期待する広告効果が現れているのかについて検証してみましょう(データの確認方法については後述解説)。
フリークエンシーキャップとは?
フリークエンシーキャップとは、同じユーザーに対して広告を表示させる回数の上限を設定する機能です。適切な回数を設定すれば、無駄な広告費やユーザーへの不快感を軽減し、効果的な広告運用が期待できるでしょう。
ポイント1:制限の掛け方
設定方法は各メディアごとに異なりますが、例えば、以下のような制限の掛け方が可能です。
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ポイント2:ユーザー単位での制限
フリークエンシーキャップは、1ユーザー当たりに表示する広告の回数制限です。基本的にユーザーは「※Cookie(クッキー)」を元に識別されています。想定以上に広告を表示してしまう可能性があるので注意が必要です。
ポイント3:回数の設定値
広告の表示回数は、少なければ良いというわけではありません。広告の表示回数が少なすぎると見込み顧客を逃す可能性があるからです。ユーザーが不快感を感じない程度の回数を分析し、適切な回数を設定する必要があります。
フリークエンシーキャップの確認・設定方法
ここでは、フリークエンシーキャップの確認・設定についてGoogleとYahoo!の2点を解説します。
Google広告
Google広告では、管理画面から確認・設定できます。
【確認方法】
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【設定方法】
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YDN
YDNの場合は以下の方法で確認・設定できます。
【確認方法】
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【設定方法】
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フリークエンシーを適切に設定してWeb広告の効果を最大化しよう!
このページでは、「フリークエンシー」に焦点を当て、その概要や適切な回数の決め方、確認・設定方法などについて解説しました。
フリークエンシーを適切な回数に調整すれば、Web広告の効果を最大化できます。ユーザーに不快感を与えないことを意識しながら、臨機応変にWeb広告を運用していきましょう。
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