「サイテーション」とは?概要や種類、SEOとの関連性、獲得のポイント、確認方法なども解説!

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サイテーション」とは、言及・引用という意味で、SEOにおいては被リンクやa要素のリンクではない他サイトからの言及・引用を意味します。
今回は「サイテーション」に焦点を当て、その概要や種類、SEOとの関連性、獲得のポイント、確認方法などをご紹介します。気になるポイントを一挙確認してしまいましょう。
「サイテーション」とは?
「サイテーション」とは、言及・引用という意味で、SEOにおいては被リンクやa要素のリンクではない他サイトからの言及・引用を意味します。
ある事柄について、インターネット上でどのくらい話題にされているかと言い換えることもできます。
「サイテーション」の種類
検索エンジンが「サイテーション」として認識するのは、以下の3つです。
①名前(Webサイト名や会社名、個人名、サービス名など)
→「株式会社ipeの記事は非常にわかりやすいです!」
②住所や電話番号
→「SEO対策の相談なら03-6455-5871がおすすめ」
③a要素ではない、テキストURL
→「このWebサイト、SEOに関する有益記事がたくさん掲載されているよ!https://ipeinc.jp/media」
「サイテーション」を意識する際、注意すべき点は、例えば「株式会社ipe」であれば、きちんと「株式会社ipe」と正式名称で言及・引用される必要があることです。
(「ipe」、「ipeって言うSEO会社」と言及されるではダメ)
そのため、正式名称が言及・引用されやすいよう、推したい名前はシンプルで覚えやすいネーミングにしましょう。
また「サイテーション」は、Google mapで自社・自店舗を検索順位上位に表示するために重要です。
Google mapに関するSEO対策(ローカルSEO)については以下の記事をご覧ください。
「サイテーション」と「被リンク」との違い
ここでは、「サイテーション」と「被リンク」との違いについて解説します。
被リンクとは、外部サイトから自サイトへ向けられたリンクです。
サイテーション | 被リンク |
---|---|
被リンクやa要素のリンクではない他サイトからの言及・引用 | 外部サイトから自サイトへ向けられたリンク |
例えば、以下のような違いがあります。
・サイテーション:株式会社ipeがおすすめ
・被リンクの場合:株式会社ipeがおすすめ
被リンクは、直接リンクが貼られていますが、「サイテーション」は直接リンクが貼られている必要はなく、名前を言及されるだけでよいと覚えておきましょう。
しかし、被リンクはGoogleが公式に推奨するSEO対策の1つで、SEO効果は「サイテーション」より高いと考えられます。
どちらを重点的に意識するかは、運営するWebサイトごとで決定しましょう。
「サイテーション」とSEOの関係性
ここからは「サイテーション」とSEOの関係性について見ていきましょう。
「サイテーション」は、SEO対策の「外部対策」に該当しますが、実は「サイテーション」効果に関するGoogleからの公式な言及はありません。
しかし、本記事では、「サイテーション」は重要なSEO施策になりえると断言します。
理由は以下の3つです。
・外部からの「サイテーション」に不利益要素が少ない(炎上やネガティブな言及を除く)
・SNSシグナルのSEO効果を発表している検索エンジンがある(Bing)
・検索数が増えると、結果的にSEO効果やCV(コンバージョン)が期待できる
実際に、世界2位のシェア率を誇る検索エンジン「Bing」は「SNSシグナルは検索順位に影響し、SNSの影響力は無視できない」と言及しています。
「サイテーション」の獲得で、Google Map検索で競合より上位表示される可能性も高まり、CV(コンバージョン)の見込み客を増やすことにも繫がるため、「サイテーション」は重要なSEO施策になりえると言えるでしょう。
「サイテーション」を獲得するためのポイント
「サイテーション」を獲得するには、Webサイトとページの情報を紐付けることが重要です。
ここでは、「サイテーション」の獲得方法について解説します。
自社のSNSアカウントを開設・活用する
自社専用のFacebookやTwitter、InstagramなどのSNSを開設・活用しましょう。
アカウント情報には、自サイトの名前や概要説明、URLなどを記載することが多いですが、その際、概要説明に自サイトに関連するキーワードを含めることを意識しましょう。
概要説明に関連キーワードを含めると、自社ブランドの詳細について検索エンジンが把握しやすいです。
また、SNSで自社ブランドを宣伝すれば、インターネット上での露出が増え、他者に言及・引用してもらいやすいです。
Googleマイビジネスに登録する
店舗や企業名を宣伝したい場合は、Googleマイビジネスへ登録しましょう。
Googleマイビジネスとは、Googleが提供する無料ツールで、Google検索やGoogle mapなどのGoogleサービスで表示されるビジネス情報を管理でき、Googleからの評価向上を図れたり、ローカル検索における新規顧客の流入などの新しい集客チャネルを獲得できたりします。
【Googleマイビジネスに登録するメリット】
・企業情報を正確に表示できる
・ユーザーが口コミを書いてくれるため、宣伝効果にも繋がる
・ユーザーをWebサイトやページに誘導できる
また主軸のWebサイトには、NAP情報(「Name(企業・サービス・店舗名)」「Address(住所)」「Phone(電話番号)」)を正確に記述しましょう。
インフルエンサーに取り上げてもらう
影響力がある媒体や個人、企業などのインフルエンサーに自社のブランドや店舗を取り上げてもらうことも有効です。
Webマーケティングにおいて、インフルエンサーからの「サイテーション」はSEO効果が高いと考えられています。
インフルエンサーに宣伝してもらえれば、多くのユーザーに自社のブランドを知ってもらいやすいです。多くのユーザーに自社のブランドを知ってもらえれば、それだけCV数の増加に繋がりやすく、Webサイトを制作した本来の目的を達成しやすいです。
情報メディアに掲載してもらう
自社のブランドや店舗を情報メディアに掲載してもらうことも有効です。
この際、誤った情報が掲載されないよう細心の注意を払いましょう。
誤った情報の拡散は、ブランドイメージや信頼性を欠く要因となります。
もし情報が間違っている場合は、速やかに担当者に連絡し、修正してもらいましょう。
「サイテーション」の確認方法
「サイテーション」の確認方法には、以下の3つがあります。
①Google search consoleで確認する
②「site:{サイトURL}」で確認する
③Yahoo!リアルタイム検索で確認する
「サイテーション」を獲得し、Webサイトの評価を上げよう!
このページでは、「サイテーション」に焦点を当て、その概要や種類、SEOとの関連性、獲得のポイント、確認方法などについて解説しました。
「サイテーション」獲得には、自社のSNSアカウントを開設・活用することやGoogleマイビジネスに登録すること、インフルエンサーに取り上げてもらうこと、情報メディアに掲載してもらうことなどの方法が有効です。
また、ローカルSEOを意識すれば、新たな集客チャネル獲得にも期待できます。
ぜひ本記事を参考に、さらなる「サイテーション」獲得を目指しましょう。
「サイテーション」や「SEO」でお悩みの場合は株式会社ipeにご相談ください。株式会社ipeではSEOでの大手クライアント実績多数!SEOを検討する際にはぜひ一度ご相談ください。
SEOに関するご相談があれば、ぜひipe(アイプ)へご相談ください。
この記事の著者
監修者 土田悠真
早稲田大学卒業後、東京地方検察庁に入庁。その後、株式会社ipeに入社。9か月でコンサルティングチームのリーダーに就任。年商150億円超えの中古品マーケットプレイス、商品数500万品超えのファッションECサイトをはじめとし、様々なジャンルのサイトをコンサルティング、分析を行う。ツイッターはこちら。
@seotsuchida