被リンクチェックツール!Googleサーチコンソールなど無料・有料のツール
被リンクチェックとは、被リンク(外部サイトから自サイトへ向けられたリンク)を確認・分析することです。 今回は被リンクチェックに焦点を当て、その概要や重要性、確認ポイント、おすすめのチェックツールなどをご紹介します。気になるポイントを一挙確認してしまいましょう。
被リンクチェックとは?
被リンクチェックとは、被リンク(外部サイトから自サイトへ向けられたリンク)を確認・分析することです。
一般的に被リンクチェックツールを用いて、被リンクの数や質、参照元のURLなどを確認・分析します。
被リンクチェックの重要性
検索エンジンはWebサイトやページを評価する際、被リンクの数や質を重視しています。
良質な被リンクが増えるほど、検索エンジンからのページ評価が向上し、自サイトの検索順位向上が見込めます。
しかし、被リンクは何でもよいわけではありません。
被リンクには大きく分けて2種類あります。
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上記は被リンクチェックツールを活用することで判別・分析でき、常に被リンクの最新動向を確認できます。
被リンクチェックで確認すべきポイント3選
ここでは、被リンクチェックで確認すべきポイントについて3点解説します。
①自サイトと競合サイトとの比較
「被リンクチェックツール」で自サイトと競合サイトの被リンク数を比較すれば、どちらのWebサイトがGoogleから高い評価を受けているかわかります。
②良質な被リンクの獲得数
時系列で被リンク数の変化を確認した際、自然に被リンク数が増え続けていれば、自サイトのSEO施策は成功していると言えるでしょう。
また「被リンクチェックツール」では、リンク元のWebサイトやページを確認できます。
なおリンク切れの被リンクは評価が半減するため、必ずリンク切れの確認も行いましょう。
高品質な被リンク | 低品質な被リンク | |
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概要 | E-A-T(専門性-権威性-信頼性)があるWebサイトからのナチュラルリンク(自然発生したリンク) | Googleペナルティの対象になる可能性あり |
例 |
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③スパムリンクを確認する
スパムサイトからの被リンク(スパムリンク)が自サイトに貼られると、SEOに悪影響を及ぼすだけでなく、Googleペナルティの対象にもなりがちです。
「被リンクチェックツール」を使い、リンク元を検証しましょう。悪質サイトからのリンクや機械的に生成されたリンクを発見しだい、すぐにリンク否認ツールで食い止める必要があります。
なお株式会社ipeでは、全69項目のSEO攻略チェックリストツールを公開しています。300社のコンサルティングノウハウを基に作成された、確かなノウハウです。
被リンクに限らない、幅広いSEO対策に関する内容が含まれています。この機会にチェックリストをご覧になってはいかがでしょうか。
おすすめの「被リンクチェックツール」3選(無料)
ここでは、無料で利用できるおすすめの「被リンクチェックツール」について3選ご紹介します。
①Google search console
Google search consoleとは、Webサイトの運営者がインデックスのステータスを確認し、Webサイトやページの可視性を最適化するために使用する無料解析ツールです。
Google search consoleを使うことで、検索キーワード(クエリ)の検索順位やアクセス数、コンテンツの検索順位を下げる要因などをサイトやページ単位で確認できます。
またURLを入れるだけで、被リンクの数や質、参照元のURL、アンカーテキストなども確認可能です。
さらにリンク元のサイトのテーマもツールで判別できるため、同様テーマのWebサイトからリンクされているかが一目瞭然です。
なお自サイトだけでなく、競合サイトも分析できます。気になる方は試してみましょう。
【公式サイト|Google Search Console】
②Bing Webmaster Tool
Bing Webmaster Toolとは、MicrosoftのBing検索エンジンの一部として提供される無料サービスです。
WebサイトをBingインデックスクローラーに追加し、Bingで自サイトのパフォーマンスを確認できます。
なお最新のBing Webmaster Toolは、SEO機能が強化されており、自サイトと競合サイトの被リンク数やリンク元のURLを確認・比較できます。
【公式サイト|Bing Webmaster Tool】
③Open Link Profiler
Open Link Profilerも被リンクの数や質が確認できる無料チェックツールです。サインインの必要がないため、誰でも簡単に利用できます。
URLを入力すると、ページの被リンク数や質などのデータを円グラフで表示してくれます。
なお自サイトだけでなく、競合サイトの被リンクもチェック可能です。
【公式サイト|Open Link Profiler】
④hanasakigani
hanasakiganiは、株式会社ディーボが提供する無料の被リンクチェックツールで、アカウント登録不要で使用できます。このツールでは、被リンク元のページ数やドメイン数、ページタイトル・URL、アンカーテキスト、nofollowの有無、発リンク数など、豊富な情報を簡単に確認可能です。
SEO対策において重要な被リンクの質と量を把握し、サイトの評価向上に役立てることができます。
おすすめの被リンクチェックツール3選(有料)
有料にはなりますが、ここでは無料の被リンクチェックツールよりも良質な機能を備えたおすすめの被リンクチェックツールについて3選ご紹介します。
①Moz Pro – Link Explorer
Mozは2004年に設立されたアメリカのSEO会社であり、その会社が開発したSEO分析ツールです。
Mozでは、被リンクやドメイン分析、キーワード調査や競合調査などSEOやサイトを運用していく上で必要な項目を分析できる機能が多数用意されています。
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【公式サイト|Moz Pro – Link Explorer】
②Ahrefs – Backlink Checker
「Ahrefs」とは、全世界で60万人以上が導入している有名有料SEO分析ツールです。
自サイトだけでなく、競合サイトの被リンク分析や検索エンジンの上位表示コンテンツ、想定流入キーワード、ソーシャルメディアでの反応を分析・把握できます。
「Ahrefs」は、約14兆に及ぶ膨大なリンクデータを保有しており、約1.8兆のページURLを網羅しています。また「Ahrefs」では、約40億のWebページが24時間ごとにクローリングされており、15分ごとに新しいインデックスを更新します。そのため、常に最新情報を把握することができ、データの信憑性が高いです。
【公式サイト|Ahrefs】
③Majestic SEO
Majestic SEOは、URLを入力するだけでそのWebサイトやページの被リンク数や被リンク元などを確認できる有料ツールです。
独自の指標であるTF(トラストフロー)で被リンク数や質が確認できるだけでなく、0〜100までのスコアで被リンク先サイトの信頼性を評価することもできます。
無料で利用できる機能もいくつかあるため、有料プランを利用する前に、ぜひ試してみてください。
【公式サイト|Majestic SEO】
被リンクチェックを意識したマーケティングで自サイトの検索順位を引き上げよう!
このページでは、被リンクチェックに焦点を当て、その概要や重要性、確認ポイント、おすすめのチェックツールなどについて解説しました。
被リンクチェックは自サイトの健全性やSEO効果を把握する重要指標の1つです。自サイトと競合サイトの被リンク数やリンク元のサイトのテーマ性などを比較し、自サイトに足りない部分を理解・補強しましょう。
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