WordPressのSEO対策まとめ!必須設定やおすすめプラグイン&テーマをご紹介
本記事では、WordPressを使ったSEO対策を総合的に解説します。WordPressやSEOに詳しくない方向けに、サイトをSEOに最適化させるための設定から、おすすめのテーマ・プラグインまで、丁寧に紹介します。また、コンテンツ投稿時のポイントについても合わせてお届けします。
WordPressでSEO対策を行う際に注意したいこと
WordPressでSEO対策を行う際に注意したいこと | |
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□ | デフォルトの状態では対策が不十分 |
□ | プラグインの使用でページの表示速度が下がる可能性がある |
WordPressでSEO対策を行う際に、注意したいことを解説します。
デフォルトの状態では対策が不十分
WordPressは、デフォルトの状態ではSEO対策が不十分です。SEO対策をするためには、ユーザーが見やすい構成・デザインにするための「テーマ」や、拡張機能を追加するための「プラグイン」を設定する必要があります。テーマやプラグインは、無料のものから、有料のものまで、多数存在します。SEO対策向けの、テーマやプラグインを選定することで、SEO対策を強化させられます。
プラグインの使用でページの表示速度が下がる可能性がある
プラグインを使用する際には、ページの表示速度が下がる可能性があることに、注意が必要です。たとえば、SEO対策をトータルでサポートできるプラグインを導入したり、複数のプラグインを同時に利用したりすると、WordPressが重くなってしまうことがあります。
ページの表示速度が遅くなると、ユーザーの直帰率が上がるため、サイトのSEO評価を下げる原因になります。また、ページの表示速度は、今後のSEOに大きな影響を与えるとも言われています。プラグインの影響で、表示速度が下がった場合には、プラグインの変更や、不必要なプラグインが有効化されていないかの見直しを行いましょう。
WordPressのSEO対策における基本4つ
WordPressを利用したSEOにおいて必須となる4つの対策をご紹介します。どれも欠かせない重要な項目ですので、後半パートでも詳しい解説を加えます。
・プラグインを利用する
・検索エンジンから評価されやすいテーマを選ぶ
・事前にSEO対策に強い設定をしておく
・SEO効果の得やすい方法で記事投稿する
またSEOの概要について詳細を知りたい方は下記記事もご確認ください。網羅的にSEOの基礎を解説しています。
プラグインを利用する
プラグインとは、機能を拡張するツールのことです。プラグインの種類は多岐にわたり、インストール初期の標準状態では備えられていない、さまざまな機能を追加できます。
SEO対策向けのプラグインも多数存在するため、自社のニーズに合うものをインストールし、設定から有効化しましょう。この記事では、おすすめのプラグインを抜粋しましたので、参考にしてみてください。
検索エンジンから評価されやすいテーマを選ぶ
WordPressは、プラグインと同様に追加のテーマをインストールできます。SEO対策のためには、検索エンジンから評価されやすいテーマを選ぶことが重要です。検索エンジンから評価されやすいテーマとは、ユーザビリティの高い、外観と機能を含んだテーマです。
おすすめのテーマについても、この記事でまとめましたので、チェックしておくと安心です。
事前にSEOに強い設定をしておく
WordPressで記事を投稿する前に、SEO対策に必要な設定を済ませましょう。WordPressはカスタマイズ性が高く、多くの設定項目があります。多くの流入や高いクリック率を狙うなら外せない項目です。
SEO効果の得やすい方法で記事投稿する
SEO対策をWordPressでするなら、プラグインやテーマ、設定を変えるだけではなく、記事の投稿方法や内容にも対策が求められます。
タグや内部リンクの設定といった投稿方法や、記事の中身でSEO評価は変わるため、コンテンツにも力を入れましょう。
なおWordPressであるかどうかに関わらず、一般的なSEO対策も必須です。株式会社ipeでは、全69項目のSEO攻略チェックリストツールを公開しています。300社のコンサルティングノウハウを基に作成された、確かなノウハウです。
これらに対応することでSEOの効果を最大限に引き出せる可能性があります。この機会にチェックリストをご覧になってはいかがでしょうか。
SEO特化!WordPressのおすすめプラグイン5選
WordPressでSEOに最適化されたプラグインのおすすめ5選を紹介します
All in One SEO Pack :SEO対策機能を丸ごと追加できる王道プラグイン
「All in One SEO Pack」は、初心者から上級者まで幅広い層に支持される王道のSEO対策プラグインです。無料版と有料版が提供されています。無料版でも多くの機能が備わっているため、まずは無料版を試してみるのがおすすめです。サイトマップやタグの構築、記事投稿における必須設定など、SEOで押さえたいポイントを網羅できます。
Yoast SEO:世界で最も人気のSEOプラグイン
「Yoast SEO」は、世界で一番人気のあるSEOプラグインです。All in One SEO Packと同じく、多機能なことで知られ、総合的なSEO対策ができます。SEO上の問題の検出や投稿設定、Google検索結果のプレビューなどが行なえます。
Squirrly SEO:コンテンツ作成の強い味方
「Squirrly SEO」は、記事投稿の際に便利なプラグインです。コンテンツがSEO対策できているかをリアルタイムでチェックできます。記事投稿前にコンテンツ内容を精査できるため、重宝すること間違いなしです。また、別のSEOプラグインを利用していて、新たに「Squirrly SEO」を適用する場合、設定がそのまま引き継がれる機能も付いており、プラグインの乗り換えも楽に行なえます。
Rank Math:正しいキーワード対策に欠かせない
「Rank Math」は、タイトルやキーワード、リダイレクトの設定などの機能が揃うSEOプラグインです。このプラグインの最大のメリットは、コンテンツのSEOスコアをチェックできることです。キーワードを設定しておけば、記事がキーワード対策を適切に行えているのかを項目別に評価してくれます。SEO知識のあまりない初心者はもちろん、中級者以上の方でも、日頃の確認に利用できるため、おすすめです。
EWWW Image Optimizer:ページ表示速度を上昇させる画像圧縮プラグイン
「EWWW Image Optimizer」は自動でサイト内の画像を圧縮してくれるプラグインです。画像を圧縮することで、ページの表示速度が上がり、ユーザビリティが向上します。
時間と手間をかけずに、ページの読み込み速度を上げられると人気を集めています。有料版では、圧縮率の高い圧縮方法が選択できますが、画質が落ちることが懸念されるため、無料版の利用でも問題ないでしょう。
WordPressでSEO記事を投稿するポイント
最後に、WordPressでコンテンツを投稿する際のポイントを解説します。
プラグインやテーマ、設定などの準備が万全でも、コンテンツの質が低ければSEO対策は不完全です。適切な施策を行うため、下記の項目を押さえておきましょう。
対策キーワードをタイトルに含ませる
コンテンツのタイトルには必ず対策キーワードを含ませましょう。検索エンジンやユーザーに届けたい情報を読み取ってもらうには、記事のテーマをしっかり伝えることが大切です。下のページではSEOライティングにおけるタイトルの付け方を解説していますので、参考にしてみてください。
見出しタグを設定
キーワード対策や読みやすさの観点から、hタグを用いた、見出しタグを設定しましょう。構成段階から見出しタグを意識してコンテンツを作成することで、論理的で読みやすいコンテンツが作成できるようになります。
パーマリンクの設定
ページごとのURLであるパーマリンクを適切に設定します。標準設定では、記事の投稿日と記事タイトルが挿入されていますが、SEOの観点では好ましくありません。
パーマリンクは、意味のある単語を使用し、論理的かつ人間が理解できるものであることをGoogleが推奨しています。日本語ではコピペした際に文字化けが起こるため、記事やサイトに関連する英単語を使用しましょう。
目滑り防止を意識する
コンテンツを作る際は、目滑りを防止する意識をしてください。文字が羅列された記事は、ユーザーが最後まで読む確率が低下する傾向にあります。積極的に記事内に画像や表を挿入し、読みやすさを重視するだけでユーザーの滞在時間は大きく変わります。
記事のカテゴリを設定
コンテンツごとにカテゴリを設定しましょう。コンテンツは徐々に増やすことがほとんどです。ジャンルごとにカテゴリを設定し、構造を分かりやすくしておくのがおすすめです。カテゴリがあれば、ユーザーが自分の欲しい情報にたどり着きやすい上に、自身もコンテンツのバランスを確認しやすくなります。
ディスクリプションを設定
メタディスクリプションは、ウェブページの内容を要約し、検索結果でユーザーに表示される重要な要素です。これは、ユーザーが検索結果からページを選択する際の判断材料となりますので、メインキーワードや関連キーワードを含む効果的な文を設定することが推奨されます。
具体的には、メタディスクリプションには記事の内容を端的に表す120文字以内のテキストを設定します。これにより、検索結果でのクリック率の向上が期待できます。また、タイトルに含められなかった補足情報を入れることで、ユーザーにとって価値のある情報を提供できます。
WordPressでは、記事の編集ページの下部にメタディスクリプションを入力する欄が用意されており、この欄に適切な文を設定することで、SEO効果を最大化することが可能です。メタディスクリプションの最適化は、ユーザーが検索結果からサイトにアクセスする際の第一印象を左右するため、SEOにおいて非常に重要な要素の一つです。
WordPressのSEO対策!必須の5設定とは
WordPressでサイトを運営する上でしておくべき設定を解説します。長期的なSEO対策にも欠かせないため、事前に下記の設定を済ませておくのがベストです。
URLの統一
はじめに、サイトのURLを1つに統一しましょう。wwwやindex.htmlの有無で複数のサイトURLが存在すると、別ページと誤って認識され、検索エンジンからのコンテンツ評価が下がってしまう恐れがあります。URLの設定は、WordPress左側メニューの設定<一般<サイトアドレス<WordPressアドレスから、行います。
noindex・canonicalタグの設定
検索エンジンにページを認識させないためのメタタグ「noindex」と検索エンジンに正しくURLを届ける「canonical」の設定を行います。
noindexタグは、SEOの観点から、質の低いページであるが削除できない、したくない場合に利用します。canonicalタグは、類似するページが複数あるケースでも、評価を1つのページに絞ることができます。
サイトマップの作成
サイト内の構造を視覚的に把握しやすいように表した、サイトマップを作成します。サイトマップには、ユーザー向けと検索エンジン向け(XMLサイトマップ)の2種類があります。できればどちらも作成しておきましょう。
Google Analyticsとの連携
サイト全体のアクセス解析をしてくれるツール「Google Analytics」をWordPressに連携します。SEOではユーザーの属性やアクセスの様子を定期的にチェックし分析することが必要不可欠です。忘れることのないよう、サイトを立ち上げたらすぐに設定しましょう。
Google Search Consoleとの連携
サイト内の各ページを解析してくれる「Google Search Console」とWordPressを連携させます。Google Analyticsよりも1ページごとの分析に優れているため、両者を活用することで細かな点まで漏れなくサイト分析を行うことが可能です。
Word PressでSEO対策をして、安定的なWeb集客を実現しましょう!
WordPressを運用していく際に、SEO的な目線での各種設定は必要不可欠です。オウンドメディアでは、検索エンジンからの流入が主流であるためです。Word Pressで、しっかりとSEO対策して、安定的なWeb集客を実現しましょう!
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