2021年08月07日 -

ソフト404エラーとは|原因や対策方法、SEOに影響はあるのかについて解説

ソフト404エラーの原因と修正方法を解説します。サイト運営を行なっていると、いつの間にか様々なエラーが発生しますよね。なかでもソフト404エラーは発生頻度が多く、慣れていない方は「どうすれば良いの?原因は何?」と戸惑う方も多いのでは?この記事ではソフト404エラーについて基本事項から解説しているので、ぜひ参考にしてください。

ソフト404エラーとは?

ソフト404エラーとはページが存在しないにも関わらず、サーバー側からは存在していると認識されている状態のことです。本来であれば、400のステータスコードを返すべきところを、何らかの理由でサーバー側が200のステータスコードを返しています。ソフト404エラーが発生していると、ステータスコードをもとにページを回遊するクローラーを混乱させてしまうため注意が必要です。

ソフト404エラーと404エラーの違い

ソフト404エラー 404エラー
ページの有無 なし なし
ステータスコード 200など 400
SEOに及ぼす影響 あり なし

「サーバー側がページの状態を正しく認識しているか」がソフト404エラーと404エラーの違いです。ソフト404エラーと404エラーはどちらもコンテンツが存在しない場合に表示されます。ただ、サーバーが返すステータスコードがソフト404エラーの場合「200など」リクエストが正しく受理し、完了した状態のコードです。一方、通常の404エラーは、「400」でリクエストが正しく処理できない状態のコードです。なので、通常の404エラーはコンテンツがないことを正常に検索エンジンに伝えているので、問題ないということです。

ソフト404エラーが表示される原因

・ページ内のコンテンツを読み込むことができない
・Googleの誤判定
・コンテンツの質や量に問題がある
・404設定されていない

ソフト404エラーの原因は1つではなく様々な理由が考えられますが、多くの場合は上記に当てはまります。まずは自身がどれに該当するか確認しましょう。

ページ内のコンテンツを読み込むことができない

コンテンツの質や量に問題がないとしても、クローラーがページ内のコンテンツを読み込むことができない場合は、ソフト404エラーが表示されてしまいます。クローラーはページのHTML/CSS、JavaScriptなどを元に読み込んでいるので、コードの記述が原因になっている可能性があります。

Googleの誤判定

コンテンツに全く問題がなくても、Googleの誤判定でソフト404エラーが表示されることもあります。特にエラーページに表示されるような「見つかりませんでした」などを強調表示していると誤判定される可能性があがります。

コンテンツの質や量に問題がある

コンテンツの質や量に問題がある場合は、正常に検索エンジンにインデックスされずにソフト404エラーが表示されてしまう可能性があります。特にコンテンツの量が少ないページは、他のページと重複コンテンツであると認識されたり、コピーコンテンツと判断されたりしてしまいます。

404設定されていない

ソフト404エラーが表示される最も多い原因は、そもそも404設定されていないということです。Webサイトの設定で、削除したページやカテゴリーページに404が自動で適用されるようにしておく必要がありますが、コンテンツ内の内部リンクや、個別の商品ページ、以前使用していたカテゴリーページなど、サイト運営を続けているといつの間にか404コードを返すべきページが設定されていないことが増えるので注意が必要です。

ソフト404エラーのSEO的な影響

ソフト404エラーの数が少ないのであれば、サイトの評価に及ぼす影響は大きなものではありません。ただ、クローラーはステータスコードをもとにページを回遊するので、ソフト404エラーが多いサイトの場合には重要なページがインデックスされるまでに時間がかかったり、回遊頻度が下がったりなどの問題が出る可能性があります。ソフト404エラーは確認でき次第、早いうちに対応するようにしましょう。

ソフト404エラーを確認する方法

ソフト404エラーはGoogleのツールや拡張機能で確認することができます。ここでは、Google Search Console(グーグル・サーチ・コンソール)でチェックするやり方を説明します。ぜひ参考にして、自身のサイトにソフト404エラーがないか確認してみてください。

Search Consoleのカバレッジのエラー項目から該当ページを見つけましょう。XML形式のファイルにソフト404エラーが見つかった場合には「エラー」で、クロール時に見つかったソフト404エラーは「除外」で確認できます。次項で解説する対処方で修正した後の確認も同様の方法で行えます。

ソフト404エラーの修正方法

・ステータスコードを変更する
・noindex設定を行う
・canonical設定を行う
・誤判定の要素を削除する
・読み込みを改善する
・ページ内のコンテンツを改善する

最後に解説した原因を元に、ソフト404エラーの修正方法について解説します。原因によって修正方法は異なるので、上記を参考にして適切に修正しましょう。また、修繕後はGoogle Search Consoleを用いて直っているか確認するように注意が必要です。

ステータスコードを変更する

ページやコンテンツがない場合には、ページが存在しないことを示す「404 Not Found」「410 Gone」を設定しましょう。これでそこにページがないことをGoogleに伝えられます。もし手動で設定を行うのであれば、ErrorDocument 404/404.htmlと記載しましょう。この際、ErrorDocument 404 https://example.como/404.htmlと絶対パスで記載するとソフト404エラーの原因になるため注意が必要です。

noindex設定を行う

ソフト404エラーはコンテンツが存在しないのに、検索エンジンにインデックスされていることが問題です。そのため該当ページにnoindex設定を行なって、インデックスされないようにすると解決します。クロールさせたくないページのhtml内に<meta name=”robots” content=”noindex”/>と記載すると検索結果に表示されなくなります。

canonical設定を行う

noindex設定の他にもcanonical設定を行なって、別のコンテンツを正規ページとしてインデックスさせる方法もあります。その場合はソフト404エラーが表示されるページに、以下のコードを追加します。追加するのは<head>タグ内です。

<link rel=”canonical” href=”正規ページURL”>

これだけの設定で、指定した正規ページURLがインデックスされ表示されるようになります。

誤判定の要素を削除する

コンテンツの質や量に問題ないのに、Googleの誤判定でソフト404エラーが表示されている可能性がある場合は、誤判定の要素を削除します。誤判定の要素としては、エラーページに表示される「見つかりませんでした」や「存在しません」などのテキストが多く使用されていることなどです。もしくは、フォントやレイアウトがエラーページの要素と同じだと誤判定を招いてしまう可能性があります。

読み込みを改善する

ページ内のコンテンツを正常に読み込むことができていないことが原因の場合は、読み込みを改善します。まずは、サーチコンソールのURL検査やPageSpeed Insightsで表示速度の検査を行います。どちらも読み込みに問題があれば見つけることができるので、修正しましょう。
この場合の原因として特に多いのは、JavaScriptの読み込みが正常に行われていないことです。

ページ内のコンテンツを改善する

コンテンツの質や量が低いことが原因の場合は、コンテンツの内容を改善します。極端に情報量が少ないページは、解説した通り、他のコンテンツと重複する可能性があるので、最低限の情報量と質を確保してから公開するように気をつけましょう。こうした質の低いコンテンツが多いことは、ソフト404に関係なくSEOに影響を与える可能性が大きいためです。

ソフト404エラーの原因を特定して対策をしましょう

ソフト404エラーは気づきにくいことに加え、SEOに悪影響を及ぼすことは少ないため、放置される傾向にあります。ただ直接的に与える影響はなくても、クローラビリティの低下を招くなど、修正しないでおくことは好ましくありません。定期的に自身のサイトを確認して、ソフト404エラーが見つかれば、できるだけ早い段階で対応しましょう。

この他にもSEOに関する疑問や不明点がある方はぜひ一度ipe(アイプ)へご相談ください。サイトの価値を損なわないような最適解をご提示いたします。