2021年09月08日 -

【使い分け必須】SEOキーワード(検索クエリ)の種類とは?分類だけでなく効果的な使い方も

SEOにおいてキーワードと一口に言っても、実はさまざまな種類のキーワードがあります。上位表示を狙うのであれば、それぞれのキーワードの種類と特徴を把握し、目的に合ったものを選ぶことがとても重要です。今回はキーワードの種類や特徴、効果的な使い方をご紹介します。

SEOキーワードの種類【一覧】

検索意図での分類 Goクエリ
Doクエリ
Buyクエリ
Knowクエリ
検索行動での分類 関連KW
サジェストキーワード
検索ボリュームでの分類 ビッグワード
ミドルワード
スモールワード
単語数での分類 単ワード
複合キーワード 掛け合わせキーワード
ロングテールキーワード
検索期間での分類 ロングレンジキーワード
ミドルレンジキーワード
ショートレンジキーワード

検索意図でカテゴライズされるSEOキーワード

検索意図での分類 Goクエリ
Doクエリ
Buyクエリ
Knowクエリ

「検索意図による分類」大きくわけて「Goクエリ」「Doクエリ」「Buyクエリ」「Knowクエリ」の四つです。検索意図とは、ユーザーが検索を通じてどのような情報を必要としているかを指す言葉です。検索意図は検索クエリによっても変わってきますが、その中でも大きく4つに分類するフレームワークが今回紹介するものです。
「検索意図」自体はSEO対策をする上で欠かせない概念ですので、ぜひ下記記事も参考にしてみてください。

Goクエリ

Goクエリの例
「東京 水族館」
「名古屋 スイーツ」
「南区 区役所」
「木村拓哉 インスタ」
など

Goクエリは「○○へ行きたい」や「○○に訪れたい」といった検索意図を持つと考えられるKWが該当します。

Knowクエリ

Knowクエリの例
「SEOとは」
「令和1年 西暦何年」
「ワールドカップ 優勝」
「就職活動 スケジュール」
など

Doクエリ

Doクエリの例
「コーヒー 淹れ方」
「ロング アレンジ 方法」
「卵焼き 作り方」
「amazon 退会」
など

Buyクエリ

Buyクエリの例
「宅配 ピザ」
「デスク 通販」
「Netflix 入会」
「ランドセル 資料請求」
など

検索行動でカテゴライズされるSEOキーワード

検索行動での分類 関連キーワード
サジェストキーワード

検索行動でカテゴライズされるキーワードは「関連キーワード」「サジェストキーワード」が該当します。「インスタントコーヒー」と検索したユーザーが検索結果に満足しなかった場合、さらに単語を追加、もしくは単語を変更して検索します。

インスタントコーヒーの淹れ方について知りたければ、「インスタントコーヒー 淹れ方」さらに「スタバ インスタントコーヒー 淹れ方」など、より自分の知りたい情報に近づけるために検索行動を繰り返します。こうした行動からどんな検索意図を持っているのかを予測することもでき、コンテンツ作成にも役立ちます。
ここでは検索行動を基にカテゴライズされるSEOキーワードをご紹介します。

関連キーワード

関連キーワードの例
「インスタントコーヒー」がメインキーワードの場合
「インスタントコーヒー 淹れ方」
「インスタントコーヒー おすすめ」
など

関連キーワードはメインキーワードに対して関連するキーワードを指します。狭義には、関連キーワード取得ツールで機械的にはじき出されるキーワードを言います。例えば、「インスタントコーヒー」であれば「インスタントコーヒー おすすめ」「インスタントコーヒー淹れ方」などが該当します。

一方、広義では特定のキーワードと関連する、または特定のキーワードから連想されるキーワードを指します。例えば「インスタントコーヒー」であれば、「スタバ インスタント」「市販 コーヒー おすすめ」などが該当します。
Googleのアルゴリズムが関連サイトや検索クリエなど、過去のユーザーの検索行動を基にさまざまなクエリを自動的に表示するようになっているため、これらを考慮して関連キーワードは確定していきます。

サジェストキーワード

検索エンジンでキーワードを検索した際に、表示されるキーワード候補のことで、関連キーワードの一種と考える場合もあります。検索履歴などからおすすめに表示されるキーワードを指しており、自分の履歴によっても表示されるキーワード候補が異なる場合があるので注意しましょう。

サジェストキーワードの例

番外編:共起語

共起語の例
メインキーワードが「インスタントコーヒー」の場合
「コーヒー」
「カフェイン」
「フリーズドライ」
など

共起語とは、メインキーワードを対策した記事の中で一緒に使われる言葉を指します。上位10~20サイトで算出するのが一般的です。

関連キーワードやサジェストキーワードとの大きな違いは、直接ユーザーニーズを反映していない点です。関連キーワードやサジェストキーワードはユーザーが実際に検索した単語ですが、共起語は検索されたわけでなく、あくまで機械的に算出したものです。

そのため共起語は多用すると順位を下げる危険性もあるので注意しましょう。

検索ボリュームでカテゴライズされるSEOキーワード

検索ボリュームでの分類 ビッグワード
ミドルワード
スモールワード

検索ボリュームで分類した際、「ビッグキーワード」、「ミドルキーワード」、「スモールキーワード(ロングテールキーワード)」の3種類に分類でき、それぞれの特徴は次のとおりです。

ビッグキーワード

検索ボリュームが大きく、月間検索数が10,000回以上のキーワードのことです。多くのユーザーに検索されているだけに、上位表示できれば、大量の検索流入が見込めます。一方でビッグキーワードは単語であるため、さまざまな検索意図を含んでおり、ユーザーのニーズが不明瞭になりやすい傾向にあります。また、大量の検索流入が見込めるため、競合他社が多く、上位表示させるハードルはかなり高いです。

ミドルキーワード

ビッグキーワードとスモールキーワードの中間に位置するキーワードです。2つの単語を掛け合わせ、検索ボリュームが1,000〜10,000回のものが該当します。ビッグキーワードよりも競合が少なく、スモールキーワードよりも検索流入が見込めるのが特徴です。

スモールキーワード

複数のキーワードを組み合わせた、検索ボリュームの小さいキーワードのことです。目安として月間検索数が1,000回未満のものが該当します。検索ボリュームは小さいですが、その分、ライバルが少なく、上位表示を狙いやすいのが特徴です。また、検索意図が絞り込みやすいので、ユーザーの求めるコンテンツを作成しやすいです。

単語数でのカテゴライズされたSEOキーワード

単語数でもSEOキーワードは分類できます。一つの語句で構成される「単ワード」と二語以上で構成される「複合キーワード」です。

単ワード

単ワードの例
「インスタントコーヒー」
「コーヒー」
「きゅうり」
「居酒屋」
など

単ワードはその名の通り、一語で構成されるSEOキーワードです。一般的にボリューム数が多く、ビッグキーワードに分類される傾向にあります。

複合キーワード

複合キーワードの例
「インスタントコーヒー 淹れ方」
「インスタントコーヒー 淹れ方 違い」
「コーヒー 種類」
「きゅうり レシピ おすすめ」
など

複合キーワードは二語以上のキーワードです。二語で構成されるものは掛け合わせと呼ばれることがあります。

掛け合わせ

掛け合わせの例
「居酒屋 神奈川」
「居酒屋 安い」
など

メインキーワードに対して、何か別のキーワードを掛け合わせるSEOキーワードです。
「○○ やり方」「○○ 費用」などメインキーワードに何かを掛け合わせてキーワードを創っていきます。

ロングテールキーワード

ロングテールキーワードの例
「酸味の少ないコーヒー インスタント」
「業務用スーパー コーヒー インスタント」
「インスタントコーヒー フリーズドライ おすすめ」
など

ロングテールキーワードは一般的に三語以上になることも多いキーワードです。ロングテールキーワードはより検索意図が明確である特徴があります。自社のサービスと上手くマッチさせることでCV率を高められるのも特徴です。またニッチでボリュームが少ない分、競合性が低いのも特徴と言えるでしょう。

検索期間でカテゴライズされるSEOキーワード

検索期間での分類 ロングレンジキーワード
ミドルレンジキーワード
ショートレンジキーワード

検索期間で分類した際、「ショートレンジキーワード」、「ミドルレンジキーワード」、「ロングレンジキーワード」の3種類があり、それぞれの特徴は以下になります。

ショートレンジキーワード

ショートレンジキーワードの例
「台風 いつ」
「新垣結衣 結婚」
「オリンピック 柔道 金メダル」
など

短期間(1日〜1週間)に大量に検索されるキーワードのことです。例として芸能人の結婚報道や台風などの災害など短時間で爆発的に検索されるものが挙げられます。瞬発的に検索数は増えますが、話題が冷めるとほぼ検索されることがなくなるのも特徴です。
ショートレンジキーワードは突発的に話題になることが多く、先取ることができれば、競合他社不在の状態で、検索流入を独り占めすることが可能です。

ミドルレンジキーワード

ミドルレンジキーワードの例
「東大試験 解答 今年」
「バレンタイン 2021」
「春彼岸 いつ」
など

毎年特定の時期に検索数が増加するキーワードのことです。花見や海など季節に関連したキーワード、バレンタインやクリスマスなど毎年のイベントに関連したキーワードが該当します。決まった時期にアクセスが増加するキーワードなので、毎年一定期間だけ大量の検索流入が期待できます。アクセスが増加するタイミングが前もってわかるので、事前準備も可能です。検索結果に効果が出始めるまでに3ヶ月程度かかるので、最低でも検索が増加する3か月前にコンテンツを用意しておけると良いでしょう。

ロングレンジキーワード

ロングレンジキーワードの例
「ニキビ 治し方」
「ダイエット 続けるには」
「試験勉強 やり方」
など

常に一定数以上検索されるキーワードのことです。「ダイエット」や「ニキビ」など一定の割合で常に悩んでいる人がいるキーワードが該当します。ショートレンジキーワードやミドルレンジキーワードのように爆発的なアクセスは期待できませんが、常に検索ニーズがあるため、安定的なアクセスが見込めるのが特徴です。
業界によっても異なりますが、SEO対策をする場合には基本的にこのロングレンジキーワードを対策していきます。

重要!各キーワードの効果的な使い方

それぞれのキーワードには違った特徴があり、使い分けが大切です。それぞれの特徴を踏まえたキーワードの効果的な使い方をご紹介します。

立ち上げ初期はショートレンジキーワードが効果的

サイトの立ち上げ初期は検索エンジンからの信頼がなく、すでに他に良質なコンテンツが揃っているミドル〜ロングレンジキーワードでの上位表示は狙いにくいです。一方で、突発的に話題になるショートレンジキーワードを先取りできれば、ライバルが居ない状態なので自然と上位表示されやすい傾向にあります。ショートレンジキーワードを使ったコンテンツでサイトへ集客し、ユーザーからの認知度を上げ、検索エンジンからの信頼を徐々に高めていきましょう。

認知度が高まったらミドル〜ロングレンジキーワードを意識する

サイトの認知度が高まったら、ショートレンジキーワードのコンテンツ割合を減らし、ミドル〜ロングレンジキーワードを使ったコンテンツに精力的に取り組みましょう。ミドルレンジキーワードは毎年特定の時期に、ロングレンジキーワードは常に一定のアクセス数が期待できるので、一度製作してしまえば、放置していても半永久的にアクセスが見込め、サイトがさらに安定化します。

ビッグキーワードで上位表示を狙うなら、まずスモールキーワードで

ビッグキーワードは検索ボリュームが大きく、上位表示できたならば大量の検索流入が期待できます。しかし、競合が多く、上位表示のハードルは高いです。そこでまずは競合が少ないスモールキーワードでコンテンツを量産し、サイト内の関連性を高めていきます。すると、結果として検索エンジンが関連するビッグキーワードへの信頼性や網羅性が高いと評価し、上位表示が狙いやすくなります。

ロングテールキーワード選定には関連キーワードやサジェストキーワードを活用

ロングテールキーワードはユーザーの検索意図を想定し、選定することが大切です。関連キーワードやサジェストキーワードを活用することで、ユーザーが特定のキーワードと一緒にどのような単語を使って検索をしているのかがひと目で分かります。ユーザーの検索傾向や検索意図がわかるため、適切なロングテールキーワードの選定ができます。

検索意図を理解し、適切なコンテンツを配置する

Goクエリ、Doクエリ、Buyクエリ、Knowクエリといった検索意図ごとに、適切なコンテンツをユーザーへ提供しましょう。例えばKnowクエリであれば、ユーザーが知りたいと思っている情報をわかりやすく記事化することで上位表示を狙います。一方、Buyクエリの場合は、ノウハウではなく実際の商品ページなどが必要です。ユーザーが求めている商品ページを充実させページを最適化していけば、上位表示を目指せるでしょう。

数あるSEOキーワードを使い分けてSEO対策に活かしましょう

SEOにおけるキーワードには「検索意図での分類」「検索行動での分類」「検索ボリュームでの分類」「単語数での分類」「検索期間での分類」という大きく4つのカテゴリがあります。それぞれにメリット・デメリットがあり、活用すべきタイミングがあります。

これらの分類はあくまで使いやすいように整理するためのカテゴライズであることを忘れてはいけません。もしかすると、自社独自の切り口でキーワードを整理したほうがわかりやすく有効な場合もあります。目的に合わせて、使いやすい分類方法でSEO対策に活かしていきましょう。

もしもSEOキーワードの選定が難しいと感じるなら、大手クライアント実績多数のipe(アイプ)へご相談ください。ビジネス成長のために対策すべきキーワードを洗い出し、最適なSEO施策をご提案いたします。