上位表示されやすいロングテールキーワードの選び方とは|注意点やおすすめツールも紹介

上位表示されやすいロングテールキーワードの選び方とは|注意点やおすすめツールも紹介

SEO流入を増加させるためには「ロングテールキーワード」を意識することが大切です。ロングテールキーワードを活用することで、上位表示が狙いやすくなり、コンバージョン率を高めることも可能です。今回はロングテールキーワードの基礎知識と活用方法をご紹介します。

ロングテールキーワードとは

ロングテールキーワードとは、3〜4つの複数単語を組み合わせて構成した検索キーワードのことです。キーワードごとの検索ボリュームとコンバージョン率をグラフで表した際、その図が長いしっぽのように見えることから、ロングキーワードと呼ばれています。ロングテールキーワードは、ビッグキーワードと異なり月間の検索ボリュームが少ないのが特徴です。目安として月間検索ボリュームが1000回未満のものが該当します。ロングテールキーワードは検索ボリュームや検索需要が少ないため、「スモールキーワード」「ニッチキーワード」と呼ばれることもあります。

知っておきたい!ロングテールキーワードを活用するメリット

ロングテールキーワードのメリット
・上位表示を狙いやすい
・検索意図を絞り込みやすい
・コンバージョン率が高い
・音声検索との相性が良い

ロングテールキーワードの主なメリットは上記の3つが挙げられます。ここでは、ロングテールキーワードを活用するメリットについて解説します。

上位表示が狙いやすい

ロングテールキーワードは月間検索ボリュームが少ないため、必然と競合するサイトも少なくなります。競合他社が少ないため、工夫次第では上位表示を狙いやすい傾向にあります。
また、複数のロングテールキーワードを使用した記事やサイトから内部リングを送ることで、共通するビッグキーワードやミドルキーワードでも上位表示を狙うことが可能です。

検索意図を絞り込みやすい

ロングテールキーワードは複数の単語から構成されているため、単一のキーワードよりも検索意図が絞り込まれます。そのため、よりユーザーが求めている情報に沿ったサイトや記事を製作する手がかりになります。

コンバージョン率が高い

ロングテールキーワードはユーザーの検索意図と合致しやすく、結果としてコンバージョンに繋がりやすい傾向にあります。たとえば、「肌荒れ」というメインキーワードだけだと、ユーザーが肌荒れの予防がしたいのか、それとも肌荒れに効く薬を探しているのか意図が不明瞭です。一方で「肌荒れ 薬 市販」というロングテールキーワードであれば、ユーザーが肌荒れに効く市販薬を探しているというのがひと目で分かります。そして、そのようなユーザーは悩みを解決したいと思って検索している事が多く、コンバージョンに繋がりやすいというわけです。

音声検索との相性が良い

ロングテールキーワードは、音声検索との相性がいいです。音声検索では、話し言葉になり、長文化するため、ロングテールキーワードのほうがヒットしやすくなるからです。
音声検索では、「モーニングが美味しい渋谷のカフェ」「髪質を改善できるトリートメント」というような自然言語的なキーワードで検索される場合が多いです。逆に、「モーニング」「トリートメント」などの単一キーワードのみで、音声検索される頻度は少なくなります。
そのため、音声検索が急速に普及しつつある、今日において、ロングキーワード対策の重要性はますます増しています。

ロングテールキーワードのデメリット

ロングテールキーワードのデメリット
・流入数が少ない
・大きなコンバージョンは見込めない

ここでは、ロングテールキーワードのデメリットについて解説します。

流入数が少ない

ロングテールキーワードは、ビッグキーワードに比べ月間検索ボリュームが少ない点が特徴。そのため、上位表示を実現できたとしても数十から数百回程度の流入数しか期待できません。集客数増加を目的としてロングテールキーワードだけで対策していく場合、多くのWebページを作成しなければならない点も注意が必要です。

大きなコンバージョンは見込めない

ロングテールキーワードは、月間検索ボリュームが少ないため、多くの流入数は期待できません。そのため、ロングテールキーワードはコンバージョン率が高い傾向にありますが、大量のコンバージョンを見込むことは難しいです。

上位表示されやすいロングテールキーワードの決め方とは?

ロングテールキーワードの決め方
STEP1 テーマとなるメインキーワードを決める
STEP2 サジェスト、関連キーワードを調べる
STEP3 検索ボリュームを調べる
STEP4 競合サイトをチェックする
STEP5 サイト構造を意識する

ロングテールキーワードでSEO対策をするには、計画的にキーワードを選定する必要があります。ロングテールキーワードで上位表示されるためにも、ここでご紹介するステップに沿って決めるとよいでしょう。

テーマとなるメインキーワードを決める

まずは検索ボリュームの多い単語であるビッグキーワードの中からメインキーワードを選びます。ここで選定したビッグキーワードがサイト全体の大きなテーマとなります。

サジェスト、関連キーワードを調べる

ステップ1で決めたメインキーワードでサジェスト検索します。すると、メインキーワードを含む複数の単語で構成されたミドル〜ロングテールキーワード候補が表示されます。また関連キーワード検索をすれば、メインキーワードに関連するキーワードを調べられます。その中からサイトや記事の方向性、ユーザーのニーズを考慮して一番マッチするロングテールキーワードを選びます。

検索ボリュームを調べる

ステップ2で選んだロングテールキーワードの月間検索ボリュームを調べます。月間検索ボリュームが1000に近ければ、それなりの流入が見込めるため、ロングテールキーワードとして最適です。逆に月間検索ボリュームがあまりに少なすぎる場合、上位表示できたとしても流入が見込めないため、ステップ2に戻り、別のキーワードを選び直すと良いでしょう。

競合サイトをチェックする

ステップ3で選定したロングテールキーワードで実際に検索をし、上位に表示されているサイトをチェックしていきます。上位に表示されている競合サイトが大規模サイトが多い場合、かなりのSEO対策が必要となり、上位表示を狙うのが難しくなるでしょう。ロングテールキーワードを選定し直すか、ディレクトリ構造を入念に構築するなどの対策を講じる必要があります。

サイト構造を意識する

最後にサイト構造を見直し、正式に決定します。ここまでで出してきたビッグキーワードやミドルキーワード、ロングテールキーワードをディレクトリ構造の観点から整理しましょう。キーワードを整理する際には、「1コンテンツ=1キーワード」を基本とするのがポイントです。メインキーワードやビッグキーワードは最上階層、ミドルキーワードは中間階層、ロングキーワードは最下層と当てはめて分類しましょう。

必見!ロングテールキーワード選定に使えるツール6選

ロングテールキーワード選定に使えるツール
・キーワードプランナー
・ラッコキーワード
・Ubersugesst
・SEMRush
・Ahrefs
・Keywordmap

ここでは、ロングテールキーワードを決める際に活用できるツールをご紹介します。

キーワードプランナー

画像引用:キーワードプランナー

キーワードプランナーは、Google公式の無料のキーワードツールです。本来はGoogleが広告主向けに提供しているツールですが、一部機能は誰でも、無料で利用できます。
キーワードプランナーでは、関連キーワードの抽出検索ボリュームの調査ができるため、ロングテールキーワードの洗い出しに役立ちます。しかし、無料で使用する場合には、検索ボリュームは「1万~10万」といった大幅な数値しか表示されない点は注意しておきましょう。

ラッコキーワード

画像引用:ラッコキーワード

ラッコキーワードは、誰でも無料で利用できるキーワードリサーチツールです。サイト内で特定のキーワードを検索すると、一瞬でGoogle、Bing、Youtube等の、関連キーワードが取得できます。また、キーワードに関連する質問サイト上のユーザーの質問や、Web検索トレンドの動向の調査など、キーワード選定に役立つ機能が複数搭載されているのも特徴です。検索ボリュームの調査はできないため、キーワードプランナーなどと、組み合わせて使うことで、効率的にロングテールキーワードを決められるようになります。

Ubersuggest

画像引用:Ubersuggest

Ubersuggestは、関連キーワードのサジェスト検索ボリュームの調査ができる、キーワード提案ツールです。サイト内でキーワードを検索するだけで、検索キーワードの検索ボリューム、関連キーワードの候補、SEO難易度などが、視覚的に見やすく表示されるため、効果的なロングテールキーワードの選定も効率的に行えます。無料でも使用できますが、1日あたりの検索回数に制限があるため、本格的に利用する場合には、有料版にアップデートすることを検討しましょう。有料版は¥2,999 /月~です。

SEMRush

画像引用:SEMRush

SEMRushは、SEO、広告分析、SNS競合対策など、あらゆるデジタルマーケティング施策が行えるオールイン型の有料SEOツールです。機能性とコストパフォーマンスの高さから、全世界で、700万ユーザーに利用されています。SEMRushを使うことで、関連キーワードの取得や、検索順位、検索ボリュームの調査、競合分析といった、通常であれば複数ツールを組み合わせて行う作業を、一括して行えるようになります。ロングテールキーワードの選定だけでなく、総合的なデジタルマーケティング施策を展開していきたい方におすすめです。利用料金は、$ 119.95/月~です。

Ahrefs

画像引用:Ahrefs

Ahrefsは、コンテンツマーケティングやSEO全般をカバーするオールイン型の有料ツールです。全世界で60万人が導入しており、国内でも多くのマーケターに愛用されています。
Ahrefsには、精度の高いキーワード調査機能が搭載されており、関連キーワードのサジェストや検索ボリュームの調査はもちろん、SEO難易度や、キーワードごとの推定クリック数、広告単価や、同キーワードでの再検索率など、高度な分析まで可能です。そのため、効果的なロングテールキーワードを効率よく見つけることができます。また、サイト調査機能、コンテンツ調査機能も搭載されているため、総合的なSEO対策がしたい方におすすめです。
利用料金は、$ 99/月~です。

Keywordmap

画像引用:Keywordmap

Keywordmapは、URLを入力することで、自社サイトや競合サイトのSEO分析ができるツールです。有料ツールですが、一部は無料で使用できます。競合サイトが活用している検索流入キーワードがわかるので、効率的に対策すべきキーワードが選べるようになります。
ビッグワードで上位表示を獲得している競合サイトが、同じく上位表示を獲得しているロングテールキーワードを調査することで、効果的なキーワードを効率よく見つけましょう。
Keywordmapでは、全機能開放の1週間無料トライアルも実施しているので、気軽に試せます。

押さえておきたい!ロングテールキーワード使用時の注意点

ロングテールキーワード使用時の注意点
・成果が出るまでに時間がかかる
・意味合いが重複するキーワードは避ける
・掛け合わせるキーワード数はある程度絞る

ロングテールキーワードにはさまざまなメリットがありますが、活用法を間違うと想定した結果がでません。ロングテールキーワードを使用するは次の3つのポイントに注意しましょう。

成果が出るまでに時間がかかる

ロングテールキーワードは上位表示を狙いやすいですが、検索ボリューム自体が少ないので、大きな流入は見込めません。そのため、複数のロングテールキーワードで上位表示を狙い、相乗効果で成果を出していくのが一般的です。短期的に成果が出にくく、中長期的な目標で成果を狙っていくことが大切です。

意味合いが重複するキーワードは避ける

ロングテールキーワードは複数の単語を組み合わせますが、組み合わせる単語に注意が必要です。たとえば、「肌荒れ 対策」「肌荒れ 予防」は違うロングテールキーワードにはなりますが、意味合いがほぼ同じです。そのため、それぞれでコンテンツを作成しても内容が似通ってしまい、検索エンジンから重複コンテンツとして認定されてしまい、無駄になってしまう可能性があります。

掛け合わせるキーワード数はある程度絞る

ロングテールキーワードはキーワードを掛け合わせる程にニッチになり、月間検索数が少なくなります。検索ボリュームが小さければ競合が減り、上位表示が狙いやすいですが、反面、流入するユーザーも少なく、コンバージョンや収益に繋がりにくくなります。ロングテールキーワードとして掛け合わせるキーワード数はなるべく絞り、ある程度の検索ボリュームのあるものにすることが大切です。

ロングテールキーワードは中長期的な戦略が必須!

検索ボリュームは少なくとも、コンバージョン率が高いロングテールキーワードを活用することで検索流入や集客の増大が見込めます。ロングテールキーワードを活用する際は、ユーザーの検索意図を想像し、中長期的な戦略を持つことが大切です。

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この記事の著者

監修者 土田悠真

早稲田大学卒業後、東京地方検察庁に入庁。その後、株式会社ipeに入社。9か月でコンサルティングチームのリーダーに就任。年商150億円超えの中古品マーケットプレイス、商品数500万品超えのファッションECサイトをはじめとし、様々なジャンルのサイトをコンサルティング、分析を行う。ツイッターはこちら。
@seotsuchida

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