2021年12月08日 -

「インタースティシャル広告」とは?概要やSEOへの影響、置くべき場所、禁止事項なども解説!

「インタースティシャル広告」とは、主にページやアプリ画面の切り替え時に表示される広告です。
今回は「インタースティシャル広告」に焦点を当て、その概要やSEOへの影響、置くべき場所、禁止事項などをご紹介します。気になるポイントを一挙確認してしまいましょう。

「インタースティシャル広告」とは?

「インタースティシャル広告」とは、主にページやアプリ画面の切り替え時に表示される広告です。

ユーザーは「インタースティシャル広告」が表示された際、広告をクリックorタップしてリンク先に飛ぶか、広告をクローズして元画面に戻るかを選択できます。

近年では、CTA行動喚起と大きいサイズの画面の組み合わせで、「インタースティシャル広告」がモバイル広告の主流になりました。

「インタースティシャル広告」のSEOへの影響

Googleは、「インタースティシャル広告」が表示されるページは、ユーザーの快適な閲覧を妨げ、UXが低くなると提言しています。
それゆえ、Googleは2017年1月10日以降、UXを高めるため、コンテンツにアクセスしにくいページの掲載順位を下げると規定しました。

コンテンツにアクセスしにくい「インタースティシャル広告」の例

Googleでは、コンテンツにアクセスしにくい「インタースティシャル広告」の例として以下を挙げています。

・ユーザーが検索結果からページに移動した直後やページを閲覧している最中に、メインのコンテンツを覆い隠すようにポップアップを表示する。
・スタンドアロンインタースティシャルを表示して、それを閉じないとメインのコンテンツにアクセスできないようにする。
・レイアウトを使用して、スクロールせずに見える範囲をスタンドアロンインタースティシャルのように見せかけ、メインのコンテンツをインライン化してスクロールしないと見えないようにする。

【参照|モバイルユーザーが簡単にコンテンツにアクセスできるようにする

引用:Google検索セントラル「モバイル ユーザーが簡単にコンテンツにアクセスできるようにする

適切に活用された「インタースティシャル広告」の例

逆に、適切に活用された「インタースティシャル広告」とは、以下です。

・法的義務に応じてインタースティシャルを表示する(Cookieの使用、年齢確認など)。
・サイト内のコンテンツを一般公開(インデックス登録)出来ない場合にログインダイアログを表示する。たとえば、メールアドレスなどの個人的なコンテンツが含まれる、有料のコンテンツであるためインデックス登録できない、などの場合が考えられます。
・両面スペースから見て妥当な大木さで、簡単に閉じることのできるバナーを表示する。ここで言う妥当な大きさとは、たとえばSafariやChromeに表示されるアプリインストールバナー程度の大きさです。

【参照|モバイルユーザーが簡単にコンテンツにアクセスできるようにする

引用:Google検索セントラル「モバイル ユーザーが簡単にコンテンツにアクセスできるようにする

つまり、ユーザーがページを閲覧する際、ストレスに感じるような広告や、誤クリックを誘発するような広告は悪質と判断し、SEOに悪影響を与えるのです。
「インタースティシャル広告」を活用する際は、十分注意しましょう。

なお詳細については以下のGoogleウェブマスター向け公式ブログにて確認できます。
モバイルユーザーが簡単にコンテンツにアクセスできるようにする

「インタースティシャル広告」のメリット

ここでは、「インタースティシャル広告」のメリットについて3点解説します。

CVや売上につながりやすい

「インタースティシャル広告」は、Webサイトやアプリに設置することで、全てのユーザーに閲覧してもらうことができます。

見てもらう機会が多いほど、商品やサービスに対するCV(コンバージョン)が増え、売上に繋がりやすいです。

広告スペースが不要

「インタースティシャル広告」は、メインコンテンツとは別画面に表示できるため、広告スペースを設ける必要がありません。

メインコンテンツの充実度をあげられるだけでなく、「インタースティシャル広告」でコンテンツの雰囲気を壊さず自由にデザインできるようになります。

広告費が抑えられる

「インタースティシャル広告」は、広告費を抑えることができます。

基本的に、何らかの広告を検討する際は、コストパフォーマンスを意識するかと思います。
「インタースティシャル広告」のCTR(行動喚起率)は5%前後とされており、大きな成果は上げられないかもしれませんが、有益なユーザーアクションが得られる期待が高い広告です。

また「インタースティシャル広告」はクリックした分だけ料金が発生するCPC課金のため、無駄な費用が少なく、費用を抑えながら商品やサービス、キャンペーンなど興味をもったユーザーに訴求することができます。

「インタースティシャル広告」の例

「インタースティシャル広告」は、様々な表示方法があります。ここでは表示方法の例をご紹介します。

具体例 詳細
メインコンテンツの画面全体に表示 クローズボタンをタップして広告を消すことで、メインコンテンツを表示させる
ポップアップとして表示 画面を開くと、メインコンテンツの上にポップアップで広告を表示させる

広告を閉じると本来訪問しようとした画面に辿り着きます。
期間限定のキャンペーンなど、よりユーザーに知らせたい内容が表示されることが多いです。

スクロールタイプ 画面を開くとスクロールしていく長さで広告を表示させる方法です。

最後までスクロールしないと消すための表示がでない仕組みになっています。

「インタースティシャル広告」を表示するタイミング(推奨)

ここでは、弊社が推奨する「インタースティシャル広告」を表示するタイミングについて解説します。

表示するタイミング 理由
ページを開いた直後 ユーザーがWebサイトを直帰・離脱する前に目に留まるため
ページを閲覧している最中 コンテンツに興味があるユーザーは、その関連広告が表示された際のクリック確率が高いため
複数ページが切り替わる場面
(主にゲームアプリなど)
感覚を休めて次画面が出るのを待っているため

「インタースティシャル広告」の禁止事項

ここでは、「インタースティシャル広告」の禁止事項について解説します。

禁止事項 詳細
過度に繰り返して表示すること ・ユーザーが操作するたびに広告を表示すること
(クリックやスワイプなど)
・誤クリックを避け、ユーザーストレスを軽減するため
予期しないタイミングで表示すること ・ユーザーが作業(ゲームやコンテンツの閲覧)に没頭している最中に広告を表示すること
・誤クリックを避け、ユーザーストレスを軽減するため
アプリの読み込み時や終了時に表示すること ・アプリを終了し、ホーム画面に戻る前に広告を表示すること
・誤クリックを避け、ユーザーストレスを軽減するため

詳しい詳細は、以下の公式ページを参考にしてみてください。
【参照|インタースティシャル広告の導入における禁止事項

「インタースティシャル広告」とオーバーレイ広告の違い

「インタースティシャル広告」とよく似た広告にオーバーレイ広告があります。
オーバーレイ広告とは、メインコンテンツの画面全体に表示される広告です。

  インタースティシャル広告 オーバーレイ広告
概要 ページやアプリ画面の切り替え時に表示される広告 メインコンテンツの画面全体に表示される広告

なお「インタースティシャル広告」はオーバーレイ広告の1つです。
そのため、2つに明確な違いはありません。

強いて挙げるとすれば、広告の表示方法と持続性にあります。

  インタースティシャル広告 オーバーレイ広告
違い:表示方法 ページやアプリ画面の切り替え時に画面全面に表示される ユーザーの画面スクロールに合わせて、広告を移動できる
違い:持続性 一度クローズされた広告は表示されなくなる 画面のどこかに広告を表示させ続けることができる

「インタースティシャル広告」を導入して、訴求効果を高めよう!

このページでは、「インタースティシャル広告」に焦点を当て、その概要やSEOへの影響、置くべき場所、禁止事項などについて解説しました。

「インタースティシャル広告」は、メインコンテンツの全面に表示されるため、視認性が高く、一般的なバナー広告に比べて高い訴求効果が期待できます。

その一方で、ユーザーから嫌われやすい広告の1つでもあるため、どのように運用すれば効率的に広告運用ができるかを考慮する必要があります。

また、「インタースティシャル広告」は、使い方次第で良い意味でも悪い意味でもSEOに大きな影響を与えます。せっかくの施策でGoogleからペナルティを受けないように注意しましょう。

「インタースティシャル広告」を設定する際は、同時にSEOを意識することをご検討ください。
株式会社ipeではSEOでの大手クライアント実績多数!SEOを検討する際にはぜひ一度ご相談ください。