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過去のWebサイトを閲覧する方法は?マーケティングへの活用方法やおすすめのサービス・使い方なども解説!

過去のWebサイトを閲覧する方法は?マーケティングへの活用方法やおすすめのサービス・使い方なども解説!

過去のWebサイトを閲覧するには、インターネットアーカイブを活用しましょう。インターネットアーカイブとは、インターネット上に公開されたWebサイトを保存し、仮にサーバー上から削除されてしまったコンテンツでも再度閲覧することができるサービスのことです。今回は過去のWebサイトを閲覧する方法に焦点を当て、その概要や目的、メリット、マーケティングへの活用方法、おすすめのサービス・使い方などをご紹介します。気になるポイントを一挙確認してしまいましょう。

過去のWebサイトを閲覧する方法:インターネットアーカイブ

インターネットアーカイブとは、インターネット上に公開されたWebサイトを保存し、仮にサーバー上から削除されてしまったコンテンツでも再度閲覧することができるサービスのことです。1996年に、Brewster Kahle氏が設立し、現在はさまざまな人からの寄付金で運営されています。

過去に投稿されていたWebサイトを閲覧したい人や、取得したいドメインが過去に使用されていたかどうかを確認したい人におすすめのサービスと言えるでしょう。

過去のWebサイトを閲覧する目的・メリット

ここでは、過去のWebサイトを閲覧する目的・メリットについて3点解説します。

  1. 過去のWebサイトを閲覧できる
  2. マーケティングに役立つ
  3. 期限切れドメインの取得時に役立つ

1.過去のWebサイトを閲覧できる

インターネットアーカイブでは、サーバーから削除されたWebサイトの情報を確認できます。そのため、削除されてしまった当時の状態のWebサイトを閲覧することが可能です。

たとえば、倒産してしまった企業の公式ホームページや、ドメイン・名称が変わってしまったWebサイトなど元のURLから確認できない場合に役立つでしょう。

2.マーケティングに役立つ

インターネットアーカイブは、マーケティングにも役立ちます。

仮に自社サイトの検索順位がリニューアルをきっかけに下落したとします。そこでリニューアルする前の自社サイトを確認し、リニューアル後の自社サイトを見比べれば、検索順位を下げている要因が何かを分析しやすいです。

また競合他社の分析の際にも活用できます。現在、他社が力を入れている商品・サービスが何なのかを分析する際に有効です。コンテンツの位置や更新頻度など自社サイトや自社の施策に参考となるポイントも多いので、ぜひ活用してみてください。

3.期限切れドメインの取得時に役立つ

新規でドメインを取得すると、検索数が上がるまでに時間を要しますが、運用歴が長い期限切れドメインを取得することでドメインエイジの恩恵を受けられる可能性があります。

インターネットアーカイブで有効なドメインかどうかや、現在のステータス状態、Webサイト運用の変遷を査定すると良いでしょう。

過去のサイトを閲覧できるサービス3選

ここでは、インターネットアーカイブが確認できるサービスについて3つご紹介します。

  1. Warp
  2. ウェブ魚拓
  3. Wayback Machine

1.Warp

 Warpは、日本の国立国会図書館が運営するインターネット資料収集保存事業のWebサイトです。

保存されているWebサイトは、URL・タイトル・公開社名などから検索でき、日本国内に限定されています。主なコレクション対象は国の機関や自治体、法人・機構などです。

【公式サイト|Warp

2.ウェブ魚拓

ウェブ魚拓は、株式会社アフィリティーが運営しているインターネット上のWebサイトを複製・保存するサービスです。残したいWebサイトのURLを入力し、「検索と確認」を押すことで誰でも簡単に利用できます。

また検索したいWebサイトに関連したフリーワードで検索することもでき、仮にサイトURLがわからない場合でも、簡単に目的のサイトを探すことができます。

【公式サイト|ウェブ魚拓

3.Wayback Machine

「WayBack Machine」は、1996年以降のWebサイトを無料で閲覧することができるサービスです。

430億ページという膨大なページ数を保有しており、検索できるカテゴリーはWebサイトに限らず、ソフトウェアや書籍、映画、音楽などもあります。非常に網羅性が高いサービスと言えるでしょう。なお対応言語は英語で、日本語には対応していない点に注意しましょう。

【公式サイト|Wayback Machine

Wayback Machineの基本的な使用方法

Wayback Machineの基本的な使用方法は以下です。

  1. Wayback Machineにアクセス
  2. 過去の情報や記録を確認したいURLを入力
  3. カレンダーから日付を選択

なお実行中、1分に15回のペースでリクエストを申請すると、サーバーエラーが発生しやすいだけでなく、エラーになると画面がブロックされてしまうこともあるので注意しましょう。

Wayback Machineの具体的な操作方法

ここでは、Wayback Machineの簡単な操作方法について3点ご紹介します。

  1. ページ情報をキャッシュさせる方法
  2. Webサイト情報を削除する方法
  3. 過去の情報を確認できない原因

1.ページ情報をキャッシュさせる方法

Wayback Machineはクローラーの巡回頻度が少なく、Webサイトのキャッシュが自動で保存されないというデメリットがあります。もしキャッシュを保存する際は、「Save Page Now」から手動で行いましょう。

2.Webサイト情報を削除する方法

Wayback Machineに掲載された情報を削除するには「info@archive.org」宛てに削除申請のメールを送信する必要があります。この際、所有者確認の申請書類が必要です。あらかじめ、Webサイト内に記載されているメールアドレスまたはTwitterアカウントを用意しておきましょう。

3.過去の情報を確認できない原因

最後に、Wayback Machineで過去情報が確認できない原因について2点解説します。

  1. クローラーの拒否設定をしている
  2. キャッシュを削除している

1.クローラーの拒否設定をしている

クローラーの拒否設定をしている場合、過去のWebサイトの情報を閲覧できないケースがあります。設定を解除するには、robots.txtに以下のコードを入力しましょう。サーバーのトップディレクトリにアップロードできます。

User-agent: ia_archiver

Disallow: /

2.キャッシュを削除している

そもそもWayback Machineにキャッシュが保存されていないと、情報は閲覧できません。キャッシュの保存方法は、各サービスごとに異なるので、使用するサービスのルールに応じてキャッシュを保存しましょう。

なおアーカイブにWebサイトの所有者が直接削除申請を申し立てていると、Webサイト情報は残りません。この状況についても確認しておきましょう。

過去のサイトを分析したマーケティングで競合他社に差をつけよう!

このページでは、過去のWebサイトを閲覧する方法に焦点を当て、その概要や目的、メリット、マーケティングへの活用方法、おすすめのサービス・使い方などについて解説しました。

インターネットアーカイブは、過去に公開されていたWebサイトのコンテンツを確認する際に非常に便利です。過去のWebサイトを閲覧できれば、現状との比較ができ、自社サイトの分析や競合分析などのマーケティングにも役立ちます。

インターネットアーカイブを閲覧する際に使用するツールの操作も簡単なので、気になる方はぜひ活用してみてください。

またインターネットアーカイブについてもっと詳しく知りたい方やツールの使用方法がわからない方は、ぜひ弊社にご相談ください。弊社は過去のサイトやSEOに関しての知識やノウハウが豊富です。株式会社ipeではSEOでの大手クライアント実績も多数ありますのでSEOを検討する際にはぜひ一度ご相談ください。

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