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ディスクリプションとは?文字数と書き方、テンプレートやSEOの効果

ディスクリプションとは?文字数と書き方、テンプレートやSEOの効果

本コラムはディスクリプションとは何かを紹介します。 ディスクリプションの設定は、サイトの検索流入を上げるために重要なポイントです。 文字数やタグの付け方など、効果的な書き方も解説しますので、ぜひご参考ください。

ディスクリプションとは


英語で「Description」とは、説明や記述を意味する用語です。インターネットにおいては、ディスクリプションとは表示された記事の要約文を意味しています。ユーザーがそのサイトの内容を素早く把握することに役立ちます。より正確にはディスクリプションは、メタディスクリプション(meta description)と呼ばれており、検索エンジンの検索画面にも表示されます。

メタディスクリプションによるSEO効果

ディスクリプションを記載すること自体は、検索順位に直接は影響しません。しかし魅力的なディスクリプションは、ユーザーに対して検索結果画面でクリックを訴求し、訪問者数を増やします。

訪問数が増えればそのページのSEO評価は上がるため、ディスクリプションは間接的には検索順位にも影響を及ぼす可能性もあるのです。

タイトルの様に、メタディスクリプション自体は直接SEOには影響はしません。しかし、ユーザーにとって有益なメタディスクリプションは、ユーザーのクリック率の上昇から訪問数が増加する効果が見込めます。ページビュー数の増加はそのページのSEO評価に影響するため、メタディスクリプションは間接的にSEOに影響すると言えます。

検索エンジンに正しい概要を表示できる

ディスクリプションの内容は、「そのWebページをどんなキーワードの検索に対して表示させるか」という、どのキーワードで検索エンジン表示させるかの材料になります。つまり、ディスクリプションを詳しく設定することで、より正しく、詳細に記事の内容を検索エンジンに伝えることができます。そのため、関連するキーワードをできるだけ盛り込んだディスクリプションであれば、キーワードに引っかかった検索結果に表示される可能性が高くなります。

クリック率が上がる

ディスクリプションは検索エンジンの最初の画面に表示されるので、検索したユーザーはタイトルとディスクリプションを見て、自分に必要と思われる記事かどうかを判断し、必要と思えば記事をクリックします。そのため、ユーザーの興味を引き、コンテンツの内容を的確に説明したディスクリプションを設定できれば、クリック率が上がります。そのため、クリック率が低い場合はリライトが必要です。

メタディスクリプションの適切な文字数

メタディスクリプションは検索結果のスニペット部分の文章としても表示されます。スニペット部分に表示される文字数はPCで120文字、携帯は60文字程度が目安です。しかし、デバイスによっても異なり、正確な数字はGoogleから発表されてはいないため、都度自分で数えてみるのがお勧めです。文字数を超えた箇所は「・・・」で表示されてしまうので、適切な文字数を設定することが大切です。ターゲットとするユーザーが記事をPCで読む人が多いのか、携帯で読む人が多いのかでどちらに合わせるか決めても良いでしょう。

メタディスクリプションを設定しないリスク

メタディスクリプションは設定しなくても、検索エンジンが本文の中から自動的に抜粋するという特徴があります。しかし、自動抜粋では文章を理解しているわけではないので、意味の通らない機械的な読みにくい文章が表示されてしまう場合があります。そのような場合には、ユーザーに記事の内容が伝わらないためクリック数が減ってしまう可能性があります。そのため、メタディスクリプションを設定しておくことがお勧めです。

メタディスクリプションの書き方・4つのステップ

ディスクリプションは、どんな内容でも記入すればサイトのプラスになる、というものではありません。

ディスクリプションの内容が悪ければ、せっかく検索結果に表示されても、ユーザーにクリックを訴求できないからです。

ディスクリプションの効果をしっかり発揮するためには、次の書き方を意識して作りましょう。

ステップ1ターゲットを明確にする

まずは、ディスクリプションを読むターゲット像(ペルソナ)を決めましょう。

ターゲットはどんなキーワードを検索して、今から作るディスクリプションを見つけるでしょうか?そして、そのキーワードを検索したターゲットは、どんな情報に興味があるでしょうか?

他にも性別や年齢など、そのディスクリプションを読む人を想像し、興味を惹ける内容を考えましょう。

誰に向けた記事なのか、ターゲット像を明確にすることで、興味をひけるコンテンツを作成する手掛かりが得られます。そのようにして作成したコンテンツは必要な人に読んでもらえる可能性が高まります。明確にする内容は、男性・女性などの性別、独身・既婚者か、職業などの項目が挙げられます。様々な状況のユーザーを想定することで、ディスクリプションの内容を洗練させることができます。

ステップ2記事の概要を簡潔にまとめる

ディスクリプションには、コンテンツの概要を分かりやすくまとめましょう。

検索結果画面にはあなたのページ以外にも多くのサイトが載っています。

ユーザーはそれぞれのタイトル・ディスクリプションを見比べて素早く「見る・見ない」の判断していることでしょう。

不必要に難解な言葉使いや複雑な説明をしていると、その説明の意味を読み解く前にユーザーは別のサイトに目を移してしまい、クリックを逃しやすくなります。

ディスクリプションには記事の概要を簡潔にまとめる必要があります。文字数は多くないですし、検索結果にはあなたのページ以外にも多くのサイトが載っています。ユーザーは何らかの悩みを抱えて検索しているため、それぞれのタイトル・ディスクリプションを見比べて素早くみるかどうかの判断をしています。そのため、悩みを解決できる記事であることをイメージできる内容にすることがお勧めです。

ステップ3関連KWを入れる

検索キーワードは違和感のない範囲でディスクリプションの中に入れましょう。

検索したキーワードは、ユーザーの興味の対象である可能性が高いです。

その言葉を入れ込むことで、興味のある内容が載っていると判別されやすくなります。

キーワードを入れたからとSEO的な効果はないと言われていますが、ディスクリプションでクリックを訴求して訪問者数が増えれば、結果的にSEO順位も上がりやすいです。

関連KWをディスクリプションに入れておくことで、KW検索で表示されやすくなるため、クリック率が上がる可能性があります。特に上位表示を狙いたい関連KWは、なるべくディスクリプションの先頭に入れるようにしましょう。また、タイトルに入りきらなかったKWも、本文に入れることが可能であれば入れることによってクリック率の改善が期待できるでしょう。

ステップ4ユーザーに与える利益を伝える

ディスクリプションは、クリックされやすくなる内容を書きましょう。

どんなに綺麗で役に立つ文章を載せても、クリックされなければサイトの評価は上がりません。

そのページを読むことで得られるメリットなど、クリックした先にある内容を見たいと思わせるディスクリプションにすることが大事です。

ディスクリプションには、記事を読むことでユーザーに与えられるベネフィットを実際に書くことが効果的です。例えば、ユーザーが持っているどんな悩みを解決できるのか、それに対する答えをディスクリプションに記載しておくことで、ユーザーが興味を示し、実際にクリックしてくれる可能性が高くなります。逆に当たり障りのない内容や、回答が明示されていない場合には、ユーザーに利益がないと判断され、記事を閲覧してもらえる可能性は低くなります。

メタディスクリプション書き方・3つのポイント

①キーワードを入れすぎない

ディスクリプションにKWを入れ込むのは大切ですが、無理には入れすぎないことも重要です。本文はあくまで、ユーザーの読みやすさを意識する必要があり、盛り込むKWは記事に関係のあるものだけに絞ることが大切です。実際に、記事に関係のないKWを入れても記事内容と合わない場合、ユーザーはサイトを閲覧しても早期離脱に繋がってしまい、期待した効果を得ることができません。そのため、関連のあるキーワードに絞って記載するようにしましょう。

②文字数を意識する

メタディスクリプションに表示される文字数には限度があるので、その文字数内でユーザーがこの記事は何に対する記事なのか?が明確に理解できる様に簡潔に内容を書く必要があります。文字数は短すぎても、長すぎてもよくないため、字数を最大限に使った中で簡潔に書くことを意識するようにしましょう。また、端末によって表示される字数が異なるので、アクセスが多い端末の種類を把握して、表示される文字数を理解しておくようにしましょう。

③同じディスクリプションを使いまわさない

ディスクリプションには、1ページ1ページ、内容に合う説明を入れましょう。

Googleも公式で、全ページに同じ内容のディスクリプションを入れ込むと表示される可能性が低くなると明言しています。

ページ数が多くてすぐに全てのディスクリプションの設定ができない状況でも、トップページや人気ページなど重要なページから優先順位を付けて、少しずつでも作成しましょう。

ディスクリプションの内容がどのぺージも同じになってしまうと、それを読んだユーザーにとってぺージごとの情報が伝わりにくくなってしまいます。各ぺージごとに適したメタディスクリプションを設定することによって、検索エンジンに正しい情報が入り、ターゲットに記事の本質を届けることができるようになります。ターゲットに適切にアプローチするためにも、1ページごとに適切なディスクリプションを考えましょう。

メタディスクリプションが表示されない原因

メタディスクリプションは、検索結果においてユーザーにページ内容を伝える重要な役割を持っています。しかし、Googleが常にメタディスクリプションを使用するわけではなく、時にはページ内の他のテキストを引用してスニペットを生成することもあります。

これは、検索エンジンがユーザーのニーズに最も適した内容を表示しようとしているためです。そのため、検索エンジンにディスクリプションの内容が適切でないと判断されてしまった可能性が考えられます。

使用している検索エンジンがどの様な内容を表示させているのかを、他の記事を見てリサーチすることが解決の糸口になる場合があります。それらを参考にディスクリプションを書き換えるなどの対策を検討しましょう。

メタディスクリプションのテンプレート

テンプレート1

ここからテンプレートを参照して、書き方を身につけていきましょう。

KW:メタディスクリプション

「本記事は「●●(記事のテーマ)」について解説しています。「(記事を読むとユーザーが得られるメリット)●●」について理解できます。「(記事を読んだ後ユーザーは何ができる様になるか)●●」できるでしょう。
目的とするターゲットを明確にして、記事内容を伝えます。さらに興味づけと、読むメリットについて解説することで、ユーザーの興味を惹きつけることができます。

テンプレート2

続いてのテンプレートです。

KW:ブログ記事

「●●(記事のテーマ)」でお悩みの方。本記事は「●●(ユーザーの悩み)」について解決する方法をお伝えしています。本記事を読めば「●●(悩み)」の解決ができるでしょう。
目的とするターゲットは悩みをもっている方です。記事内容を説明して、興味づけと、読むメリットについて解説することで、ユーザーの興味を惹きつけることができます。

メタディスクリプションの設定方法

WordPressの場合

WordPressの場合には使用しているテーマやプラグインによって記載する画面が用意されている場合が多いです。設定画面はテーマやプラグインによって、設定する画面が異なる場合があるので、その都度確認するようにしましょう。

HTMLの場合

HTMLの場合にはHTMLソースに直接入れることが可能です。場所は「<head>~~~</head>」と記載されている部分です。ディスクリプションは下記の様に入力します。

<meta name=”description” content=”〇〇”>

メタディスクリプションが設定されているか確認する方法

HTMLソースのMETAタグを確認する

HTMLソースでMETAタグを確認する方法について解説します。だいたいの場合は上部に「

ブラウザのアドオンで確認する

ブラウザのアドオンで確認する方法について解説します。Google Chromeに「SEO META in 1 CLICK」をインストールすることによって簡単に確認することが可能です。詳細な使い方についても確認するようにしてください。

ディスクリプションに関するQ&A

①メタディスクリプションが反映されるまでの時間は?

クローラーが頻繁に訪れるぺージは、数日以内が目安とされています。一方で、階層が深いページの場合には数か月程度かかることもあります。反映時間を短くしたい場合には、Googleサーチコンソールで再クロールを促すとよいでしょう。

②強調スニペットとメタディスクリプションの違い?

強調スニペットとは3種類あるスニペットの1つであり、検索した時に最上部に表示される要約のことです。ユーザーが知りたい回答を簡潔に表示した「アンサーボックス」の役割が多いです。メタディスクリプションは運営側が設定できますが、強調スニペットは、Googleが最適と自動判断した場合に表示され、サイト運営側は管理できません。

効果的なディスクリプションを設定してクリック率を上げよう

ディスクリプションを設定することで、検索結果に表示されるスニペットをコントロールできます。

本コラムを参考にして、Googleに表示して貰いやすく、ユーザーの興味を惹くディスクリプションを考えてみましょう。

株式会社ipeでは、WEBサイトの改善やSEO対策の方法を、初心者にも分かりやすくアドバイスしています。

効果的なディスクリプションの作り方はもちろん、それ以外にもWEBサイトのことでお悩みがありましたら、ぜひ一度お問い合わせください。

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