2021年10月24日 -

「CTR」とは?概要や重要性、計算方法、目安、改善ポイントなども解説!

「CTR」とは、「Click Through Rate」の略称で、「クリック率」と訳されます。
これは、広告や検索結果などが表示された回数のうち、実際にその広告・結果がクリックされた回数の割合を表します。

今回は「CTR」に焦点を当て、その概要や重要性、計算方法、目安、改善ポイントなどをご紹介します。気になるポイントを一挙確認してしまいましょう。

「CTR」とは?

「CTR」とは、「Click Through Rate」の略称で、「クリック率」と訳されます。
これは、広告や検索結果などが表示された回数のうち、実際にその広告・結果がクリックされた回数の割合を表します。

「CTR」の重要性

「CTR」が高い広告やリスティングは、ユーザーにとって有益かつ関連性が高いことを表します。

また「CTR」は、Googleが設定する広告ランクを決定する一要素「キーワードの推定クリック率」にも影響します。

さらに「CTR」に基づいて、各広告やリスティング、キーワードが成果を上げているか、改善が必要かを判断できます。

以上のような観点から、Webサイト運営において「CTR」は非常に重要です。

「CTR」の計算方法

「CTR」は、以下の計算式で求めることができます。

CTR(クリック率)[%]= クリック数 ÷ 表示回数 ×100

例えば、クリック数が1,000、広告やWebサイトの表示回数が100,000の場合、「CTR」は1%になります。
この数値が高くなるほど、実際に広告からWebサイトへ訪問したユーザーが多いということになります。

「CTR」の確認方法

「CTR」の確認には、Google Analytics(グーグルアナリティクス)の活用が最適です。

Google Analytics(グーグルアナリティクス)とは、Googleが提供する無料解析ツールで、ユーザーがWebサイトに訪問した後、どのような行動をしたかを把握できます。

Google Analytics(グーグルアナリティクス)では、広告やリスティング、キーワードなどの「CTR」をそれぞれ個別に算出・確認することができます。

またGoogle Analytics(グーグルアナリティクス)で解析できる「CTR」は、Webサイト全体やページごとに分析できるため、「CTR」の問題点の改善に非常に役立ちます。

【公式サイト|Google Analytics(グーグルアナリティクス)

「CTR」の目安や平均値について

「CTR」の目安や平均値は、各業界や扱う商品・サービスによって異なります。
中には、市場調査で「CTR」の平均を知れる業界もあります。

以下は、2021年10月現在、
WordStreamが出している資料に記載されていた各業界の平均「CTR」の例です。
ぜひ参考にしてみてください。

業界 Google(デスクトップ)
リスティング広告 平均 CTR
Google(デスクトップ)
ディスプレイ広告 平均 CTR
擁護団体 4.41% 0.59%
自動車 4.00% 0.60%
BtoB 2.41% 0.46%
カスタマーサービス 6.05% 0.72%
eコマース 2.69% 0.51%
教育 3.78% 0.53%
求人 2.42% 0.59%
金融・保険 2.91% 0.52%
健康・保険 3.27% 0.59%
家庭用品 2.33% 0.49%

参考:https://www.wordstream.com/blog/ws/2016/02/29/google-adwords-industry-benchmarks

「CTR」は広告媒体や業種、モバイルとデスクトップによって異なります。
また、媒体ごとに何を持ってインプレッションになるのかなども異なります。

目標とすべき「CTR」は運営するWebサイトによって変わるため、
総合的なコストを加味した目標設計が必要です。

そのため、上記の表はあくまで目安であり、参考程度に考えておくのが良いでしょう。

「CTR」と「CVR」の違い

「CTR」とよく似た指標にCVRというものがあります。

「CVR」とは、「Conversion Rate(コンバージョンレート)」の略称で、「顧客転換率」と訳されます。
これは、Webサイトにアクセス(主にユーザーから)が発生した際、そのアクセスからどのくらいCV(コンバージョン)に繋がったかを示す割合です。

  CVR CTR
概要 Webサイトにアクセス(主にユーザーから)が発生した際、そのアクセスからどのくらいCV(コンバージョン)に繋がったかを示す割合 広告や検索結果などが表示された回数のうち、実際にその広告・結果がクリックされた回数の割合
計算式 CVR(顧客転換率)=CV数÷サイト訪問数(セッション数)×100 CTR(クリック率)[%]= クリック数 ÷ 表示回数 ×100

例えば、CVが4,000、Webサイト訪問数が200,000の場合、CVRは2%になります。
この数値が高くなるほど、Webサイト内でより効率良くCV成果を挙げていることになります。

「CTR」の改善ポイント4選

ここでは、「CTR」の改善に有効かつ重要なポイントを4つ紹介します。

実際に広告を掲載した際に、平均「CTR」よりも下回っている場合や目標値との乖離が大きい場合に、ぜひ参考にしてみてください。

キーワードが適切に使用されているかどうか

「CTR」の改善には、使用しているキーワードが適切かどうかを確認しましょう。

ここでいうキーワードには2種類あります。

  キーワード① キーワード②
キーワードの種類 広告の管理画面で設定するキーワード 配信する広告テキストに含めるキーワード
改善ポイント ・ターゲットが明確かどうか
(地域や年齢、性別など)
・検索キーワードに対して宣伝したい商品やサービス、ランディングページでの訴求ポイントとマッチしているか
・キーワードプランナーで関連度をチェック
・マッチタイプが部分一致になっていないかの確認
・実際に検索されているキーワードが入っているか
・検索したキーワードに関連性があるキーワードで広告テキストが構成されているか

広告を制作する際は、ユーザーが何を求めているか、どのような広告テキストなら広告をクリックしたくなるのかなどを考えて作成するように心がけましょう。

訴求ポイントが適切かどうか

「CTR」の改善には、訴求ポイントが適切かどうかの確認も重要です。

訴求ポイントとは、検索ユーザーの興味・関心や抱えている不安・悩みを指します。

まだ使用したことがない商品やサービスの利用を検討する際、
「本当にこれで大丈夫だろうか」といった不安があります。

一方、以前にも類似商品・サービスを利用したことがあるユーザーは、
「以前に購入した商品は利便性がなかった」や「機能は優れていたけど値段が高かった」のような不満を抱えている場合も多いです。

このような不安・悩みを改善してあげられるような商品やサービスを開発し、広告テキストを設定すれば、ユーザーから信頼を勝ち取り、「CTR」や「CVR」を高めることに繋がるでしょう。

具体的な数字やデータで、信憑性や納得感があるか

「CTR」の改善には、宣伝する商品やサービスに関する具体的な数字やデータを掲載する広告に明示することが重要です。

例えば、宣伝する商品やサービスの信頼性をユーザーに伝えたい場合、「業界No.1の実績」という文言だけでは漠然としすぎた情報になるため、商品やサービスの魅力が非常に伝わりづらいです。

しかし、「全国で年間〇〇本の売り上げ」や「〇〇の効果が実証済み」という具体的な数字やデータを含めた文言であれば、ユーザーに伝わりやすい表現になり、ユーザーからの信頼を勝ち取ることに繋がります。

購買決定要因を明確にしているか

「CTR」の改善には、購買決定要因を明確にしているかの確認も重要です。

購買決定要因とは、ユーザーが商品やサービスを購入をするかどうかを決定するポイントを指します。

購買決定要因は検索ユーザーや企業が提供する商品・サービスによって大きく異なります。

以下は購買決定要因を各商品・サービスカテゴリ別で表にしてまとめた例です。
ぜひ参考にしてみてください。

業種 購買決定要因
個人向けECサイト(物販) 発送可能エリア、最短発送日、製品一覧、価格、送料など
来店誘導型ビジネス・サービス業
(英会話スクール、スポーツジムなど)
場所、地図、営業時間、予約方法、電話番号、サービス・商材の詳細など
エステサロン(脱毛、育毛、ボディメイク) 場所、地図、施術時間、電話番号、予約方法、対応可能な部位、サロンの信頼性、施術の流れ、料金案内など

「CTR」を意識した、良質なWebサイトを制作しよう!

このページでは、「CTR」に焦点を当て、その概要や重要性、計算方法、目安、改善ポイントなどについて解説しました。

Webサイトを運営している方や広告運用者であれば、「CTR」は基本かつ重要なポイントです。
しかし、「CTR」は分析した時間や業界、扱う商材・広告の種類で大きく異なります。
そのため、一般的に目安の「CTR」はありません。

ですが、「CTR」が高ければ高いほど、Webサイトへ訪問するユーザーが増え、Webサイトを運営する本来の目的(成果)を達成しやすくなります。

まずは本記事を参考に、「CTR」を高めるコツを知り、Webサイト制作に役立てていただけましたら幸いです。

もし「CTR」に関して何か気になることがあれば、いつでも弊社へご相談ください。
「CTR」について最適解をご提示いたします。