2021年10月29日 -

「CPM」とは?概要や重要性、計算方法、メリット・デメリット、運用時のポイントなども解説!

「CPM」とは「Cost Per Mille(コスト・パー・マイル)」の略称で、「インプレッション単価」と訳されます。
これは、あるメディアに出稿したWeb広告が、ユーザーのデバイスに表示された回数1,000回あたりの広告費を表す指標です。

今回は「CPM」に焦点を当て、その概要や重要性、計算方法、メリット・デメリット、運用時のポイントなどをご紹介します。気になるポイントを一挙確認してしまいましょう。

「CPM」とは?

「CPM」とは「Cost Per Mille(コスト・パー・マイル)」の略称で、「インプレッション単価」と訳されます。
これは、あるメディアに出稿したWeb広告が、ユーザーのデバイスに表示された回数1,000回あたりの広告費を表す指標です。

「CPM」の重要性

「CPM」広告は、ユーザーのデバイスに表示された回数に応じて広告費が決定するWeb広告です。

そのため、仮にWebサイトへの誘導やユーザーからのCVにつながらなくても、広告費は発生し続けます。

しかしその分、「CPM」広告は多くのユーザーの目に止まりやすく、仮にクリック数につながらなかったとしても、商品・サービスの宣伝やブランドの認知につながる効果が期待できます。

「CPM」の計算方法

「CPM」の費用対効果を算出するための計算式は以下です。

CPM(インプレッション単価)=広告費(コスト)÷表示回数(インプレッション)×1000回

では具体的な数値を用いて計算してみましょう。

例① 例②
・広告費:30万円
・インプレッション:30万回
・広告費:30万円
・インプレッション:60万回
CPM=300,000円÷300,000回×1,000=1,000円 CPM=300,000円÷600,000回×1,000=500円

このように、インプレッションが多いほど、「CPM」広告の費用は下がる仕組みになっています。

「CPM」と「CPC」の違い

「CPM」とよく似た指標にCPCという指標があります。

CPCとは、「Cost Per Click」の略称で、「クリック単価」と訳されます。
これは、Web広告の1クリックあたりの広告費を表す指標です。

  CPM CPC
概要 Web広告の表示回数1,000回あたりの広告費を表す指標 Web広告の1クリックあたりの広告費を表す指標
計算式 CPM(インプレッション単価)=広告表示に掛かるコスト÷表示回数×1000 CPC(クリック単価)=広告費÷広告で発生したクリック数

例えば、以下の場合を考えてみましょう。

例① 例②
・広告費:30万円
・クリック数:1,000回
・広告費:30万円
・クリック数:2,000回
CPC=300,000円÷1,000回=300円 CPC=300,000円÷2,000回=150円

このように、クリック数が多いほどCPC広告の費用は下がることが特徴です。

「CPM」とCPCは、どちらもWeb広告の課金形態を表す指標ですが、CPMはインプレッションに応じて広告費を算出、CPCはクリック数に応じて広告費を算出するという点を理解しておきましょう。

「CPM」のメリット

ここでは、「CPM」のメリットについて3点解説します。

クリック率が高いと広告費が安く収まる

「CPM」広告は、ユーザーからのクリック数の影響を受けないため、表示回数は同じでもユーザーからのクリック率が高いほど、費用対効果が高まり、広告費が安く収まるメリットがあります。

例えば、CPC広告でクリック率が高かった人気のWeb広告を、「CPM」で出稿し直すと、広告費を抑えながら費用対効果を高めることができます。

出稿後でもユーザー分析や効果測定がしやすい

「CPM」広告は、出稿後でもユーザー分析や効果測定がしやすいというメリットがあります。

雑誌などに掲載される従来の広告は、掲載後にどのような効果をもたらしたか、明確な判断できません。

しかし、「CPM」広告の場合は、広告を見たユーザーのうちクリックしたユーザー数はどのくらいなのかやそのユーザーの属性、CV状況などを数値として分析できます。

それゆえ、広告効果を見極めやすく、広告テキストやランディングページの改善など新たな施策につながりやすいです。

掲載停止や広告内容の編集ができる

「CPM」広告は、掲載期間中でも掲載ストップや広告内容の編集が可能です。

広告出稿後も、定期的に広告効果を分析・確認し、広告効果を高め続けることができる点がメリットと言えるでしょう。

「CPM」のデメリット

ここでは、「CPM」のデメリットについて2点解説します。

広告費が常に発生する

「CPM」広告は、広告が表示された時点で広告費が算出されます。
そのため、仮にユーザーが広告を見ていない期間でも、広告費が常に発生してしまいます。

例えば、ユーザーがページを下にスクロールしている最中、掲載したWeb広告が表示されたとします。
この場合、仮にユーザーが広告をクリックしなくても、1回表示されたとカウントされるため、広告費は発生します。

そのため、「CPM」広告は、CPC広告に比べ、無駄な広告費をかけてしまう危険性があります。

費用対効果が悪くなる

「CPM」の広告費はユーザーからのインプレッションで算出されます。
そのため、CVにつながりそうにないユーザーにWeb広告が表示されても広告費が発生します。

状況によっては費用対効果が悪くなる場合があるため、注意しておきましょう。

「CPM」を効果的に運用するポイント

実は、近年のマーケティング業界において、CPC広告のほうが、「CPM」広告よりも選ばれやすい傾向にあります。

理由は、CPCのほうが広告効果が分かりやすく、コストパフォーマンスが高いと判断する企業が多いためです。

しかし、「CPM」も、工夫次第で想定以上の効果を上げることは可能ですし、CPCよりも高い費用対効果を生み出すことも可能です。

ここでは、「CPM」を効果的に運用するポイントについて3点解説します。
以下のポイントを意識しながら、「CPM」を活用したマーケティングを検討してみてください。

広告予算の増額

広告予算を増額することも、「CPM」を効果的に運用するために有効です。

広告予算を増やせれば、掲載メディアに広告を掲載してもらえる期間や回数が増えます。
そうすれば、ユーザーからのインプレッションが増えやすいです。
インプレッションが増えれば、商品・サービスの認知拡大やWebサイトへの流入といった効果が期待できます。

クリック率を上げる対策を考える

クリック率を上げる工夫を考えることは、「CPM」を効果的に運用するために有効です。

「CPM」広告は、ユーザーから何度クリックされても広告費は変わらず、クリックされればされるほど費用対効果が高まります。

例えば、以下のような対策が効果的です。

・有益な情報を広告テキストを記入し、クリックを誘導する
・目立つ色や見慣れないイラストで、思わずクリックしたくなるようなインパクトある広告デザインにする

ユーザーからの反応は、実際に広告を運用しないと見えてこない部分が多いです。
そのため、複数のパターンで広告を作成し、効果を見ながら最適化するようにしましょう。

LP(ランディングページ)の改善

LP(ランディングページ)の改善も、「CPM」を効果的に運用するために有効です。

広告のクリック率が改善してLPへの流入が増えても、そこからCVにつながらなければ意味はありません。

LPを改善する際は、購入して欲しい商品やサービスがユーザーが手を出しやすい価格帯に設定されているかや掲載広告とLPの内容に齟齬がないかなど、ユーザー目線で課題を探すようにしましょう。

「CPM」を活用して、Web広告を使いこなそう!

このページでは、「CPM」に焦点を当て、その概要や重要性、計算方法、メリット・デメリット、運用時のポイントなどについて解説しました。

「CPM」広告には、メリットとデメリットがあるため、目的に合わせた効率的なマーケティングを意識することが大切です。

また「CPM」広告だけで運用するのではなく、CPC広告の良い部分を取り入れ、2つを並行して使い分けると、費用対効果の高い広告運用が実現できます。

ぜひ皆さんも「CPM」広告で、Webサイトへの流入を図りましょう。

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