2021年08月31日 -

【基礎知識】共起語とは?意味や分析方法だけでなく、注意点も解説!

上位表示されるサイトのコンテンツには、共通した言葉が頻出します。それらは共起語と呼ばれ、メインキーワードの説明に不可欠な要素とも考えられます。共起語を使いこなすことでユーザーが求める情報を提供しやすくなり、また上位表示も狙いやすくなるでしょう。今回は共起語の基礎知識と活用方法をご紹介します。

知っておきたい!共起語とは

特定の言葉と一緒に用いられやすい言葉のことです。メインキーワードをより詳しく、わかりやすく説明するために用いられる言葉のことで、特に使用頻度が高いものが該当します。共起語はひとつではなく、複数の単語が存在することがほとんどです。

たとえば「株」というメインキーワードと一緒に使われる頻出語には「投資」、「取引」、「手数料」、「銘柄」などがあり、これらが共起語となります。

共起語と関連キーワード、サジェストキーワードの違い

共起語と混同されやすいものとして、関連キーワードとサジェストキーワードがあります。関連キーワードとサジェストキーワードはメインキーワードと一緒に検索されやすいキーワードのことで、ユーザーの検索傾向が強く反映されています。一方で、共起語はあくまでもメインキーワードを詳しく説明する際に頻出する言葉のことで、ユーザーの検索傾向を反映しているとは限りません。

なぜ重要?知っておきたい共起語の役割

共起語は特定のキーワードを説明するために頻出する言葉であり、説明に不可欠な言葉と言い換えることもできます。略語や、専門用語などは共起語でよく出る単語と言えるでしょう。あるトピックを説明する際には自然と使われる単語と考えられるため、専門家が記事を書けば、自然と共起語は網羅的に使われる傾向にあります。

こうしたことからGoogleのアルゴリズムは共起語をあるキーワードに対して一定の関連性があるとは考えています。そのため共起語が多く含まるコンテンツはユーザーの求める情報が網羅的に含まれているとして高く評価する可能性もあります。

しかしあまりにも共起語を入れ込み過ぎると、過度なSEOとしてマイナス評価を受けかねないので注意が必要です。

共起語を活用するメリット

共起語を活用することで、SEO的にも、ユーザー的にもメリットがあります。共起語の主なメリットは次の3つです。

コンテンツの質が向上する可能性がある

共起語はメインキーワードを説明するのに必要な頻出語であるため、コンテンツに共起語が少なければ、必要な情報が不足している可能性があります。事前にメインキーワードの共起語を調べておくことで、必要な情報の漏れを減らしてコンテンツ制作することができます。共起語を活用することでメインキーワードから乖離した内容のコンテンツになることを防げ、ユーザーが求める情報を提供できます。

あるトピックにおけるスタンダードがわかる

上位表示されているコンテンツはGoogleのアルゴリズムに優良と判断されている可能性が高く、それらのコンテンツの共起語を洗い出すことで、そのトピックにおけるスタンダードを知ることができます。そのトピックを説明する上では欠かせないトピックというものが必ず存在するはずですので、それを外さずにしっかり記事に盛り込むことができます。

共起語の活用方法とは

共起語の重要性がわかったところで、実際に共起語を活用しながらコンテンツ作成に入りましょう。
まず、共起語検索ツールを使用し、メインキーワードの共起語を洗い出します。また、上位表示されているサイトで頻出する共起語も調べましょう。次にユーザーが求める情報を整理し、メインキーワードの説明にふさわしい共起語を選定します。後はメインキーワードと共起語を使いながら、具体的な情報を書いてきます。

また、コンテンツ作成後になかなか上位表示されない場合は、自社サイトと上位表示されている競合サイトを比較してみましょう。その際に着目するのは、略語や通称、専門用語や概念などです。このようなあるトピックの中で欠かせないであろう概念を説明できるだけでも、検索順位が向上する可能性があります。

意識したいポイント一覧

・略語
・通称
・俗称
・正式名称
・専門用語
・専門用語に対応する動詞
など

共起語を網羅する!使えるツールはこれ!

上位表示されているサイトを分析して共起語を手動で洗い出すのは一苦労です。そこで、共起語を洗い出すのに役立つツールをご紹介します。

・共起語分析ツール
・ラッコキーワード
・Keywordmap

共起語分析ツール

無料で使える共起語検索ツールです。共起語を調べたいメインキーワードを入力することで、すぐに共起語が表示されます。共起語の一覧が品詞別に表示され、出現数もわかります。また、共起語がマインドマップでも表示されているので、視覚的に把握することもできます。

ラッコキーワード

関連キーワードを取得できるツールですが、共起語を調べることもできます。メインキーワードを入力することで共起語の一覧、ページ全体での共起回数、タイトルで使用された共起回数、見出しで使用された共起回数など詳細に表示してくれます。

キーワードプランナー(新しいキーワードを見つける)

キーワードプランナーの「新しいキーワードを見つける」という機能でも共起語を見つけることができます。ここで提案されるキーワードは関連性が高いとGoogleに判断されたものです。略語や通称など、思いもよらない単語を見つけることもできるので、確認してみましょう。

重要!共起語を活用する際の注意点

共起語にはさまざまなメリットがありますが、目的と手段を間違うと逆効果になる可能性があります。共起語を活用する際は次の点に注意しましょう。

無理やり共起語を使わない

一昔前はGoogleのアルゴリズムが未熟だったため、コンテンツ内に無理やりにでも共起語を多く含めることで、検索順位を上げることができました。しかし、現在はアルゴリズムも進化して、共起語の数ではなく、コンテンツの質を評価するようになりました。そのため、SEO対策で無理やり共起語を使用してコンテンツを作成すると、アルゴリズムが悪質なコンテンツと判断し、逆に検索結果を下げてしまう可能性もあります。
共起語はあくまで上位記事の傾向です。関連KWやサジェストキーワードと違い、ユーザーニーズに関連するものではないため、多用するのは注意が必要です。
共起語を意識することは大切ですが、それ以上にユーザーの悩みや課題をしっかりと解決してあげられる内容にすることの方が重要です。そうすれば、自然と共起語も盛り込まれていくでしょう。

共起語が必ずしも検索意図と一致しない

上位表示されているサイトに共通する共起語を調べることで、ある程度はユーザーが必要とする情報がわかってきます。しかし、共起語は関連キーワードやサジェストキーワードと違い、ユーザーの検索傾向を反映するものではないので、必ずしもユーザーの検索意図と合致するとは限りません。そのため、共起語だけを調べるのではなく、必ず関連キーワードやサジェストキーワードを活用し、ユーザーの検索意図を調査しておきましょう。そうしないと、ユーザーの求める情報からかけ離れたコンテンツを作成し、無駄になってしまう可能性があります。

適宜、共起語を活用して質の高いコンテンツ作りに活かしましょう

共起語はユーザーの求めるコンテンツ作成の手助けになります。共起語を活用した良質なコンテンツを量産することで、検索エンジンにも高く評価され、上位表示に繋がっていきます。SEO対策として無理やり共起語を詰め込むのは逆効果であり、ユーザーファーストであることが結果としてSEO対策になることを理解しておいてください。