挫折で気が付いた、愚直に向き合うことの大切さ。

画像

PROFILE

PROFILE

井上 陽介

デジタルマーケティング部 アカウントグループ

横浜国立大学理工学部卒業、大学院中退。ipeに2021年新卒で入社。大学・大学院時代は再生可能エネルギー普及促進のための研究を行い、卒業後は半年間公立中学の理科教員として教鞭をとる。株式会社ipeに入社後は、アカウントチームでSEOコンサルに従事。メディア系サイトや人材系サイトおよびECサイトなど案件は多岐に渡る。

INTERVIEW

INTERVIEW

学生時代は、何でもそつなくこなせるタイプ。

自分で言うのも恥ずかしいですが、学生時代は、勉強・スポーツ・交友関係と、それなりに何でも要領よくできた方だったと思います。

勉強は小学校の時から友達に教えていて。高校に入っても、文系科目も理系科目と特に得意不得意がなく、満遍なくできました。大学に入ってからは、スポーツチームの立ち上げをしたり、塾講師のバイトをしたり、勉学に励んだりとマルチに取り組んでいました。また、卒業後地元の中学の理科教員に欠員が出たので、応募してみたら運よく採用されたなど、新しい取り組みでも、複数の取り組みでも割とスムーズに何でもできる方だったと思います。

ビジネスマンに必要な体力を効率よく身につけたい。

大学卒業後、研究者になろうと考え大学院に入って研究をしていたのですが、中退しました。

どうも研究の個人戦が向いていなくて。自分は人と話してコミュニケーションを取るような仕事が向いていると入ってみて気が付いたんです。

ただ、いよいよ就活をするとなった時には、少し苦労しました。

というのも、自分は「何かが得意」「何かが苦手」というのが、昔からあまりなかったので、「これがやりたいんだ!」というものも特にはなくて。

そこで、ファーストキャリアとしては、ビジネスマンとして必要な基礎の力を最短で身につけられる企業を選ぼうと思いました。

その基準で企業をいくつか見ました。数ある企業の中でもipeには、「会社が成長期にあり、新規事業の立ち上げなどに多く携われること」「無形商材を扱うため、営業やコンサル業務を行う際に商品に頼らず、より担当の力が試される環境であること」「裁量権があること」「売り上げを上げるだけでなく、会社の制度創設などにも携われる」など、ビジネスマンとして必要なスキルを満遍なく学べる条件がそろっていると考え、ipeに就職を決めました。

学生時代に持っていた何となくの自信が崩れた。

学生時代、割となんでも苦労なく出来ていたので、社会人になってもきっと大きな苦労をすることなく、それなりの成果は出せると思っていました。

ただ、全くうまくいかなくて。ipeに入って、人生で初めて大きな挫折を味わいました。

SEOという無形の商材を扱う中、しっかりと契約につなげている先輩と、同じことを言っても上手くいかない。

一つの営業先で成功したことを別のクライアントに言っても上手くいかない。
それぞれに合わせたやり方で、その場その場で対応をしていかないといけないなど、反省を次に生かしにくい環境に大きく悩みました。

「自分の能力って、こんなに低かったんだ」と、誰にも相談できないほど悩んだこともありました。

勉強には一定の型があって、それを掴めばある程度は上手くいく。学生時代の課外活動も、ある程度のコツを掴んでいれば、何となく出来てしまう。でも、仕事はもっと愚直に、真摯に取り組む必要がありました。

一から始めたからこそ、信頼が大きな喜びになる

上手くいかない、成果が出せない自分に焦り、失望しました。ただ、そのままではいけないと、マネージャーや先輩メンバーのアドバイスを聞きつつ、自分の課題を整理する時間を毎日設け、分析し、出来るだけ数をうちました。

そのように模索する中で、時間はかかりましたが、コツをつかみ、次第にクライアントとの関係性が上手く作れるようになってきました。

現在、入社して1年半が経ち、先輩方から大型案件を任せてもらうことも増えてきました。今では本来の自分らしさをうまく出しつつクライアントとコミュニケーションが取れるようになり、信用も勝ち取れるようになってきました。

自分のアカウントという業務は、自分が会社の窓口・会社の顔になるので、自分がどれだけクライアントに対してよい印象を与え、信用を得られるかということが大事になります。その人柄の部分で評価を頂き始めているのは、まず、とても嬉しいことだと思っています。

ただ、これからはもっと数字を出せるコンサルタントになりたくて。そのため、もっと総合的に能力を上げていきたいと強く思っています。

過去に一回自信を失ったからこそ、今は小さな日々の発見や評価が自分のやる気に繋がっています。自分が身につけたスキルで自分ならではの価値を提供しつつ、確実数字を出せるよう、日々愚直に取り組んでいきたいと思います。

身を置く環境で、自分の成長が決まる

勉強は1人で自発的に学ぶことが出来るので、極論、身を置く場所はスキルにあまり関係ないと思ってます。でも、社会人としてのスキルは、1人では身につけることができません。そのため、「どんな環境に身を置くか」が「何を学ぶか」に直結するものだと思います。

「好きなことは仕事にするな」「若い内にやれることやっておけ」等、様々な意見があると思いますが、「どんな環境に身を置いて、何を学びたいか」だけは、明確に持っておくといいと思います。そうすれば、後悔が少ない、納得した選択が出来ると思います。

自分は少なくともその選択で、この会社に入って、一回り大きな自分になることができました。皆さんにも後悔しない選択をしていただきたいです。

ENTRY

SPOT LIGHT

SPOT LIGHT