東京地検を辞め、ベンチャー企業で働く。

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PROFILE

PROFILE

土田 悠真

デジタルマーケティング部 ディレクターグループ

早稲田大学人間科学部卒。新卒では東京地方検察庁に入り、検察事務官として勤務。自分の将来を再検討する中で、民間企業への転職活動を開始し、2018年ipeにディレクターとしてジョインする。入社後は、ディレクターのみに留まることなく、営業やアカウントなどの職にも従事。2019年アカウントグループのマネージャーに就任した後、2021年にディレクターグループのマネージャーに。以来ipeの若手のリーダー格として会社全体を引っ張っている。

INTERVIEW

INTERVIEW

昔から「自分のやりたい」を道標にしていた

学生時代から、自分がやりたいかどうかを基準に動いていました。

大学では興味を持ったサークルに片っ端から入ったり、社会人になってからは急に思い立ってアフリカに1人で行ったりしたこともありました。
多分そんなことをする人はあんまりいないと思うんですけど、だからこそ自分で模索していくその感覚が楽しくて。

それに、「今この瞬間に自分がやりたいこと・出来ること」をやらないと、きっと後悔すると思うんです。
人生は自分のものだし、
「誰にどう見られるか」「誰に何を言われるか」
ではなくて、
「自分がいいと思うもの」「自分がやりたいこと」
を選ぶべきだ、と常々思っていました。

なので、就職活動も自分がやりたいと思うものを軸に行いました。
大学の専攻に心理学を選んだほど、人の考えと行動の結びつきにとても興味を持っていて。その興味がいかせる仕事がいいなと。

そこから、最初の就職先に選んだのは、東京地検。
自分が好きなことを仕事にできたはずだったし、きっと楽しめると思っていました。

自分のやりたいを求めてipeに。

東京地検での仕事も、それなりに楽しかったです。
給料も決して悪くなかったし安定していたりと、メリットもたくさんありました。

ただ、先輩や上司を見ていて、「自分のやりたいことはこの場所にないな」とふと感じたんです。
定年までの昇進ルートが出来上がっていて、こういう風に40年進むんだというのが容易に想像できてしまって。彼らを見ていても自分がそのポジションになってやりたいことが思いつかなかなかったんです。
それに気が付いたとき、転職することを決めました。

もちろん、周りには反対されました。
「安定した公務員の仕事を辞めて、民間企業に行くなんて」と。
ただ、自分の意思は揺らがなかったです。
一度の人生、自分が何かを切り拓けるようなワクワクする環境で仕事がしたいと強く思いました。

就活の軸は、民間企業への転職となっても変わりませんでした。「人の考えと行動の結びつきを考える」ということは変わらず好きだったので、それを民間企業でできることに置き換えて。
それで、マーケティングに着目し企業を探しました。

転職活動をする中で、大手コンサルファームから内定をもらったこともありました。
ただ、既に大体のルートが決まっている大企業は、公務員と変わらない気がして。
そこから、反動的にベンチャーを見始めました。
ベンチャーでなら、自分がワクワクする「道を自分で切り拓く、先の見えない仕事」ができるのではないかと思いました。

そして、出会ったのがこのipe。
この自由な社風とこの社員の雰囲気の良さに、代表やこのメンバーと一緒なら先の見えない環境を存分に楽しめると思いました。

決まった正解がないからこそ、求められる本質的な思考。

入社してからは、前職では経験しなかったベンチャーだからこその苦労も、もちろんありました。

特に、1~2年目。
自分が入った時は、まだipeの規模も今の半分以下で。
ディレクターとして採用されましたが、そのころは本当に人が足りなかったので、入って数か月後にアカウント業務、その数か月後に営業の仕事と、様々な業務を並行して行いました。
入社したときには、まさかこんなことになるとは思ってもいなくて。

その時は、業務量にしてもマニュアルにしても、整っていない部分が非常に多かったので、模索しつつ、目の前に来るタスクをとりあえず必死にこなしていました。

ただ、ある日代表から「そのままのでは駄目だ」と言われたんです。
抜擢されてヘルプに入った仕事でしたし、業務についても決して手を抜いているつもりもなかったので、正直ショックを受けました。

でも同時に、喝を入れられたことで、自分が「業務量が多いことなどを理由に、目標達成が出来なくてもしょうがないと思っていたこと」「必ずしも数字がついていかない状況をそのままにしていたこと」に目を向けざるを得なくなって。
それで初めて、自分の至らなさに気がつきました。

ipeでは、目の前のタスクをこなすだけでは十分ではない。
目の前のいばらの道をただ切り拓いていくのではなく、しっかりとまず到達地点を見据え、それに向かって計算してアクションを取る必要があったと、そのとき理解しました。

そこからは、行動を変えました。
まず、腰を落ち着けて、目的や目標を押さえ、現状を冷静に分析し、戦略を立て優先順位をつけて動く。
一旦冷静に分析をし、戦略を立てることで、何かが上手くいかなくなったときすぐにその状況に気が付くし、代替案も出しやすくなる。
かえって効率的で速い方法だと身をもって知りました。

このように、しっかりと目標と現状を把握し必要なアクションとるという方法で、業務を続けていった結果、アカウントとして継続率100%や社のMVP受賞など結果がついてくるようになりました。

先の見えない状況で、真剣に、楽しんで仕事をする。

入社してから5年近くになりました。

今は体制も整ってきて、メインは元々のディレクターの業務に戻っています。
立場としては、ディレクターのマネージャーとなりました。
チームのメンバーと一緒にディレクター業務を行いつつも、アカウントの仕事も少し行っています。

今は、プレイヤーとして働いていた2年前くらいまでとは業務内容も変わりましたし、会社の規模自体も目に見えて大きくなりました。

ただ、「先が見えない、自分の行動次第でどうにでも切り拓いていける」というのは、ずっと変わらないなと思っていて。
それが、この仕事をやる面白味だと僕は思っています。

仕事と遊びは本来対局に位置するものだけれど、僕がipeの仕事で感じている感覚はまさに同じ。
決して前職では味わえない感覚だと思います。

僕はこれからもipeで、気の置けない仲間と会社や自分たちの目標に向かって、可能性を切り拓きながら心から楽しんで仕事をしていたい。これからもっと会社を大きくしていく中でも、それができる環境を作り上げていきたいと思っています。

一番ワクワクすることが、一番後悔しない選択

就活の時は、多くの人が少なからず、世間の目を気にしてしまうと思います。
ただ、世間の目を気にしても、それが自分の幸せとは限らない。                                       周りの意見に耳を傾けることも時には必要ですが、自分の人生一番後悔しないのは、自分がワクワクするかどうかで選択することだと僕は思います。

これから就職する皆さんも、
「自分が何にワクワクするのか」「これからの人生どう生きていきたいのか」を素直にもう一度考えてみてください。
それが、人生が楽しくなる後悔しない選択に繋がると、僕は思います。

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