Cookieとセッションの違いは?分かりやすく理解するための内容を紹介!

「Cookie、セッションって何?」「違いが分かるようでいまいち分からない!」といったモヤモヤとした悩みをお持ちの方も多いでしょう。Cookieと「セッション」は、どちらもウェブアプリケーションやウェブサイトで利用される機能ですが、異なる特性や目的を持つものです。本記事では、さまざまな観点からCookieとセッションの違いを解説します。
Cookieとセッションの「保存場所」の違い
Cookieの情報は直接ブラウザに保存される
Cookieはユーザーのブラウザに直接保存される小さなテキストファイルです。サーバーがテキストファイルをブラウザに送信し、ブラウザはそれを保存して次回のサーバーへのリクエスト時に同じCookieを送り返します。
これにより、サーバーはユーザーの以前のアクティビティを識別できます。Cookieは、たとえば、ログイン情報やカートに入れた商品の情報などを保持するために利用されるものです。
セッションの情報はサーバーに送られて保存される
セッションとは、ウェブサーバー上で動作しているアプリケーションがユーザーの情報を一時的に保存するためのものです。一般的に、この情報はサーバーのメモリやデータベースに保存されます。
ユーザーがブラウザでウェブサイトを訪れると、セッションが開始され、一意のセッションIDが生成されます。IDはCookieとしてブラウザに保存されるため、ユーザーが再びサイトを訪れると、IDに基づいてサーバー側の情報が呼び出されるのです。
セッションは、ログイン後のユーザー認証や、フォームを介して提供される一時的な情報の保持などに利用されます。
Cookieとセッションの「有効期限」の違い
Cookieは有効期限を設定できる
Cookieは有効期限の設定が可能です。有効期限が設定されている場合、指定された日時になるとCookieは自動的にブラウザから削除されます。有効期限が設定されていない場合、それはセッションCookieと呼ばれ、ユーザーがブラウザを閉じるときに削除されるのです。
永続的なCookieは、長期間にわたってユーザーのマシンに保存されるのを意図して作成され、たとえば「2週間後にログアウトする」という設定ができます。
セッションはブラウザが閉じられたら終了する
セッションは基本、特定の期間の無活動が経過した後、またはブラウザが閉じられたときに終了します。サーバー設定やアプリケーションの設定によって、無活動の時間は変更可能です。
セッションの終了時には、それに関連するデータもサーバーから削除されます。セキュリティのため、たとえばインターネットバンキングでは、短い時間の無活動の後にセッションが終了する場合が多いでしょう。
Cookieとセッションの「データの量」の違い
Cookieの保存可能データ量は約4KB
Cookieは、保存容量に制限があります。多くのブラウザでは、1つのCookieに保存できるデータ量は約4KBです。これは、Cookieが小さなテキストファイルとしてユーザーのコンピュータに保存されるための制約です。
また、1つのドメインあたりのCookieの数や、全体としてのCookieの数にも制限があります。
セッションの無制限にデータを保存できる
セッションはサーバー側で管理されるため、保存できるデータの量には基本的に大きな制限はありません。しかし、サーバーのリソースやストレージ容量に応じて、実際の使用量には制約が生じるケースがあります。
大量のデータを保存する場合、パフォーマンスやリソース使用量に注意が必要です。セッションを使用する際は、必要なデータのみを保存するように努め、不要なデータは定期的に削除するのが推奨されます。
Cookieとセッションの「セキュリティ」の違い
Cookieはセキュリティへの注意が不可欠
Cookieはクライアントのブラウザ上に保存されるため、マルウェアや不正なスクリプトによる改ざんのリスクが考えられます。また、Cookieにはユーザーのセンシティブな情報を保存するのは推奨されません。暗号化されていない場合、第三者による盗み読みのリスクも存在するためです。
セキュアな情報をCookieに保存する際は、https接続を使用し、Secure フラグを設定して、暗号化した通信のみで送受信されるようにしましょう。
セッションはセキュリティ面でのリスクは比較的小さい
セッション情報はサーバー側で保存されるため、直接の改ざんや盗み読みのリスクは低いでしょう。
しかし、セッションを識別するセッションIDが第三者に盗まれた場合、IDを使ってセッションハイジャックを試みられる可能性も否めません。これにより、不正なユーザーが正当なユーザーとしてシステムを使用ができるリスクが生じます。
セッションIDはhttps接続を使用して送受信し、定期的に変更を行えば、セキュリティを高められるでしょう。
Cookieとセッションの違いを理解し、安全にインターネットを利用しましょう
Cookieとセッションは、ウェブアプリケーションにおけるユーザー情報の保持方法として使用されますが、いくつかの主要な違いがあります。
Cookieはユーザーのブラウザに直接保存される小さなテキストファイルで、通常4KB程度に制限されるものです。一方、セッションはサーバー側に情報が保存され、ユーザーのブラウザにはセッションIDのみが保存さます。このため、セッションは大量のデータを保持の保持が可能です。
Cookieの有効期限は設定次第であり、期限が過ぎると自動的に削除されます。対照的に、セッションは一定の無活動時間が経過するか、ブラウザを閉じると終了します。
セキュリティの観点から、Cookieは改ざんや盗み読みのリスクが高いのに対して、セッションは比較的安全です。しかし、セッションにはIDが盗まれるリスクがあるため、注意して利用しましょう。
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