セーフブラウジングとは?仕組みやメリット・デメリット、設定方法、対処法なども解説!

セーフブラウジングとは?仕組みやメリット・デメリット、設定方法、対処法なども解説!

セーフブラウジングとは、不正なソフトウェアやウイルス感染サイト、フィッシングサイトなど何らかの危険性を含む可能性のあるコンテンツを閲覧しようとした時に表示される警告機能のことです。

今回は「セーフブラウジング」に焦点を当て、その概要や仕組み、メリット・デメリット、設定方法、対処法などをご紹介します。気になるポイントを一挙確認してしまいましょう。

セーフブラウジングとは?

(引用:https://www.suzukikenichi.com/blog/safe-browsing-site-status/

セーフブラウジングとは、不正なソフトウェアやウイルス感染サイト、フィッシングサイトなど何らかの危険性を含む可能性のあるコンテンツを閲覧しようとした時に表示される警告機能のことです。

近年では、主にGoogleが提供するサービスを示すことが多く、サービス自体は無料で利用できます。

なおセーフブラウジング保護のレベルについては以下の公式サイトをご確認ください。

【Google|Chromeでセーフブラウジングを使用する

セーフブラウジングの仕組み

Googleのセーフブラウジングは、インターネット上で危険性が高いコンテンツをモニタリングし、フィッシングサイトや不正なプログラムを扱う可能性があるWebサイトを特定するために情報分析を常に行っています。

Googleが危険なWebサイトの可能性があると診断したWebサイトにユーザーがアクセスしようとすると、「本当にアクセスしますか?」と言ったような警告が画面に表示される仕組みです。

【Google Chromeによる警告例】

  1. この先のサイトには有害なプログラムがあります
  2. アクセス先のサイトで不正なソフトウェアを検出しました
  3. 偽のサイトにアクセスしようとしています

セーフブラウジングを設定するメリット

セーフブラウジングを有効にした状態で、インターネットを利用すると、危険なコンテンツや詐欺的なコンテンツへのアクセスを防止し、被害を抑制できるメリットがあります。

セーフブラウジングを設定するデメリット

デメリットは、安全なはずのWebサイトでも、稀に不正なWebサイトとして誤検知されてしまうケースがあることです。特に、自社サイトが不正なWebサイトとして誤検知されてしまうと、アクセス数が減ったり、Webサイトの信頼性が低下する恐れがあります。

セーフブラウジングの設定方法

ここでは、セーフブラウジング機能を有効にする方法について各ブラウザごとに解説します。

  1. GoogleChrome
  2. Safari
  3. スマートフォン(iPhoneのSafari)

GoogleChrome

GoogleChromeでセーフブラウジングを有効にする方法は以下です。

  1. Google Chromeの設定画面を開く
  2. 「設定」をクリックする
  3. Google Chromeの設定画面が表示される
  4. 「同期とGoogleサービス」をクリックする
  5. 「セーフブラウジング(危険なサイトからユーザーとデバイスを保護します)」右側にあるスイッチをONにする

Safari

Safariでセーフブラウジングを有効にする方法は以下です。

  1. Safariの設定画面を開く
  2. 「セキュリティ」タブの「詐欺サイト:詐欺Webサイトを訪問した時に警告」にチェックする

スマートフォン(iPhoneのSafari)

スマートフォン(iPhoneのSafari)でセーフブラウジングを有効にする方法は以下です。

  1. iPhoneの設定画面を開く
  2. iPhoneの設定から「Safari」を選択
  3. Safariの設定から「詐欺Webサイトの警告」の機能を有効にする

セーフブラウジングで警告された場合の対処

セーフブラウジングで警告が表示されたWebサイトにアクセスすることは避け、早急にタブを閉じましょう。アクセスしてしまうと、不正なソフトウェアを勝手にインストールされたり、ハッキングウイルスに感染させられたりする危険性があります。

どうしてもアクセスする必要がある場合は、細心の注意を払うようにしてください。

セーフブラウジング診断を活用しよう

Googleには、自社サイトが安全かどうかを確認する「セーフブラウジング診断」というコンテンツがあります。調査したいWebサイトのドメインをパラメータとして渡すことで、そのWebサイトが安全かどうかを簡単にチェックできます。

なお自社サイトがセーフブラウジングで引っかかった場合、Webサイトが他社にハッキングされている可能性があります。その場合、Webサイトを手動で修正し、Google Search Consoleなどの解析ツールで状況を分析、Webサイトのメンテナンスをおすすめします。

セーフブラウジングを有効化し、自社サイトの信頼性を高めよう!

このページでは、「セーフブラウジング」に焦点を当て、その概要や仕組み、メリット・デメリット、設定方法、対処法などについて解説しました。

セーフブラウジング機能を有効にすれば、危険なWebサイトからの攻撃を防止できます。個人情報の漏洩やマルウェアの感染などを防止するためにも、セーフブラウジングの機能を有効にしておきましょう。

またセーフブラウジング機能の設定方法がわからない方や、セーフブラウジング機能についてもっと詳しく知りたいという方は弊社にご相談ください。弊社はセーフブラウジングやSEOに関しての知識やノウハウが豊富です。株式会社ipeではSEOでの大手クライアント実績も多数ありますのでSEOを検討する際にはぜひ一度ご相談ください。

この記事の著者

監修者 土田悠真

早稲田大学卒業後、東京地方検察庁に入庁。その後、株式会社ipeに入社。9か月でコンサルティングチームのリーダーに就任。年商150億円超えの中古品マーケットプレイス、商品数500万品超えのファッションECサイトをはじめとし、様々なジャンルのサイトをコンサルティング、分析を行う。ツイッターはこちら。
@seotsuchida

DOWNLOAD
サービス資料ダウンロード(無料)
大手実績多数の弊社サービスの概要や料金、フォロー体制など、この資料にまとめております。
資料ダウンロードはこちら
CONTACT
お問い合わせ
SEOなどサービスについてご相談がある方、人事・採用へのご不明点・ご質問など、気軽にお問い合わせください。
お問い合わせはこちら
お電話でのお問い合わせ 
03-6455-5871 9:00~18:00(平日)