RPMとは、「Revenue Per Mille」の略で、広告表示1,000回あたりの見積もり収益額のことです。インプレッション収益と表現されることもあります。今回は「RPM」に焦点を当て、その概要や計算方法、CPMとの違い、CTR・CPCとの関連性、最大化する方法などをご紹介します。気になるポイントを一挙確認しましょう。

RPMとは？

RPMとは、「Revenue Per Mille」の略で、広告表示1,000回あたりの見積もり収益額のことです。インプレッション収益と表現されることもあります。RPMは、Google AdSenseのレポート画面から確認できます。ただし、Google AdSenseに表示されるRPMはあくまで見積もり額なので、実際の収益額とは異なる場合がある点に注意しましょう。

RPMの計算方法

RPMは以下の計算式で算出できます。

たとえば、広告表示回数が300回、見積もり収益額が60円の場合は、以下のような計算式になります。

RPMが高いほど、広告が掲載されているメディアや動画の収益性が高いという考え方です。

RPMとCPMとの違い

CPMとは、「Cost Per Mille」の略で、広告表示1,000回あたりの見積もり費用のことです。インプレッション単価と表現することもあります。

CPMは、以下の計算式で算出できます。

インプレッション数が多いほど、CPMは下がる仕組みになっています。なお、インプレッション数ごとに広告費が発生する仕組みなので、ユーザーからのクリック数やコンバージョン数は、費用と関係がないという点に注意しましょう。

CPM(インプレッション単価)とは？計算式や意味、マーケティングでの使い方

CPMとは「Cost Per Mille（コスト・パー・マイル）」の略称で、「インプレッション単価」と訳されます。 これは、あるメディアに出稿したWeb広告が、ユーザーのデバイスに表示された回数1,000回あたりの広告費を表す指標です。 今回はCPMに焦点を当て、その概要や重要性、計算方法、メリット・デメリット、運用時のポイントなどをご紹介します。気になるポイントを一挙確認してしまいましょう。

RPMとCTR・CPCとの関連性

RPMと似た指標に「CTR」「CPC」というものがあります。

CTRとは？

CTRとは、「Click Through Rate」略で、クリック率と訳されます。広告や検索結果などが表示された回数のうち、実際にその広告・結果がクリックされた回数の割合を表します。

CTRが高いほど、広告がクリックされ、ユーザーが興味関心を持っている広告だと言えます。

CTR(クリック率)とは？平均・目安や計算方法、上げる方法などを解説

CTRとは、Click Through Rateの略称で、クリック率と訳されます。 これは、広告や検索結果などが表示された回数のうち、実際にその広告･結果がクリックされた回数の割合を表します。 今回はCTRに焦点を当て、その概要や重要性、計算方法、目安、改善ポイントなどをご紹介します。気になるポイントを一挙確認してしまいましょう。

CPCとは?

CPCとは、「Cost Per Click」の略で、クリック単価と訳されます。掲載した広告が、ユーザーからクリックされるたびに発生する1クリックあたりの広告費を表す指標です。

CPCが高いほど、広告の1クリックあたりの単価が高いことを意味します。

広告を掲載する立場であれば、CPCが高くなるほど収益の増加につながります。また広告を出稿する立場であれば、CPCが高くなるほど広告の運用コストの増加につながります。

CPCとは？クリック単価の計算方法や相場の調べ方、運用上のポイントを解説！

CPCとは、「Cost Per Click」の略称で、「クリック単価」と訳されます。 これは、掲載したWeb広告が、ユーザーからクリックされるたびに発生する1クリックあたりの広告費を表す指標です。今回はCPCに焦点を当て、その概要や重要性、計算方法、メリット・デメリット、運用時のポイントなどをご紹介します。気になるポイントを一挙確認してしまいましょう。

RPMを最大化する方法

ここでは、RPMを最大化する具体的な方法について3点解説します。

1.高単価のジャンルを選択する

Google AdSenseは、広告のジャンルごとに単価が異なります。基本的にWebサイトやブログで扱うジャンルと出稿した広告がリンクするように設定されています（例えば、就職や転職に関するブログには、採用サイトやコーポレートサイトの広告が表示されやすい）。RPMを効率よく増やすためには、高単価のジャンルをおさえた広告の出稿が重要です。

Google AdSenseの高単価ジャンルには、以下のようなものがあります。

2.Webサイトのデータを確認する

Google AdSenseのRPMを改善したい場合、「広告クリック率が高いページ」を確認しましょう。

Google Analyticsの［行動］→［サイト運営者のページ］で確認できます。広告のクリック率の平均は0.1％が目安と言われているので、0.1％を下回る場合は広告の改善を検討しましょう。

3.広告自体を改善する

広告自体を改善することで、RPMの向上に期待できます。

具体的な施策は以下です。

RPMを最大化して自社のさらなる発展につなげよう！

このページでは、「RPM」に焦点を当て、その概要や計算方法、CPMとの違い、CTR・CPCとの関連性、最大化する方法などについて解説しました。

RPMは、Web広告の運用においてとても重要な指標です。CTRの改善やCPCの見極めなどを意識しながら、広告収益の最大化を図りましょう。

しかし、広告収益は継続的かつ長期的に運用しないと期待する効果が得にくい難しい施策です。長期的に運用するとなると、コストばかりがかさんでしまい、多くの収益につながりにくいです。少ないコストで利益を効率的かつ中長期的に向上させたいという方は、Google検索順位上位に自社サイトを表示させる施策SEOが効果的です。弊社はSEOに関してのノウハウが豊富です。株式企業ipeではSEOでの大手クライアント実績も多数ありますので、SEOを検討する際にはぜひ一度ご相談ください。