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Prediction Oneとは?料金や使ってみたメリット、事例を解説!

Prediction Oneとは?料金や使ってみたメリット、事例を解説!
DeepEditor

Prediction Oneとは、データをアップロードするだけで自動的に予測分析ができるツールです。初心者でも扱いやすく、業務の効率化に繋げられることから注目を集めています。本記事では、Prediction Oneの料金やメリットなどを紹介します。

Prediction Oneとは?

Prediction Oneは、データを用意するだけで自動的に予測分析を行えるソフトウェアです。デスクトップ版とクラウド版があり、使用環境に応じて選べます。

なお、予測分析とは、機械学習や統計アルゴリズムを使って過去データから将来の結果を予測する分析手法のことを指します。

Prediction Oneの機能

Prediction Oneの主な機能は、以下の通りです。

基本機能 多値分類
二値分類
時系列予測(回帰)
数値予測(回帰)
機械学習 学習
評価
予測
対応データ 表形式(文字列、数値、日付、テキスト)

デスクトップ版とクラウド版の対象OSについても確認しましょう。

クラウド版 対象OS Windows11、10、8.1
MacOS10.15
ブラウザ Chrome、Edge(最新版)
デスクトップ版 対象OS windows 8.1(64bit版)
windows 10 (64bit版)
windows 11 (64bit版)
Windows Server 2019

デスクトップ版はWindowsのみに対応していますが、クラウド版はWindowsとMacの両方に対応できます。

Prediction Oneのメリット

専門的な知識がなくても使えて作業の効率化に繋がる

Prediction oneのインターフェースや機能は、専門知識がない人でも使えるように設計されているところが魅力です。

近年進められている企業のDX化には、AIを使ったデータの活用が欠かせません。しかし、データの加工や整形を始めとした前処理には専門知識が必要であり、手間もかかるという課題がありました。データを活用できるまでの前段階で大きな工数が発生すれば、従業員の負担も大きくなります。

Prediction Oneにはデータ準備のプロセスをサポートする機能が搭載されているため、今まで時間をかけてきた作業を効率化できるのがメリットです。さらに、多種多様な業界の分析事例のサンプルやチュートリアルも豊富に揃っており、専門知識がなくても扱いやすいように工夫されています。

高精度の予測が可能

Prediction Oneは、予測に使用するモデルの選択機能やデータの前処理機能を独自で開発し、精度の高い予測を実現しています。ソニーグループ内などで蓄積した膨大なデータを利用しているだけでなく、ユーザーからのフィードバックを元に改良を重ね、精度を高めることに成功しました。

大きな手間をかけずに高精度の予測を得ることができれば、今後のビジネス展開に良い影響を与えられるでしょう。

予測の理由を可視化できる

予測の根拠を可視化でき、他部署の社員や上司に説明しやすいのもPrediction oneの利点です。

精度の高い予測が出ても、根拠が不明確だと周囲が納得してくれないケースは少なくありません。また、根拠を示すために膨大な時間を割かなければならないこともあります。

そのため、根拠を可視化できるツールであることは重要なポイントと言えるでしょう。根拠を明確に示せれば、今まで簡易的な数値や経験で決めていたことも客観的な視点に基づいて意思決定できるようになります。

デスクトップ版ならセキュリティも安心

前述の通り、Prediction Oneにはクラウド版とデスクトップ版があります。デスクトップ版はコンピューターにダウンロードした上で使用するため、社外のサーバにデータを転送する必要はありません。

データ転送が必要だと個人情報や機密情報が漏れる心配があるため、導入に二の足を踏む企業も多いでしょう。デスクトップ版のあるPrediction oneなら、セキュリティ面も安心です。自社PCの管理さえきちんと行っていれば、情報漏洩を心配することなく活用できます。

Prediction Oneの使い方

ここからは、Prediction Oneの使い方を紹介します。具体的な使い方を確認し、データの活用に役立ててみましょう。

1.無料体験版に申し込む

まずは、Prediction Oneの公式サイトで無料体験版に申し込みます。デスクトップ版の場合、公式サイトの「30日間の無料体験を試してみる」を選択した後、申し込みフォームに必要事項を入力しましょう。「登録」ボタンをクリック後、デスクトップ版をダウンロードできるようになります。

クラウド版は、Sonyもしくはgoogleのアカウントでサインインしてから申し込みフォームに必要事項を入力してください。送信されたメールの「無料体験へのサインアップ」をクリックしてサインインすれば、体験版を使えるようになります。

2.予測モデルを新規作成する

画面左側のメニューで「予測モデルの新規作成」を選択すると画面が切り替わり、予測モデルの作成に入ります。学習用データを用意して、予測モデルを作っていきましょう。

3.学習データをアップロードする

予測モデルの新規作成画面では、ドラッグ&ドロップもしくはファイル指定によって学習データをアップロードできます。Prediction Oneでは表形式データを使用するため、csvもしくはtsvのデータを用意してください。データの行数や項目数が多いほど、予測の精度が高くなります。

4.予測したい項目を選択する

アップロードしたデータの中から予測したい項目を選び、「選択」をクリックしましょう。その後「予測モデルを作成」をクリックすると、前処理から予測モデル構築、評価、予測理由分析までが自動的に行われます。

5.結果を確認する

予測モデル作成後は、さまざまな指標やグラフによって精度評価結果や予測理由の分析結果が表示されます。右上の「予測精度を上げるには」をクリックすると精度を上げるためのヒントが記載されているので、参考にしてみましょう。

また、データを元に予測を行いたい時は、左上の「予測する」ボタンをクリックします。

6.予測を算出する

予測画面では、ドラッグ&ドロップもしくはファイル指定で予測したい表形式データをアウトロードしましょう。「予測結果プレビュー」ボタンをクリックすると、予測結果のプレビューが現れます。

プレビューでは、データを元にした予測結果の他に予測理由の確認もできます。予測結果はデータとして保存可能です。数値や確率などの予測結果を使い、今後のビジネスアクションに活かしてみてください。

Prediction Oneの料金プラン

料金プランは、以下の通りです。

プラン名 料金 内容 おすすめの人
スタンダードプラン 217,800 円~/年 PC1台、1ユーザーのみで利用可能 スモールビジネスや個人での利用する人
法人プラン 見積もりの上決定 複数のユーザーで利用可能
サポートメニューが充実
企業で利用する人

デスクトップ版とクラウド版で料金プランに違いはありません。スタンダードプランには30日間の無料体験版があるので、気軽にツールの操作性を試せます。

Prediction Oneの導入事例

ここでは、Prediction Oneの導入事例を紹介します。導入を検討する際の参考にしてみてください。

サッポロホールディングス株式会社

酒類や食品飲料事業を展開するサッポロホールディングス株式会社のDX企画部で導入された事例です。データサイエンスやAIの知見を社員に浸透させ、DX化の課題解決手段としてAIを取り入れたいという思いから、Prediction Oneを導入することになりました。

導入の決め手は、AI初心者でもわかりやすい仕様に加え、データサイエンティストによる技術支援があるところです。現在は、営業の売り上げ予測や商品カテゴライズの分類予測などに役立てられています。

ヤフー株式会社

インターネットメディア事業を展開するヤフー株式会社のメディアグループメディア統括本部で導入された事例です。同部署では、主に「Yahoo! JAPAN」のトップ画面に表示されるコンテンツの品質管理や選別を行っています。

膨大な手作業が必要となっていた約7,000件/1日におよぶコンテンツの選別業務を補うために、Prediction Oneを導入しました。使いやすいUIに加え、導入支援を受けられるところが高評価を得ています。また、編成メンバーが詳しくない領域でのレコメンド精度を上げるのにも役立てられています。導入によって、業務の負担軽減や効率化が実現しました。

YKK AP株式会社

建材メーカーYKK AP株式会社の生産本部DX推進プロジェクトで導入された事例です。本部署では、AIを使った業務プロセスのデジタル化に取り組んでいます。勘と経験に頼って属人化していた需要予測の精度や業務プロセスを標準化したい、という考えからAIの導入を検討するようになりました。

予測に特化し、価格も予算に見合っていたことがPrediction One導入の理由です。直感的に操作できるところや、スタートアッププログラムでサポートを受けられるところが高評価を得ています。トライアル時の誤差率は10%未満だったので、今後は現場の担当者が出す予測とのギャップを検証し、幅広い需要予測への展開が期待されています。

まずは無料体験からPrediction Oneを試してみよう

Prediction Oneは、直感的に操作できるため、AI初心者でもデータを活用した予測が可能になります。また、予測の根拠も可視化できるので、周りに説明する際の労力を軽減できるのも魅力です。まずは、無料体験版から利用してはいかがでしょうか。

しかし、使いやすいツールであってもAIの活用にあたっては疑問に思うことも多いはずです。そのような場合は、ぜひ専門家への相談をご検討ください。

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