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DALL·E 3とは?DALL·E 2からの変更点や使用方法を解説

DALL·E 3とは?DALL·E 2からの変更点や使用方法を解説
DeepEditor

DALL·E 3とは、ChatGPTを手掛けるOpenAIがリリースした画像生成ツールです。短くてシンプルなプロンプトでも精度の高い画像を生成できることで注目を集めています。本記事ではDALL·E 3の概要や使用方法などについて解説しますので、参考にしてみてください。

DALL·E 3とは?

DALL·Eとは、ChatGPTを手掛けるOpenAIが開発した画像生成AIモデルです。作成したい画像のイメージをキーワードで入力することで、さまざまな画像を瞬時に生成できます。
OpenAIは、2021年1月に初期モデル「DALL·E」を、2022年9月に「DALL·E 2」をリリースしました。従来モデルと比べて大幅にバージョンアップしたDALL·E 3が2023年9月に提供開始となり、大きな注目を集めています。

DALL·E 2から進化した点

DALL·E 3は、従来のDALL·E 2と比べてイメージのニュアンスやディテールをより深く理解できるように進化しています。そのため、ユーザーのアイデアを高い精度で画像に変換することが可能になりました。
さらにChatGPTと統合したことで、利便性が向上した点も注目したいポイントです。修正や微調整をしたい場合は、ChatGPTにチャットベースで指示を伝えるだけで対応してくれます。

DALL·E 3の特徴

ここでは、DALL·E 3の特徴について解説します。DALL·E 3について理解を深めるための参考にしてください。

短くてシンプルなプロンプトにも対応できる

DALL·E 3は、短くてシンプルなプロンプト(AIへの指示)に対する理解力がとても高いことで知られています。DALL・E 2の場合、短い指示を送ると想定していたような画像が生成されないことも多くありました。DALL·E 3に進化した後は、簡単な指示でもユーザーのイメージに近い画像が生成されるようになっています。

ChatGPTのチャット形式が使いやすい

ChatGPTとの統合によって、チャット形式での画像生成・編集を行えるのもDALL·E 3の特徴です。ChatGPTを使ったことのある人なら、DALL·E 3も同様の操作で気軽に使えるでしょう。一度でイメージ通りの画像が生成されない場合も、ChatGPTを通じて簡単に指示を出せます。

フェイク、著作物への配慮がされている

DALL·E 3は、フェイクニュースに繋がりかねないリアルな画像を生成できないように対策が取られています。他にも、性的な画像や暴力的な画像、差別的な画像は生成できません。また、著名なキャラクターなど、著作権を侵害する画像の生成にも制御がかけられています。

DALL·E 3を使用する方法

DALL·E 3のことは知っていても、どのように使用するのかわからない方もいるでしょう。そこで、ここからはDALL·E 3の使い方について解説します。

ChatGPT Plus

ChatGPT Plusは、ChatGPTを有料版にアップデートしたものであり、月20ドルの課金が発生します。ChatGPT Plusから生成した画像は、OpenAIの許可を得ることなく転載・販売などの商用利用が可能です。また、縦横比の指定もできるため、イメージ通りの画像を生成しやすいでしょう。ChatGPTの延長で活用でき、利便性が高いところも魅力です。

Bing Image Creator

Bing Image Creatorは、Microsoftが提供する画像生成ツールです。Microsoftアカウントを保有していれば、無料で利用できます。ただし、縦横比の指定ができず、商用利用も認められていません。十分にクオリティの高い画像が生成されますが、使用範囲が制限される点には注意して使うようにしてください。

Dalle3の使い方

ここでは、ChatGPT Plusを利用したDALL·E 3の使い方を紹介します。
最初に、GPT-4を選択し、DALL·E 3を選びましょう。

「Send a message」に、日本語・英語どちらでも良いのでプロンプト(指示)を入力してください。一例として「猫の大群が、夕暮れの中、全速力で坂道を駆け抜ける姿」と入力してみます。

生成された画像に対して、さらに追加の指示を出すことも可能です。例えば「猫の数を半分にする」とプロンプトを出すと、指示通りに画像を修正してくれます。

他の画像生成ツールの比較

DALL·E 3以外にも、さまざまな画像生成ツールがリリースされています。そこで、ここからはその他の画像生成ツールについて紹介します。

Midjourney

Midjourneyは、DALL·Eより高級感のある画像の生成に強みを持つツールです。アスペクト比を指定できるのに加え、生成した画像をもとに複数のバリエーションで追加画像の生成もできます。「Discord」というアプリをダウンロードし、チャット形式で指示を出せば画像の生成が可能です。なお、利用には月10ドル〜の料金が発生します。

StableDiffusion

StableDiffusionは、人物の描写に優れており、生成したい画像のイメージが明確なときに役立ちます。また、多種多様なライブラリと組み合わせて使える点も魅力です。無料で利用できるため、なるべくコストをかけたくない場合に良いでしょう。ブラウザ版も提供していますが、全ての機能を使いこなすには専用ツールをインストールする必要があります。操作方法が難しいため、時間をかけて理解を深めていくことが大切です。

よくある質問

DALL·Eは無料で利用できますか?

Microsoftアカウントを保有している人なら、Bing Image Creator経由でDALL·Eを無料利用できます。ChatGPTでDALL·Eを利用する場合は、ChatGPT Plusにアップグレードし、月20ドルの有料会員にならなければなりません。

DALL·Eの特徴はなんですか?

DALL·E 3は、シンプルで短いプロンプトにも対応できるのが特徴です。ChatGPTを活用しているため、チャット形式で簡単に指示を出せます。フェイクニュースや著作権侵害への配慮も行き届いており、初めて画像生成ツールを利用する人でも安心して使えるでしょう。

絵が描けなくてもクオリティの高い画像が作れる

DALL·E 3は、従来モデルから大幅に進化し、短文のプロンプトでもクオリティの高い画像を生成できるところが魅力です。ChatGPTを使い、チャットベースで指示を出せるため、細かな修正や調整にも対応できます。ただし、ChatGPT Plus経由で使用する場合は月20ドルの課金が必要なので、費用対効果を考えた上で導入を検討しましょう。

このように、近年AIの技術は飛躍的な進化を遂げています。不明な点がある場合は、専門家への相談をご検討ください。

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