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【2023年】検索エンジン一覧!日本と海外のシェア率トップ10

【2023年】検索エンジン一覧!日本と海外のシェア率トップ10

SEO対策をする際は、シェア率の高い検索エンジンを理解しておくことが大切。今回の記事では、検索エンジンの一覧を海外・日本ともにご紹介。記事の最後には、一般の方向けにプライバシー保護に優れた検索エンジンも紹介していますのでご参考ください。

検索エンジンとは?

検索エンジンとは、サーチボックスにキーワードを入力して検索すると、インターネット上にある世界中のwebサイトから関連性の高いサイトを一覧で表示してくれるシステムのことを指します。

検索エンジンの仕組み

検索エンジンとは上記で説明した通り、検索キーワードを入力すると関連性の高い情報を一覧で表示してくれるシステムのことを指します。検索エンジンにはクローラーというインターネット上の様々なwebサイトを自動で巡回するシステムがあり、このクローラーに運営するwebサイトを見つけてもらうことが検索エンジンに一覧で表示されるための一歩目となります。クローラーに見つけてもらったあとは、サイトがどのような情報を扱っているのかをインデックスされることで(検索エンジンのデータベースに登録)上位表示につながります。

検索エンジンのWebページ収集方法

ロボット型 数あるWebサイトをAIロボットが自動でクロールして情報をインデックスする方法。
現在ではほとんどの検索エンジンがロボット型を採用し。
ディレクトリ型 サイト運営者が検索エンジン運営会社にサイトの申請を行い、人力で情報をインデックスする方法。
インターネットの黎明期である、90年代はディレクトリ型が主流。
ハイブリット型 ロボット型とディレクトリ型を組み合わせている方法であり、インデックスのほとんどをクローラーが行い、一部を人力で行うため、高い検索精度がある。

検索エンジンのサイト評価方法は、データ収集方法によって大きく異なります。その方法は、大きく「ロボット型」「ディレクトリ型」「ハイブリット型」の3つに分類されます。ロボット型は、AIがインターネット上のWebサイトをクロールして評価をする方法、ディレクトリ型は人力でWebサイトを評価する方法、ハイブリット型は2つの収集方法を組み合わせたものとなります。現在ほとんどの検索エンジンはロボット型を採用しています。

インターネットに限定せず情報を検索するタイプもある

検索エンジンは一般的にはインターネットを利用します。しかし、インターネットに限定せず情報を検索するタイプも存在します。後者は広義の検索エンジンと呼ばれ、具体手にはエンタープライズサーチエンジンや企業向けの検索エンジンです。
こちらは、企業内部や部署内の書類、人事、経営情報などを検索するために用いられます。全文検索機能(全文検索システム)を使用して検索を行い、この機能を提供するソフトウェアをウェブサーバに組み込んで利用するのが一般的です。

日本の検索エンジンシェア率トップ10

順位 検索エンジン シェア率
1位 Google 75.82%
2位 Yahoo! 13.4%
3位 Bing 9.66%
4位 CocCoc 0.36%
5位 DuckDuckGo 0.31%
6位 YANDEX 0.17%
7位 Baidu 0.13%
8位 Naver 0.08%
9位 Ecosia 0.04%
10位 その他 0.02%

【データ引用元:Search Engine Market Share Japan | Statcounter Global Stats

Statcounter Global Statsの情報によると、2023年6月の検索エンジンのシェア率は1位がGoogleで75.82%、2位がYahoo!で13.4%、3位がBingで9.66%となっています。
それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.Google


【引用:Google

日本で最もシェア率の高い検索エンジンはGoogleであり、75%以上を誇ります。Googleはロボット型を採用しており、そのアルゴリズムは他の検索エンジンにも利用されるほどです。現在は、検索エンジンだけでなく様々なwebサービスを展開しています。

2.Yahoo!


【引用:Yahoo!

Yahoo!は日本で2番目に利用者が多い検索エンジンです。元々はディレクトリ型を採用していましたが、現在はGoogleのアルゴリズムを利用しているためロボット型でインデックスをしています。そのため、GoogleとYahooの検索結果は、ほとんど一緒になります。異なる点としては、Yahoo!の独自サービスであるショッピング、ニュースなどが検索結果に表示されるという点が挙げられます。

3.Bing


【引用:Bing

BingはMicrosoft社が運営する検索エンジンであり、日本ではシェア3位ですが世界ではGoogleに次いで使用されている検索エンジンです。BingもGoogle同様にロボット型を採用しています。Bing最大の特徴は、世界情勢を考慮した検索結果を表示するという点であり、ユーザーが求めている情報をGoogle、Yahooよりも早く取得することができる場合があります。

4.CocCoc


【引用:CocCoc

CocCoc(コックコック)は、ベトナムの企業が運営する検索エンジンです。ファイルのダウンロードの速さが特徴で、ダウンロードの際にファイルを分割し、高速に完了させることができます。

5.DuckDuckGo


【引用:DuckDuckGo

DuckDuckGoはプライバシー保護をポリシーとしているアメリカ発の検索エンジンです。Google、Yahoo、Bingのような検索エンジンは、ユーザーのIPアドレス、検索履歴、Cookieデータなどを追跡することで検索結果をユーザビリティの高いものにカスタマイズすることができます。対照的にDuckDuckGoでは、ユーザーのデータを記録することはありませんので、プライバシー保護を重視する方に利用されている検索エンジンです。

6.YANDEX


【引用:Yandex

Yandex(ヤンデックスは、ロシアの検索エンジンです。メールや地図、翻訳機能、ゲームアプリの検索機能などがあります。

7.Baidu


【引用:Baidu

Baiduとは中国で最も利用されている検索エンジンであり、中国でのシェア率は76%以上を誇っています。中国ではインターネット検閲の関係でGoogle、Yahooなどの海外企業の運営する検索エンジンを使用することが困難です。そのためBaiduのような中国企業の運営する検索エンジンのシェア率が高くなっています。日本からでもBaiduにアクセスすることは可能ですので、日本在住の中国人はBaiduを利用する傾向にあります。

8.Naver


【引用:NAVER

NAVER(ネイバー)は、韓国の検索エンジンです。カテゴリごとに検索を表示するのが特徴です。

9.Ecosia


【引用:Ecosia

Ecosia(エコシア)は、ドイツの検索エンジンです。
Ecosia(エコシア)の特徴は、検索を通して間接的に植樹活動に貢献できる点です。
Ecosiaが得た広告収益の80%以上は、植樹活動を行う非営利団体に寄付されます。

その他、日本で使われる検索エンジン一覧

  • MSN
  • Excite
  • Infoseek楽天
  • livedoor
  • goo
  • Fresh eye
  • OCN
  • Biglobe
  • Nifty

国別・海外の主要な検索エンジン一覧

検索エンジンの世界シェア率1位はGoogleですが、国によって主要な検索エンジンは異なります。

アメリカ

検索エンジン アメリカのシェア率
Google 87.91%
Bing 5.97%
Yahoo! 3.11%

ロシア

検索エンジン ロシアのシェア率
Google 54.68%
YANDEX 43.07%
Mail.ru 1.06%

ヨーロッパ

検索エンジン ヨーロッパのシェア率
Google 93.21%
Bing 2.92%
YANDEX 1.51%

中国

検索エンジン 中国のシェア率
Baidu 76.65%
Sogou 14.28%
Bing 3.65%

韓国

検索エンジン 韓国のシェア率
Google 80.52%
Naver 14.34%
Bing 2.09%

プライバシー保護に優れた検索エンジン一覧

Google、Yahoo、bingなど世界シェアの高い検索エンジンはユーザーのIPアドレス、検索結果やCookieデータを追跡することでユーザービリティの向上を図ります。欲しい情報をユーザーにあわしてカスタマイズしてくれる一方で、個人情報保護の観点では気にする方もいらっしゃいます。検索エンジンを使用したいがプライバシーについては保護されたいと考える方にオススメの検索エンジンをここではご紹介します。

DuckDuckGo

DuckDuckGoはユーザーの個人情報を一切追跡しないことをポリシーとしており、プライバシーを重視する方にとって高い人気を誇る検索エンジンです。検索することだけを望む方にとってはおすすめの検索エンジンです。

StartPage

StartPageはオランダの会社が運営する検索エンジンであり、Googleのアルゴリズムを利用しているものの、個人情報を追跡することは不可としており、プライバシー保護を重視しているがGoogleと同様の機能性を求める方にはベストな検索エンジンとなっています。

Qwant

フランスの会社が運営する検索エンジンであるQwantもプライバシー保護の観点で言えばオススメです。ユーザーの同意がない場合は、個人データを追跡することはできない設定が施されており、フランス政府はデフォルトの検索エンジンとしてQwantを推奨しています。

Ecosia

Ecosiaは、プライバシー保護と環境保全を重視するユーザーに適した検索エンジンです。個人の検索履歴を基にしたプロファイリングを行わず、検索データは1週間以内に匿名化されます。また、ユーザーデータを広告会社に販売したり、Googleアナリティクスのようなサードパーティのトラッカーを使用したりすることはありません。

Ecosiaの特徴的な取り組みは、検索広告から得た収益の80%を世界の環境危機地域での植樹プロジェクトに寄付している点です。これまでに1億2千900万本以上の木を植樹し、その数は増え続けています。Ecosiaを利用することで、ユーザーはインターネット検索を通じて地球環境の保全に貢献できます。

なおEcosiaのプライバシーポリシーは、公式サイトで確認可能です。

AIを搭載した新たな検索エンジン「SGE」とは

Googleは、米国時間2023年5月10日に検索エンジンに生成AI(人工知能)を組み込むと発表しました。
ユーザーが質問文を入力すると、AIが回答を生成してくれます。この機能をSGE(Search Generative Experience)と名づけられました。
SGEは、会話型のAIでチャットのように何度も会話を続けることで精度が上がってきます。
SGEは、2023年6月時点では日本だと使えない状況です。アメリカでテストを繰り返していますが、使用に問題がないと判明次第、日本でも使えるようになるでしょう。

SEO対策するならまずは無料診断から

今回はSEO対策をする際に重要な点のひとつである、検索エンジンについてご紹介しました。検索エンジンは、各国様々な企業が運営しているため、居住する国によって利用のシェア率は異なります。しかし、一部の国を除いたほとんどの国でシェア1位を誇る検索エンジンはGoogleになります。日本でもGoogleのシェアが最も高く75%を誇っています。また、日本でシェア2位であるYahooは、Googleのアルゴリズムを利用しています。

そのため同じSEO対策をすることで運営するページの上位表示を獲得することが可能です。SEO対策をする際は、Googleにページが評価されることを意識することが、上位表示を獲得する鍵となることを覚えておきましょう!

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