「ユーザビリティ」とは?概要や重要性、評価方法、ユーザビリティを高めるための具体的な施策なども解説!

「ユーザビリティ」とは、主にマーケティング業界で用いられ、そのWebサイトにおけるターゲットユーザーにとっての使い勝手の良さを表す指標です。

今回は「ユーザビリティ」に焦点を当て、その概要や重要性、評価方法、ユーザビリティを高めるための具体的な施策などをご紹介します。気になるポイントを一挙確認してしまいましょう。

「ユーザビリティ」とは?

「ユーザビリティ」とは、主にマーケティング業界で用いられ、そのWebサイトにおけるターゲットユーザーにとっての使い勝手の良さを表す指標です。

「ユーザビリティ」の第一人者であるヤコブ・ニールセンによれば、「ユーザビリティ」を決定する大きな要素は以下の5つです。

要素 概要
効率性 (Efficiency) 一度ユーザーがそのシステムを習得すれば、2度目以降は素早く使用できる操作設計かどうか
学習のしやすさ(Learnability) 初めてのユーザーでも一通りの操作ができるか
記憶しやすさ(Memorability) 長期間使用していなくても、またすぐに使用できるかどうか
エラー発生率(Errors) システムのエラー発生率を低くできるかどうか
満足度 (Satisfaction) ユーザーがシステムを快適に利用できるようにするかどうか

「ユーザビリティ」の重要性

「ユーザビリティ」はマーケティング業界において、CV数に直接的な影響をもたらす要素として特に重要視されています。

「ユーザビリティ」を高めるには、ユーザーが操作しやすいUI設計・デザインを心がけ、ユーザーストレスを軽減させる必要があるでしょう。

「ユーザビリティ」の評価方法

ここでは、「ユーザビリティ」を向上させるために、どのように評価方法をとるべきかを解説します。
「ユーザビリティ」の評価方法は、誰がどのような目的で行うかで、以下の4つに分かれます。

・ヒューリスティック評価
・認知的ウォークスルー
・アンケート調査
・ユーザビリティテスト

ヒューリスティック評価

ヒューリスティック評価とは、マーケターが過去の知見に基づき、独自の観点でチェックを行う評価手法です。

独自のチェックリストをマーケティングチームで作成し、そのチェックリストに従ってスコアづけを行います。

メリット デメリット
評価の観点が明確のため、スコアづけしやすい 評価軸を事前に決めてしまうため、新課題を見つけにくい

認知的ウォークスルー

認知的ウォークスルーは、マーケターが想定ユーザーになりきり、実際にコンテンツを利用することで課題を抽出する評価手法です。

ヒューリスティック評価のようにチェックリストを事前に決定する必要がなく、利用する最中でその都度、課題を見つける手法です。

メリット デメリット
・新課題を見つけやすいため、問題点の改善に繋がりやすい
・チェックリストを網羅的に見るプロセスが無いため、実施しやすい
・評価点が担当者のスキルやノウハウごとに異なる
・チェックリストのような明確な評価観点がないため、マーケターの仮説や主観が強い

アンケート調査

アンケート評価とは、一般ユーザーにあらかじめ決められた設問に回答してもらう評価手法です。

ユーザーには、特定の状況を想定してコンテンツを利用する指示を出し、利用後に設問に回答してもらいます。

メリット デメリット
・定量的な傾向値を求めたり、スコアづけがしやすい
・ファクトが得られるため、明確な根拠を提示しやすい。
・回答の理由が分かりにくい
・評価の信憑性にやや疑問符がつく

ユーザビリティテスト

ユーザビリティテストでは、一般ユーザーが、実際にコンテンツを利用する様子を録画し、その様子を観察することで評価する手法です。

指定の部屋に被験者を呼んで実施するケースが一般的ですが、近年ではリモートテストを行うケースも増えています。

メリット デメリット
・回答の理由がわかりやすい
・視認性を担保しやすい
・1人1人の調査結果の確認に時間がかかる
・アンケートに比べて定量性が低い

「ユーザビリティ」と「UI/UX」の違い

「ユーザビリティ」と似た言葉に「UI/UX」があります。

ユーザビリティ UI(ユーザーインターフェイス) UX(ユーザーエクスペリエンス)
Webサイトにおけるターゲットユーザーにとっての使い勝手の良さを表す指標 ユーザーの目に触れる接点や接触面のこと ユーザーが製品やサービスで得られる体験のこと

UIとは、ユーザーの目に触れる接点、接触面のことです。
Webサービスにおいては、ユーザーの目に触れる画面や構成の全てがUIにあたり、表示画面やマウス、検索窓、ボタンなどもUIに含まれます。

またUXとは、ユーザーが製品やサービスで得られる体験のことです。
Webサービスにおいては、スマートフォンの利便性やUI設計に対する満足度などもUXに含まれます。

つまり、UXは2つを包括し、UIや「ユーザビリティ」はUX高めるための手段・要素であるということを覚えておきましょう。

【3つの関係式:優先すべき重要度】

UX >ユーザビリティ => UI

「ユーザビリティ」10の原則

「ユーザビリティ」の第一人者「ヤコブ・ニールセン」は「ユーザビリティ」の原則として、以下の10原則を提唱しました。「ユーザビリティ」を考慮したコンテンツ制作の際、必ず参考にしましょう。

原則
①システム状態を可視化する
(Visibility of system status)
フォーム送信でエラーが発生した場合に入力不備だった点を示す
②実社会の言葉を使いわかりやすく表現する(Match between system and the real world) FIXする→確定する、解決する
③ユーザーに制御の主導権と自由を与える
(User control and freedom)
操作を間違えた場合、コンテンツをクローズしたり、ブラウザバックできること
④一貫性のある表現や用語を使う
(Consistency and standards)
Webサイト内での操作やボタンアイコンの統一など
⑤エラーを制御する
(Error prevention)
「電話番号を入力してください」→「電話番号を半角数字で入力してください」
⑥覚えなくても理解できるデザインに工夫する (Recognition rather than recall) 禁止事項や注意事項は赤色でデザインする
⑦柔軟性と効率性をもたせる
(Flexibility and efficiency of use)
初心者向けにチュートリアルの提供、熟練者向けにショートカット機能の設置
⑧必要最低限の情報と無駄のないデザインを意識する
(Aesthetic and minimalist design)
Googleの検索フォームのシンプルさが理想
https://www.google.com/webhp?hl=ja&sa=X&ved=0ahUKEwikuNvb_c72AhWzk1YBHSPqD8IQPAgI
⑨エラーに対して、ユーザー自身で対処できる等にする
(Help users recognize, diagnose, and recover from errors)
「404 not found」→ページが見つかりませんでした。URLが間違っている可能性があります。
⑩ヘルプとマニュアルを用意する
(Help and documentation)
実際のケースに則った形で、探しやすいように整理された状態でシステムやコンテンツを準備する

「ユーザビリティ」を高める具体的な施策例

ここでは、「ユーザビリティ」を高める具体的な施策例について3点解説します。

コンテンツの質を高める

基本的にWebサイトはコンテンツがあってこそ成立します。
良質なコンテンツがあるからこそ、ユーザーはWebサイトにアクセスします。
そしてアクセスユーザーが存在するからこそ、ユーザビリティの需要が発生します。

Webサイトを制作する際は、コンテンツの内容やボリューム、キーワードの選定などユーザーニーズを明確に把握し、有意義な情報を提供するようにしましょう。

ページスピードを速める

Googleでは、できるだけページスピードを速めることが推奨されています。
またユーザー視点から見ても、ページスピードは重要ポイントです。

ページスピードが遅いと、直帰率や離脱率の向上に繋がってしまうからです。

【参照|Does Page Load Time Really Affect Bounce Rate?

Pingdom社の調査では、2秒以内に表示されるページの直帰率は約9%、5秒かかるページでは38%まで高まるという結果を示しています。ページスピードは、それだけ直帰率の高さに比例するのです。

効果的にCVにつなげるためにも、ページスピードは速めるよう意識しましょう。

なお以下の記事ではページスピードについての概要や重要性、確認方法、具体的な施策について解説されています。ぜひ参考にしてみてください。

モバイルユーザーへの配慮

近年、モバイル端末を利用するユーザーが急増しました。

またGoogleアルゴリズムのアップデートにより、モバイルユーザビリティが評価指標として重視されるようにもなりました。

そのため、モバイル端末の閲覧時、最適化されたUI設計になっているか、見え方を必ず確認しましょう。

「ユーザビリティ」を意識したコンテンツ制作を検討しよう!

このページでは、「ユーザビリティ」に焦点を当て、その概要や重要性、評価方法、ユーザビリティを高めるための具体的な施策などについて解説しました。

「ユーザビリティ」は、Webサイトを運営する上で、必ず意識するべき指標です。

「ユーザビリティ」を高めることができれば、集客や売上が向上し、Webマーケティングを成功に導くことができます。

ぜひ本記事を参考に「ユーザビリティ」についての基本や改善方法を理解し、自サイトの改善にお役立てください。

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この記事の著者

監修者 土田悠真

早稲田大学卒業後、東京地方検察庁に入庁。その後、株式会社ipeに入社。9か月でコンサルティングチームのリーダーに就任。年商150億円超えの中古品マーケットプレイス、商品数500万品超えのファッションECサイトをはじめとし、様々なジャンルのサイトをコンサルティング、分析を行う。ツイッターはこちら。
@seotsuchida

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