【インタビュー】月間1億PVを越える、おでかけ&エンタメ情報サイト・ウォーカープラスのSEO設計-株式会社KADOKAWA

グルメやレジャー、エンターテイメント情報など地域情報を発信する雑誌の『東京ウォーカー』や『関西ウォーカー』などのウェブ版「ウォーカープラス」のSEO戦略設計を実施しました。ご依頼の経緯やコンサルティングについて、株式会社KADOKAWA ウォーカープラスの開発・運用担当の大川 裕人氏に話をうかがいました。

大規模サイトであることで発生する莫大な内部課題の分析&改善ができていなかった。

―― ipeがSEOコンサルティングを開始したのは2016年秋でしたが、その当時どのような課題がありましたか?

流入の大部分を占める検索からの流入が落ちてきていました。2012年に現在につながるサイト構成に変更して以来、大きな改修やリニューアルは行っていなかったこともあり、ランディングとなるページが古くなっていたり、内部要素がが最適化されていなかったり。とてもベーシックなことなので認識はしていましたが、対象となるページ数が膨大なので、分析するだけでも結構大変で、わかってはいるけどやりきれていませんでした。

KADOKAWAが考えているSEO戦略と一致していた

―― 当時、ipeに決めた理由を教えてください。

最初はお電話からの売り込みだったと思うのですが、初めてご訪問頂いた際に無料解析で持ってこられたウォーカープラスの流入キーワード分析が的確<だったのと、コンサルタントの方のSEOの考え方・戦略がKADOKAWAが考えているものと一致していたことが大きな要因ですね。その他、同席したスタッフもみんな良い印象を持ったのも大きかったです。

内部要素のマイナス要素がきれいになり、徐々に流入が増加

―― 実際のコンサルティングを受けてみて、サイトにはどのような変化がありましたか?

コンサルティング頂いたおかげで、大規模サイトなので数多くののSEO課題が存在していたのですが、内部要素の最適化はひと通りきれいにすることができました。
結果的にオーガニックセッション数も徐々に回復しつつある状況です。その意味では、まずは「わかっちゃいるけど」できなかったことは解決できたというステージですね。

―― 今後はどのような改善施策に取り組む予定ですか?

ipeさんでもKADOKAWAの方でも、内部要素の最適化はホントはできていて当たり前と考えおり、まずはマイナスだったところが0(ゼロ)になったというように理解しています。
やはり、メディアとして、ここからさらに流入を増やすというところが重要ですので、ここからスタートする、という意味で今後は「攻め」の施策に取り組んでいきたいですね。
あとは個人的にはどれだけ短期間でSERPの上位表示を実現できるか、というところを期待してます。