分析的なアプローチ・SEOの戦略立案
大手クライアントサイトの内部SEO施策を担当するやりがいと難しさ
そのため、分析し、論理的に導いた戦略が、KADOKAWA様などお取引のあるサイトに反映され上位表示に結びついた時や、KPIを達成できた時は、大きな達成感を得られます。
このようなやりがいがある一方で、勿論、「困難さ」もあります。大規模サイトのSEOは、独自且つ最先端なテクニカル要素を求められます。そのため、SEOの基本的なノウハウは勿論、高度な論理的思考が求められます。データ処理を高速化させるためのスキルは日々、磨いていかなければいけません。
また、アクセス解析などの分析も必要なため、数字を読み解き、結論を導いていく、数学・統計学的スキルも必須です。さらに、数字を、最適な資料に翻訳をし、コンサルタントに連携をしていくコミュニケーション能力も必要となります。つまり、分析のスペシャリストとしての側面も持ちつつ、連携をしていくチームプレイヤーとしての要素も求められます。それこそがSEOディレクションの醍醐味であり、難しさだと思います。
Googleのアルゴリズムや最新情報に常に触れられる環境
ipeのSEOは、Googleの理念・ガイドラインに沿った内部対策(ホワイトハットSEO)を基本方針にしているため、Googleのアップデートで揺らぐことのない強固なSEO施策を打ち出しています。しかし、Googleからの発信以外にもSEOの技術的な情報は求められるため、時には海外のSEOメディアからも最新情報を収集しています。
こういった最新情報を把握するには、常に探求していくストイックさが必要です。けれど、僕の場合、アルゴリズムや最新SEOに触れることは入社前にインターンをしていた時から、とても興味があったので、自然と追っていく姿勢になっていました。会社員が朝の経済ニュースを読むように、僕は海外の最新SEOメディアを読むというような認識です。
SEOからさらなるwebソリューションを担うマーケッターに
ipeでは、人工知能が代行できる部分は、人工知能に任せていくことを見据えて、スキルを習得することを推進しています。そのかわり、人工知能にできない範囲を見据え、それに関するスキル習得に励めという方針です。
マーケティングに関わる分野は、意外とデータ処理など、タスク的な要素も多くあります。そのため今後の開発により、より広い範囲で人工知能を活用できるということは明白です。
僕自身、このような会社の方針に賛成ですし、そんな環境で仕事をすることは、近いと思っています。だからこそ、データ処理ばかりに追われるのではなく、処理されたデータを元に、戦略や施策を導くところに焦点を当てています。
Webのサービス領域は、拡大傾向。ipeでは、SEOを基盤として、今後他分野を含めたITに関わる様々な事業を行っていく予定です。そのためWeb全体を見渡し、新規のプロジェクトに携わっていきたいと思っています。